2024年度第75回大会は、下記の会場と日程で開催予定です。
大会会場:大和大学社会学部(対面形式)
大会日程:2024年5月25日(土)・26日(日)
Kansai Sociological Association
2024年度第75回大会は、下記の会場と日程で開催予定です。
大会会場:大和大学社会学部(対面形式)
大会日程:2024年5月25日(土)・26日(日)
研究活動委員会よりお知らせです。
「第三回関社インカレ博論セミナー(略称:KIDS)」の報告者を募集します。
博士論文を構想、あるいは執筆している博士課程の大学院生が、自分の大学以外の希望する教員を前に報告して一緒に考えを深めることを目的にした「関社インカレ博論セミナー(KIDS)」を今年度も開催します。
このKIDSプログラムは、2021年度、コロナ禍の最中で特に苦労している若手研究者支援と大学間の研究交流を広げることを目指して開始されました。報告者が希望した他大学所属のコメンテーターがコメントして、その後フロアを交えてディスカッションするというスタイルは参加者にも好評で、これまでとは異なる視点や発想を得たという感想が寄せられています。
現在執筆の最終段階にある方に限定せず、博士論文を構想している段階でも構いません。下記の応募情報を確認のうえ、多くの院生の方の積極的な応募をお待ちしています。
KIDS 2023応募について
1. 開催時期:2024年3月30日(土曜)
時間帯は報告希望者の数により変わるので、確定次第、お知らせします。
2. 開催形態:対面(ただし報告とコメント、討論はZOOMによるリアルタイム配信)
3. 応募資格:博士論文を作成中の方。本学会非会員も可。ただし本企画への応募と同時に入会申し込みをすることが推奨される。
4.応募要領:2024年1月9日(火)17時必着。氏名、所属、学年(あるいは研究員などのステイタス)、連絡がつくメールアドレス、コメント希望者2名までの氏名と、現在の博論構想要旨(A4・1枚)、を記したワードファイルをメール添付でKIDS事務局メールアドレス(KSA.kids2023@gmail.com)まで提出すること。
*応募者多数でキャパシティを超えた場合は、研究活動委員会でセレクションを行いますので、ご了承ください。
*コメンテ―ターは報告者の所属大学以外に所属する本学会会員とします。コメントを希望する方が会員か非会員か不明のときはまず希望を記してください。採否決定後、研究活動委員会で調整を行います。
5.開催要領:報告者は開催1週間前までに報告資料を作成し、研究活動委員会に送付する。
当日は1報告者あたり45分~1時間の持ち時間とし、報告者の博士論文構想報告のあと、コメンテーター1名がコメントをし、その後参加者を交えたディスカッションを行う。
プログラムが確定しましたら、開催より1カ月以上前に、会員一斉メール・ホームページにて参加要領とともに告知いたします。
関西社会学会研究活動委員会
(KIDS担当 松田素二)
早稲田大学教育・総合科学学術院/教育学部社会科公共市民学専修では、2025年4月着任のメディア論・コミュニケーション論・社会学担当の教員を公募しています。応募締め切りは2024年2月10日です。詳しくは以下のJREC-IN ポータルの公募情報をご覧ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D123111923&ln_jor=0
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D123111923&ln_jor=0&ln=1
研究活動委員会より、2024年度第75回大会若手企画「状況の社会学」主催のシンポジウム開催のお知らせです。関心のある方は、ふるってご参加ください。
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12月23日(土)シンポジウム「アーヴィング・ゴフマンと状況の社会学」開催のお知らせ
シンポジウム「アーヴィング・ゴフマンと状況の社会学」を以下の通り開催いたします。ご参加のほど何卒よろしくお願いいたします。
開催趣旨
2022年にアーヴィング・ゴフマンは生誕100周年を迎え、ゴフマンの社会学に対する注目はさらに集めています。本シンポジウムでは、米国の社会学者、アン・ロールズが提唱する「状況の社会学」というキーワードを手がかりにしながら、ゴフマンの知的遺産の捉え直しを試み、多角的な観点から議論を行います。
日時
2023年12月23日(土)13時00分-16時30分
場所
大阪大学大学院人間科学研究科 東館207教室
申し込み(12月21日まで)
https://forms.gle/hydUnDwUQfoZkpzj9
プログラム
Ⅰ.企画趣旨説明(13時00分-13時10分)
若狹 優(神戸大学)
Ⅱ.研究報告(13時10分-15時10分)
司会 藤川 信夫(大阪大学)
1.感情管理と性格帰属――相互行為秩序から見た「感情」と「個人」の位置
木村 雅史(作新学院大学)
2.状況とは何かーーヒューズとゴフマンから考える「状況の社会学」の始め方
若狹 優(神戸大学)
3.人はスティグマを抱えて生きる術をいかに学ぶのか
奥村 晴奈(大阪大学)
Ⅲ.指定討論(15時10分-16時00分)
討論者 小島 奈名子(明治国際医療大学)
Ⅳ.全体討論(16時00分-16時30分)
主催
状況の社会学研究会、大阪大学大学院人間科学研究科臨床教育学講座人間変容論研究分野
共催
科研費課題(若手研究)「デジタルメディア研究への応用を志向したゴフマン理論の再構築:「共在」に注目して」(23K12618)、関西社会学会、大阪大学大学院人間科学研究科
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研究活動委員会より、2024年度第75回大会若手企画部会について、お知らせいたします。大会までに関連シンポジウムを複数回開催する予定です。何卒よろしくお願いいたします。
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2024年度(第75回)大会若手企画
テーマ
「状況の社会学」の可能性を探求する――ゴフマン社会学とエスノメソドロジーの結節点に注目して
概要
社会学において「相互行為」という研究領域は、ゲオルグ・ジンメルによって開拓され、アーヴィング・ゴフマンによって確立されたといえるだろう。ゴフマン以降、相互行為の研究は、エスノメソドロジーや会話分析などの領域で精緻な経験的研究として発展したが、両者のつながりに関しては、どちらも相互行為を探究の対象としている以外には、あまり目を向けられてこなかった。しかしながら、近年の研究では、ゴフマンとハロルド・ガーフィンケルやハーヴェイ・サックスといったエスノメソドロジーの大家たちとの知的交流の軌跡がアーカイブの分析から明らかにされ、ゴフマン社会学とエスノメソドロジーの関係性に注目が集まっている。同時代、同じ米国で生まれたゴフマン社会学とエスノメソドロジーは互いに影響を与え合いながら、相互行為という研究領域を形作っていった。こうした点を踏まえて、アン・ロールズはゴフマン社会学とエスノメソドロジーそれぞれ独立して捉えるのではなく、包括的に「状況の社会学(sociology of situations)」として捉え直し、位置づけ直さなければならないと言う(Anne Warfield Rawls, 2003, “Orders of Interaction and Intelligibility: Intersections between Goffman and Garfinkel by Way of Durkheim,” A. Javier Trevino ed., Goffman’s Legacy, Lanham: Rowman & Littlefield Publishers, 216-53.)。
本部会では、この「状況の社会学」をキーワードとして、ゴフマン社会学とエスノメソドロジーの関係性を改めて問い直し、相互行為を研究対象とする社会学の方法論的意義や課題について、理論・学説・経験研究への応用など、様々な視点から考察することを目的としている。相互行為の社会学的研究には、しばしばミクロな現象を取り扱うことに終始し、社会構造を考察することができていないという「誤解」がつきまとう。こうした困難を乗り越えて、相互行為から社会を考察するための視点として、「状況の社会学」はどれほど有益なものなのか。また、「状況の社会学」をするためには、どのような方法論的課題を克服せねばならないのか。これらの点について、ゴフマン社会学の研究者、エスノメソドロジーの研究者の両面から報告を行い、検討を行う。
企画者・報告者:若狹優(神戸大学)
報告者:木村雅史(作新学院大学)、粕谷圭佑(奈良教育大学)、成田まお(神戸大学大学院)
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関係各位
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、
ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。
この度「2024年度分助成研究」の募集を開始いたしました。
下記の通り募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。
皆様のご応募をお待ち申し上げております。
記
■件名:2024年度TASC助成研究
■募集期間:2023年10月2日(月)~2023年12月1日(金)
■募集要項、申請書の入手方法
当センターのホームページからダウンロードいただけます。
申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載してありますのでご覧ください。
ご不明な点等ございましたら、TASC研究助成担当(info@tasc.or.jp)までお問い合わせください。
以上、よろしくお願い申し上げます。
長崎県立大学地域創造学部公共政策学科では、
(1) 専門分野:社会学(計量分析ができることが望ましい)
(2) 担当科目:社会学概論、社会調査法、社会調査演習、基礎演習、
(3) 職位:教授、准教授
(4) 応募締切:2023年11月10日(必着)
詳細は下記の大学WebページおよびJREC-
長崎県立大学公募情報
https://sun.ac.jp/files/libs/
Jrec-inのサイト
https://jrecin.jst.go.jp/seek/
2023年5月13日(土)〜14日(日),関西社会学会第74回大会は,京都先端科学大学にて対面で開催されました。4年ぶりの対面開催ということで,一般研究報告は15部会59報告。参加者も多く,いずれの部会でも活発な議論が展開されました。またオンライン開催で蓄積した大会運営の方法(特設サイトでの参加申込,参加費の事前振込など)を一部継承しつつ,報告要旨集はPDF化し,一括ダウンロード形式を導入するなど,新たな試みも進めました。
2020年に始まった「自著を語る〜MY FIRST BOOK〜」も継続して開催しました。今年度は対象者を広げたこともあり,2部会での開催となり8名が,著書に込めた思いを語ってくれました。またFIRT BOOK刊行までの著者や編集者の思いを聞こうと,部会には溢れんばかりの参加があり,熱い議論が展開されました。
開催校シンポジウム「京都を複眼的に解き明かす」は,開催校である京都先端科学大学の先生方による学際的なシンポジウムとなりました。京都先端科学大学の人文学部に昨年発足した京都を対象としつつ普遍的な知の体系の構築を目指す「国際キョートロジー・センター」を中心に,文化社会学,日本史,コミュニティ論・フィールドワークの視点から京都に迫るシンポジウムとなりました。参加者は約30人。司会は竹内有子さん,報告者は,演劇を中心に文化の社会学を専門とする川田耕さん,日本近世史を専門とする鍛冶宏介さん,コミュニケーションの社会学を軸にコミュニティ研究を手がける岡本裕介さん。討論者は大会実行委員長でもある佐藤嘉倫さんでした。
大会シンポジウム「社会学と在日朝鮮人研究」では,在日コリアンの集住地区が点在し,研究のひとつの拠点として多くの知見が蓄積されてきた関西において,社会学のなかでの在日朝鮮人研究の意義を検討することをめざし,関西社会学会を代表する中堅の研究者に登壇していただいた。参加者は約50人。司会は高谷幸さん(東京大学)と蘭信三さん(大和大学)。報告者は李洪章さん(神戸学院大学),徐阿貴さん(福岡女子大学),川端浩平さん(津田塾大学)で,コメンテーターは板垣竜太さん(同志社大学)と片田孫晶さん(立命館大学)。ジェンダーの観点やラッパーという活動から読み解くことで在日朝鮮人研究の「現在地」をおおいに知る契機となりました。
なお,自著を語る,開催校シンポジウム,大会シンポジウムについては次号『フォーラム現代社会学』で詳しくご紹介させていただく予定です。
久しぶりの対面開催となり,慣れない中で大会を運営いただきました京都先端科学大学実行委員会,司会担当の先生方をはじめたくさんの方々のご支援により,無事に大会を終えることができました。
皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。
(研究活動委員長 平井晶子)
—以下は大会関連の告知内容のリンク先です。—
このたび、大阪公立大学現代システム科学研究科では、「社会学」の「准教授または講師」の公募を行うこととなりました。
募集人員
准教授又は講師 1名
所属
現代システム科学研究科・現代システム科学専攻・人間科学分野
現代システム科学域・環境社会システム学類
研究分野の内容
社会学。実証的調査研究が含まれていることが望ましい。
担当授業科目(予定)
・基幹教育
「初年次ゼミナール」、社会学系の総合教養科目
・学域
「文化の社会学」、「PBL演習(社会調査)」、「環境社会システム学演習」、「環境社会システム学卒業研究」、社会調査士系科目
・研究科
演習科目、研究科目、特論科目(「文化社会学特論」等)
※大阪府立大学の学生が在学中は、対応する教育についても担当していただきます。
着任予定時期
2024年4月1日
勤務場所
大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス
応募締切
2023年10月2日(月)消印有効
詳しくは下記のホームページをご参照ください。
大阪公立大学現代システム科学研究科 公募詳細:
https://www.omu.ac.jp/research/recruit/faculty/entry-00334.html