「第4回震災問題研究交流会」開催のお知らせ(2018.3.23)

社会学系コンソーシアム事務局より、「第4回震災問題研究交流会」の案内が届きました。2018年3月23日に開催予定です。同研究会では報告者もあわせて募集しており、報告申し込みの締め切りは2018年1月31日です。

関心のある方は、以下の案内文から詳細を確認し、申し込むようにしてください。

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「第4回震災問題研究交流会」開催のお知らせ

日本社会学会 震災問題情報連絡会
研究交流会代表 早稲田大学 浦野正樹

2017年3月に開催した第3回東日本大震災研究交流会を、今年度も下記のとおり開催いたします。この交流会は、日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた震災情報連絡会から発展したものです。今年度も、幅広い分野からの参加を歓迎いたします。
今回は東日本大震災に限らず、熊本地震や集中豪雨災害等の甚大な災害の発生をふまえ、災害と社会との関わりや影響を含めて幅広い研究交流が出来ればという思いから、震災問題研究交流会と名称を変えて開催いたします。発表者だけでなく、参加して一緒に討論していただける方、社会学者と一緒に議論してみたい他分野の研究者、行政担当者、マスコミ関係者、災害研究に関心をお持ちの方にも参加していただきたいと思っています。

※昨年までの研究交流会につきましては、プログラムなど、以下リンク先からご覧いただけます。
http://www.gakkai.ne.jp/jss/2011/09/17111811.php

本年はちょうど、震災から7年で、東日本大震災のこれまでの研究の蓄積についても振返り、今後の研究のあり方や今後の研究交流のあり方について議論できたらと考えています。本交流会では研究発表を募集し、最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、今後の震災研究に関連する討論の時間も、なるべく長く確保したいと思います。

開催日時:2018年3月23日(金)10:00~17:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス(文学学術院キャンパス)33号館3階第一会議室*

*時間については、報告者の数などで若干変更があるかもしれません。
*プログラムは、決定後に、参加者にご連絡します。日本社会学会のウェブサイトの「東日本大震災関連ページ」の「3.研究活動委員会からお知らせ」にも掲載する予定です。

≪研究発表・報告者の募集について≫

本交流会では、社会学および関連諸分野の研究発表を募集します。発表時間などは、報告希望者の数により変動しますので、予めご了承ください。
昨年度は25本の報告が行なわれました。できれば前回同様、報告要旨をまとめた簡単な報告書を後日、作成したいと思います。

≪報告の申し込み方法≫

(1)お名前、(2)ご所属、(2)ご連絡先(Emailアドレス)、(4)専門分野、(5)報告タイトル、(6)報告要旨(150字程度・形式自由)を、下記連絡先までEmailにてお知らせください。

報告申し込み締め切り:2018年1月31日(水)
報告申し込み先:震災問題研究交流会事務局(office150315dcworkshop(アットマーク)gmail.com)

※Emailのタイトルには「震災問題研究交流会報告申込」と記入してください。
※(1) (2)について共同報告者がいる場合は、共同報告者の情報もすべて記入いただいたうえで、筆頭報告者に丸をつけてください。
※交流会にて報告を希望されず、参加のみ希望の方も、上記事務局まで事前に参加人数の連絡をいただければ幸甚です。

皆様のご参加・ご報告をお待ちしております。

以上。

社会学系コンソーシアム第10回シンポジウム『高度経済成長期<日本型システム>から何を学ぶか』のお知らせ(2018.1.27)

社会学系コンソーシアムより、第10回シンポジウム『高度経済成長期<日本型システム>から何を学ぶか』の案内が届きました。開催日は2018年1月27日(土)です。概要について、以下に転記します。参加にあたっての事前申し込みは不要です。関心のある方は、社会学系コンソーシアム公式WEBサイトを確認の上、お気軽にご参加下さい。
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社会学系コンソーシアム 第10回シンポジウム
「高度経済成長期<日本型システム>から何を学ぶか」

【日時】2018年1月27日(土)13:30-16:30
【場所】日本学術会議講堂(東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5番出口徒歩1分)
参加費・事前申し込みは不要です。

現代社会における諸現象を考察するさい、われわれはその参照基準として、高度経済成長期を中心とした<日本型システム>の形成過程とその特性・問題点を位置づける。しかし現時点において、<日本型システム>に関する知見が共有されているとはいえない。こうした認識を前提に、<日本型システム>を再考することは必須の課題である。
このシンポジウムでは、現代日本の諸課題にとりくむ気鋭の社会学研究者から、<日本型システム>の特性と問題を批判的検討・議論いただき、戦後日本史再編へとつなげたい。

【プログラム】

  1. <戦後家族モデル>再考 田渕六郎(日本家族社会学会会員、上智大学教授)
  2. 労働における「日本システム」論の反省と展望――高度経済成長期の位置づけを中心に 中川宗人(関東社会学会会員、東京大学社会科学研究所特任研究員)
  3. カリキュラム政策の変遷における高度経済成長期の位置 岡本智周(日本社会学史学会会員、筑波大学准教授)
  4. 「家族丸抱え」から「施設丸投げ」へ――日本“残余”福祉の形成史 竹端寛(日本社会福祉学会会員、山梨学院大学教授)
  5. 高度成長期における地域生活――労働連帯の浸食 中澤秀雄(地域社会学会会員、中央大学教授)

【討論者】

  • 今田高俊(日本学術会議連携会員、東京工業大学名誉教授)
  • 山田真茂留(日本学術会議連携会員、早稲田大学教授)

【オーガナイザー・司会】

  • 嶋崎尚子(社会学系コンソーシアム理事、早稲田大学教授)
  • 岡田勇(社会学系コンソーシアム理事、創価大学准教授)

【閉会挨拶】

  • 野宮大志郎(日本学術会議フューチャー・ソシオロジー分科会委員、中央大学教授)

【主催】

  • 社会学系コンソーシアム、日本学術会議社会学委員会フューチャー・ソシオロジー分科会

【お問い合わせ】

  • 社会学系コンソーシアム事務局 socconsortium(アットマーク)socconso.com

シンポジウムポスター(PDF形式)

以上。

2018年度第69回大会若手企画部会:第四回打合せ会合(研究会)のご案内(2017.12.21)

2018年度第69回大会では、若手企画部会「〈語り〉に着目した調査研究の課題を考える――〈病いの語り〉研究の検討を中心に」を開催します。この部会に関連した第四回打合せ会合(研究会)を、2017年12月21日(木)、龍谷大学梅田キャンパスにて開催予定です。事前申し込みなどは不要ですので、関心のある方はお気軽にご参加下さい。
以下、企画者である志水洋人氏の告知文を転載します。

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第四回打合せ会合(研究会)のご案内

  • 日時:2017年12月21日(木)18:00~21:00
  • 場所:龍谷大学梅田キャンパス(〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウェスト オフィスタワー14階)
  • 報告者:髙木美歩(立命館大学先端総合学術研究科)
  • 事前参加申し込みなどは不要です。当日、会場に直接お越しください。

 今回開催する第四回では、髙木美歩氏(立命館大学先端総合学術研究科)を招き、「自閉症者」の手記・伝記という形式の「語り」が、「自閉症」概念の変遷のなかでどのような意味をもつのか、欧米で出版された手記・伝記を素材に報告をいただく。
なお、第五回打合せ会合(研究会)では、企画者・報告者らが集まり、大会前のプレ発表を行う予定です。詳細が確定次第追ってご案内をいたします。

第69回大会若手企画部会:〈語り〉に着目した調査研究の課題を考える
――〈病いの語り〉研究の検討を中心に――

 主旨:社会学では、調査対象者の〈語り〉、すなわち、何らかの物語性をもって述懐されるところのものや、述懐するというその行為は、いわゆる質的調査において重要な位置を占めてきた。本部会の企画者らが専攻する医療社会学においても、〈病いの語り〉研究として緩やかに括られる多くの研究が存在する。個人の経験の軌跡を分析単位とするこの視点は、医療社会学ひいては社会学一般に対して多大な貢献をしてきた。しかし一方で、こうした研究がしばしば「語りの特権化」(Atkinson 1997)をしているとする批判がある。具体的には、語られたものこそがその個人の「真の」経験を理解するための一段優れたデータとみなされたり、病いに関わる経験が自律的主体としての語り手による意味生成の側面に還元されその行為の社会的文脈が捨象されている、とする指摘である。このような指摘は、質的調査、とくにインタビュー調査に依る研究一般にも一定程度通底するような方法論的課題を提起している。本企画は、先行研究の検討と各々の登壇者の調査経験の報告を通して、上記のような批判に研究者がいかに応えうるかについて一定の道筋を示すことを一つの目的としている。(参考文献:Atkinson, P., 1997, “Narrative Turn or Blind Alley?” Qualitative Health Research, 7(3): 325–44.)

  • 企画者:志水洋人・上野彩(大阪大学人間科学研究科)
  • 報告者:未定(企画者を含む4~5名を予定)
  • 主催:関西社会学会
  • 協賛:医療社会学研究会・医療人文学研究会

以上。

「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2018年度第1回募集のお知らせ(2017年12月25日締切)

NHK番組アーカイブス学術利用トライアル事務局より、2018年度第1回募集の案内が届きました。このプロジェクトは2010年からスタートし、2016年度・17年度あわせて合計94件の応募があったとのことです。
以下、概要を転記します。なお、応募を検討される方は、必ずプロジェクトの公式ホームページを確認して下さい。

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「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2018年度第1回募集

NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。
公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。

  • 第1回閲覧期間:2018年3月~5月 (1組 20日間まで利用可)
  • 募集対象者:大学または高等専門学校、公的研究所に所属する職員・研究者、大学院生
  • 募集締切: 2017年12月25日
  • 募集研究数:放送博物館 6件、大阪放送局 3件

応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

以上。

SASE(Society for the Advancement of Socio-Economics)京都大会のお知らせ(2018.6.23-25)

2018年6月23日から25日の日程で、SASE(Society for the Advancement of Socio-Economics)の第30回大会が、同志社大学今出川キャンパスで開催されます。大会のテーマは、「世界秩序の再検討:平等、民主主義、正義の未来のために」です。なお、大会に先立ち、2018年6月21日から22日の期間、若手研究者のためのセッションも開催予定です。
参加受付は2017年12月から、アブストラクトの受け付けは2018年2月から予定されています。関心のある方は、以下に転記する学会及び大会公式WEBサイトなどを必ず確認して下さい。

嗜好品文化研究会より「平成30年度研究助成公募」のご案内(2017年12月25日〆切)

嗜好品文化研究会より、平成30年度研究助成公募の案内が届きました。応募締め切りは、2017年12月25日(月曜)です。以下、概要を転記します。
なお、応募を検討されている方は、必ず嗜好品文化研究会の公式ホームページを確認して下さい。

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嗜好品文化研究会・平成30年度研究助成公募のご案内(12月25日締切)

嗜好品文化研究会は、平成18年度(2006)から、次世代の嗜好品文化についての研究振興を目的に、嗜好品のありようや可能性に関心を寄せる若手研究者の研究を支援する活動(研究奨励事業)を行っています。

[助成対象となる研究]

  • さまざまの時代、地域での嗜好品のありようをテーマとした文化研究を助成の対象とします。薬学・医学・栄養学的見地のみの研究は助成対象としません。
  • ここで嗜好品とは、栄養摂取のためではなく、愉しむことを目的に摂取するもののことです。酒、たばこ、コーヒー、茶・紅茶などがその代表とされます。しかし、通常は嗜好品と思われていないものでも、それに似た役割をはたしているものや行動については、嗜好品に準ずるものと考え、研究助成の対象としていますので、その物や行動がどのように嗜好品的であるかについて、申請書の中に叙述してください。
  • 海外調査をともなう研究も可です。
  • あくまで個人研究が対象です。(共同研究、ならびに、助手アルバイトなどを動員した研究は助成の対象外)

[応募資格]

  • 研究開始時に日本の大学の大学院に在籍する学生が対象です。(留学生を含む。来年度大学院進学予定者、あるいは休学中、海外からの出願も可)

[応募受付期間]

  • 平成29年10月1日-12月25日(必着)

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[研究期間]

  • 平成30年4月1日から平成30年8月31日までの17カ月。

[研究費]

  • 助成する研究費は1件あたり60万円。

[研究実施にともなう書類の提出と研究成果の発表]

  • 研究期間の中間時(平成31年1月)に「中間報告書」を提出
  • 嗜好品文化フォーラム(平成31年5月開催予定)において口頭発表
  • 最終報告書提出(平成31年8月31日期限)
  • 研究費使用報告書(平成31年8月31日期限)

[申請書類送付先・連絡先]

〒604-0863
京都市中京区夷川通室町東入巴町83番地 CDI内
嗜好品文化研究会事務局「研究奨励事業公募」係
TEL:075-253-0660 FAX:075-253-0661
URL:http://www.cdij.org/shikohin/
E-mail:shikohin[アットマーク]cdij.org

以上。

2018年度第69回大会若手企画部会:第三回打合せ会合(研究会)のご案内(2017.10.28)

2018年度第69回大会若手企画部会に関連した、第三回打合せ会合(研究会)についてご案内します。この第三回研究会は2017年10月28日(土)に、龍谷大学梅田キャンパスにて開催予定です。事前申し込みなどは不要ですので、関心のある方はお気軽にご参加下さい。
以下、企画者である志水洋人氏の告知文を転載します。

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69回大会若手企画部会:〈語り〉に着目した調査研究の課題を考える
――
〈病いの語り〉研究の検討を中心に――

 主旨:社会学では、調査対象者の〈語り〉、すなわち、何らかの物語性をもって述懐されるところのものや、述懐するというその行為は、いわゆる質的調査において重要な位置を占めてきた。本企画の報告者らが専攻する医療社会学においても、〈病いの語り〉研究として緩やかに括られる多くの研究が、個人の経験の軌跡を分析単位とするこの視点をもって、医療社会学ひいては社会学一般に対して多大な貢献をしてきた。しかし一方で、こうした研究がしばしば「語りの特権化」(Atkinson 1997)をしているとする批判がある。具体的には、語られたものこそがその個人の「真の」経験を理解するための一段優れたデータとみなされたり、病いに関わる経験が自律的主体としての語り手による意味生成の側面に還元されその行為の社会的文脈が捨象されている、とする指摘である。このような指摘は、質的調査、とくにインタビュー調査に依る研究一般にも一定程度通底するような方法論的課題を提起している。本企画は、先行研究の検討と各々の登壇者の調査経験の報告を通して、上記のような批判に研究者がいかに応えうるかについて一定の道筋を示すことを一つの目的としている。(参考文献:Atkinson, P., 1997, “Narrative Turn or Blind Alley?” Qualitative Health Research, 7(3): 325–44.)

  • 企画者:志水洋人・上野彩(大阪大学人間科学研究科)
  • 報告者:未定(企画者を含む4~5名を予定)
  • 主催:関西社会学会
  • 協賛:医療社会学研究会・医療人文学研究会

 

第三回打合せ会合(研究会)のご案内

大会に先行して、公開の打合せ会合(研究会)を計5回開催予定です。つきましては、第三回打合せ会合(研究会)を、以下の日時・場所にて、行うこととなりました。どなたでも参加可能ですので、ぜひご関心のある方にご参加いただければ幸いです。

  • 日時:2017年10月28日(土)17:00~20:00
  • 場所:龍谷大学梅田キャンパス(〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウェスト オフィスタワー14階)

これまでに行った第一回・第二回打合せ会合(研究会)では、本企画にあたって企画者が示唆を得た論文の主なものであるAtkinson(1997)と、その論文の発表以降に英米の研究者の間で展開された論争をレビュー・整理してきた。今回開催する第三回では、医療社会学者・山中浩司氏(大阪大学)を招き、上述の批判・論争に対して社会学者はいかに応えうるかについて、近年の医療社会学における「病人役割」概念の衰勢を一つの着眼点として、報告をいただく。

第四回以降の研究会(登壇者ら自身の調査研究経験を交えた報告を予定)については、詳細が確定次第追ってご案内をいたします。

以上。

 

「平成30年度公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)助成研究」募集案内

公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)から、「平成30年度TASC助成研究」の案内が届きました。嗜好品に係る人文科学・社会科学の研究が対象です。申請受付期間は2017年12月4日(月・当日消印有効)までです。以下、概要を転記します。

なお、応募を検討される方は必ず、公益財団法人たばこ総合研究センターの公式ホームページを確認して下さい。

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公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC) 平成30年度助成研究募集のご案内

 当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。この度「平成30年度分助成研究」の募集を開始いたしました。

下記の通り募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。皆様のご応募をお待ち申し上げております。

  • 募集期間:2017年10月2日(月)~2017年12月4日(月・当日消印有効)
  • 募集要項、申請書の入手方法:
    • 当センターのホームページからダウンロードいただけます。
    • 申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載してありますのでご覧ください。 http://www.tasc.or.jp/

ご不明な点等ございましたら、公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC) 研究助成担当までお問い合わせください。

以上。

シンポジウム「これはカゾクか:未来の『家族』のかたち」(2017.9.30) のご案内

日本学術会議社会学委員会フューチャー・ソシオロジー分科会より、以下のシンポジウムの案内が届きました。開催日時は、2017年9月30日です。以下、概要を転記します。

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これはカゾクか:未来の「家族」のかたち
日本学術会議フューチャー・ソシオロジー分科会 公開シンポジウム

日時:2017年9月30日(土)13:30−17:00
会場:学習院大学目白キャンパス中央教育棟303号室

私たちは今、大きな転換点に立っています。格差の拡大、エネルギー政策、福祉制度、高齢化社会、家族の変化、移民・難民など、既存の研究枠組みでは十分に把握できない問題が多方面から噴出しています。こうした問題に立ち向かい解決を目指すには、新しい発想にもとづく新しい学問の創出が必要です。
私たちは、2016年10月のシンポジウムで、新しい社会学「フューチャー・ソシオロジー」の創出宣言をしました。本シンポジウムでは、その宣言を受け、まず家族の問題に立ち向かいます。「近代」の生産物である今日の家族は、今後50年のあいだに全く異なるものになると予想されます。どのような家族になるのか、家族の定義や内実が全く変わるのか。新しい家族のかたちを予想し、対応策を議論します。

<挨拶>

  • 13:30 開会挨拶 遠藤薫(学習院大学法学部教授)
  • 13:40 趣旨説明 佐藤義倫(東北大学大学院文学研究科副研究科長)

<報告>

  • 13:50 問題提起  「核分裂家族―モダニズム再考」 今田高俊(東京工業大学名誉教授・統計数理研究所客員教授)
  • 14:05 新しい親密圏「シェアハウスが反射する家族―親密性・ケア・共同生活」 久保田裕之(日本大学文理学部准教授)
  • 14:25 親と子の未来「<ハイブリッド>な親子のゆくえ―融合・反転・競合」 野辺陽子(高知県立大学地域教育研究センター講師)
  • 14:45 人間と機械が作る家族「AI、ロボット、ネットワーク」 栗原聡(電気通信大学大学院情報理工学研究科授)
  • 15:05 休 憩

<総合討論> (司会:稲葉昭英慶応義塾大学教授)

  • 15:20 討論者討論:「社会学の持続可能性:家族の変容に対して社会学はどう対応すべきか―家族の死と再生」 矢澤修次郎(一橋大学名誉教授)
  • 15:35 全体討論
  • 16:40 総括討論:「カゾクの未来」 渡辺秀樹(帝京大学文学部教授)
  • 16:55 閉会挨拶 野宮大志郎(中央大学文学部教授)

主催:日本学術会議社会学委員会フューチャー・ソシオロジー分科会
連絡先:FS分科会 野宮大志郎(dainom[アットマーク]tamacc.chuo-u.ac.jp)

2018年度笹川科学研究助成の募集について

公益財団法人日本科学協会より、2018年度笹川科学研究助成の公募についての案内が届きました。申請期間は、2017年 9月15日から2017年10月16日 23:59 までです。以下、概要を転記します。
なお、応募を検討される方は、必ず同法人の公式WEBサイトにて、詳細を確認して下さい。

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2018年度笹川科学研究助成公募について

  • 申請期間:【学術研究部門】・【実践研究部門】
    • ユーザ登録:2017年9月4日開始
    • 申請期間 :2017年9月15日から 2017年10月16日23:59 まで
      • 実践研究部門の受付締切が早まり、学術研究部門と同じとなりました。
  • 主な募集対象者
    • 【学術研究部門】
      • 大学院生(修士課程・博士課程)
      • 35歳以下の若手研究者
    • 【実践研究部門】
      • 博物館、NPOなどに所属している者
  • 申請方法
  • 募集告知ポスターはこちらから閲覧できます。

以上。