関西社会学会第75回大会に関する情報を、お伝えします。2024年度第75回大会は、大和大学にて対面で開催いたします。
また、昨年度同様、第75回大会でも、参加申込を大会ホームページからの事前受付のみとさせていただきます。報告についても、大会ホームページからの申込となります。
具体的には、以下リンク先の通りです。
Kansai Sociological Association
関西社会学会第75回大会に関する情報を、お伝えします。2024年度第75回大会は、大和大学にて対面で開催いたします。
また、昨年度同様、第75回大会でも、参加申込を大会ホームページからの事前受付のみとさせていただきます。報告についても、大会ホームページからの申込となります。
具体的には、以下リンク先の通りです。
以下、ご案内させていただきます。
日本スポーツ社会学会 第33回大会
1. 開催期間
2024年3月16日(土)・17日(日)
2. 会 場
日本大学スポーツ科学部三軒茶屋キャンパス
東京都世田谷区下馬3-34-1
3. 主 催
日本スポーツ社会学会 http://www.jsss.jp/
4. 第33回大会実行委員会
会場責任者 加藤幸真(日本大学スポーツ科学部)
実行委員長 水上博司(日本大学文理学部)
実行委員 北田典子(日本大学スポーツ科学部)
実行委員 松尾絵梨子(日本大学スポーツ科学部)
実行委員 石岡丈昇(日本大学文理学部)
実行委員 吉田明子(日本大学文理学部)
実行委員 加藤秀治(日本大学国際関係学部)
第33回大会ホームページ
https://spsociology.org/
学会長挨拶
このたびの2024年1月1日の能登半島地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を捧げますとともに、被災された皆様、またご家族・関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災者の救助・救済活動と被災地の復興支援のためにご尽力されている方々に心より敬意を表しますとともに被災地域の皆様の安全と、一日も早い復興と心の安寧をお祈り申し上げます。
日本スポーツ社会学会第33回大会が、日本大学三軒茶屋キャンパスにおいて開催されます。この間、水上博司実行委員長のもと、多くの皆様がご尽力くださり開催できますことを心より厚く御礼申し上げます。
「現場は理論の先をいく」ではありませんが、現場ではさまざまなスポーツ課題、社会課題が散見されます。2020東京オリンピック・パラリンピックの総括はされたのか、本年開催されるパリオリンピック・パラリンピックの意味をどう捉えればよいのか、なくならないスポーツ指導における暴力・ハラスメント問題、国家ぐるみのドーピング問題、ジェンダー問題、障がい者スポーツをめぐる問題、スポーツ権をめぐる問題、eスポーツの位置づけと意味、機能をめぐる問題など、スポーツの「公共性」「自由」「権利」「平等性」「多様性」等をめぐる問題が山積しています。それらの問題群に対して社会学的にどのようにアプローチし理論化できるのか、ひいては社会学の理論の構築に寄与できるのか。
学会大会において、シンポジウムや口頭発表を通して、さまざまな問題意識に基づき研究報告がなされます。学的進展のためには、触発機能が重要です。本学会のシンポジウムや口頭発表、また懇親会も久しぶりに開催されますので、お互いが触発しあういわば「相互触発」の場として活用いただければ幸いです。皆様と学会大会でお会いできることを楽しみにしております。
最後に本学会大会のために尽力くださっている実行委員会の皆様、また日頃より学会運営に尽力くださっている理事・監事をはじめとした皆様に心から感謝申し上げます。
日本スポーツ社会学会
会長 松尾哲矢(立教大学)
京都大学人間・環境学系(大学院人間・環境学研究科)では、20
応募締め切りは2024年4月18日です。すべての提出書類をオ
詳しくは下記のJREC-INポータルおよび京都大学大学院人間
https://jrecin.jst.go.jp/seek/
研究活動委員会では、次の次の大会(2025年度第76回大会)時に、若手研究者がコーディネートする部会の開催を支援します。
この企画は、修士課程終了後、概ね10年以内の方が、プログラムの一般報告の時間に開催する、新たな部会を企画された場合、上限10万円の経費補助をおこなうものです。経費は、事前の打ち合わせの会場費、資料代(書籍代・コピー代)、当日学会員以外の方に登壇していただく際の交通費等に当てることができます。
若手企画の開催方法(シンポジウム、ワークショップ、ゲスト講演その他)や、準備のための研究会の運営方法(公開/非公開)や回数は、目的に沿うかたちで自主的に決めることができます。ふるってのご応募をお待ちしております。
企画の申込、お問い合わせは下記アドレス宛にEmailにてお願いします。関西社会学会ホームページ掲載の過去の若手企画部会記事もご参照ください。
①申込の際の電子メールの標題
「76回 若手企画 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」
②申込記載内容
(1)代表者および参加予定者の氏名・所属・本学会会員/非会員の別
(2)若手企画のタイトルと概要(800字程度)
※上記(1)(2)の内容をWordまたはテキストファイルで作成し、メール添付にて提出してください。
※代表者は本学会会員とします。申請時点で非会員の場合、本企画への応募と同時に入会申し込みをお願いします。また参加予定者は応募時点で未確定でも構いません。
なお、部会への非会員の参加は、参加予定人数の半数を超えない限り可能とします。
③申込締め切り 2024年3月8日(金)17:00
※企画の採否は2024年4月上旬開催予定の理事会で決定し、結果を同4月中旬にお知らせする予定です。応募者多数の場合、研究活動委員会で選考を行う可能性がある旨、あらかじめご了承ください。
④申込先
関西社会学会研究活動委員会 E-mail 2023kansya(アットマーク)gmail.com
※「2023」の箇所にお間違えのないようにご注意ください。
⑤備考
採択された企画については、研究活動委員との第1回の打ち合わせを2024年度第75回大会時(2024年5月25日)に開催する予定です。こちらもご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
(研究活動理事 梅村麦生)
今回は大会初日土曜(5月25日)の午後に、開催校シンポジウム「戦争社会学の可能性と課題―岩波シリーズ『戦争と社会』を手掛かりに―」を企画しています。
「戦争の時代」「戦時下で生きる」という言葉がリアリティを持つ状況に私たちはある。2022年2月24日ロシアによるウクライナ侵攻に始まりいまも続くロシア・ウクライナ戦争、2023年10月7日ハマスによる越境攻撃とイスラエルの報復攻撃によるパレスチナでの暴力の応酬と惨状を目の当たりにし、私たちは「戦争と暴力」に立ちすくんでいる。
第二次世界大戦、あるいはアジア太平洋戦争が終結して78年が経つ。敗戦で日本社会は軍隊・戦争を放棄し、長らく「平和国家」として戦争と「直接」は関係のない「戦後」社会を生きてきた、とも言えよう。もちろん、戦後も国共内戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン紛争、9・11以降の米国によるイラク派兵等多くの戦争と紛争に直面してきた。だがいまほど「戦争」「戦時下」という言葉が強く響く状況はなかったかもしれない。
日本社会は「平和研究」には長い伝統を持つが、「戦争研究」の歴史は浅い。この10年ほどで「戦争社会学」というジャンルが確立されつつある日本の社会学界にとって、いまのこの状況をどう見るかという難問が突きつけられていると言えよう。そして多くの社会者、日本社会は「戦争社会学」が眼前の状況をどう見ているか、どう研究するかに強い関心を持っているだろう。本来、社会学会や社会学者は現状を緊急課題として論じるべきであろう。だがここはいったん立ち止まり、日本における「戦争社会学」がどのような研究をしてきたのか、戦争社会学はどのような研究射程を持つのかを見定めてみる作業も欠かせないだろう。
まったく意図せざる結果ではあるが、野上元、福間良明、石原俊、西村明、佐藤文香、一ノ瀬俊也に私をくわえたメンバーは、2013年頃から戦争社会学に関する講座ものの企画を検討しはじめ、2021年2022年と5巻シリーズを岩波書店から刊行した。このシリーズには50本の論考が収められており、現段階での社会学による戦争研究の到達点となっている。
そこで、ウクライナとガザの現状をにらみながらも、このシリーズは何を明らかとしたのか、社会学は戦争をどのように明らかにできるのかを4名の社会学者、歴史学者と共に検討したい。そして、その批判に基づきながら、編者たちはこのシリーズで何を明らかにしたかったのか、さらにはアジア太平洋戦争と戦後日本社会を主たるフィールドとする戦争社会学による研究の個別性と普遍性、すなわち限界と可能性を振り返っていきたい。この作業を踏まえたうえで、最後には、やはりウクライナとガザの状況への各論者たちの視点も紹介し、戦争社会学研究の今後の展開を展望したい。
報告者
山本昭宏(神戸市外国語大学)
長 志珠絵(神戸大学)
津田壮章(京都大学)
吉田 純(京都大学)
討論者
野上元(早稲田大学)
石原俊(明治学院大学)
西村明(東京大学)
岩崎稔(大和大学)
福間良明(立命館大学)
佐藤文香(一橋大学)
一ノ瀬俊也(埼玉大学)*
*はオンライン参加
司会
蘭信三(大和大学)
加藤久子(大和大学)
(大会実行委員会委員長 蘭信三)
第75回大会シンポジウムは、「これからの社会、これからの社会学」を共通テーマとする2つのシンポジウムを準備しています。
シンポジウム1 「人口減少社会に生きる/活きる社会学」
過去150年にわたり増加を続けてきた日本人口が減少期に入った。明治初頭に3500万人だった日本人口は1930年には6500万人、1970年代には1億を突破したが、2008年から下り坂へと転じると減少傾向は急速に進み、日常的にも人口減少社会であることを実感せざるを得なくなった。
人口減少社会の始まりは日本だけの問題ではない。世界人口は、現状の80億人から100億人まで増えると言われているが、長期的には増加するのはアフリカのみで、それ以外の地域は遠からず人口減少社会に突入する。つまり人口減少社会を考えることは、日本のみならずこれからの世界を見通すことに通じる。このような現状認識に立ち、本シンポジウムでは人口・家族・ケアという観点から、これからの社会、これからの社会学を考える。
第一報告では、本シンポジウムの土台となる人口学的変化を長期的視点かつグローバルな視点から検討し、現在地のもつ意味を考える。第二報告では、持続可能な家族政策・労働政策としての育児休業という観点から「父親の育児参加は日本を変えるのか?」を検討する。第三報告では、文化人類学的観点からのフィンランド島嶼部におけるフィールドワークをもとに、人口減少社会のなかで、いかにして高齢者を支えていくのかを、介護の担い手・受け手のありようから検討する。
報告者
平井 晶子(神戸大学)
中里 英樹(甲南大学)
髙橋絵里香(千葉大学)
討論者
筒井淳也(立命館大学)
司会
大山小夜(金城学院大学)
(研究活動理事 平井晶子・大山小夜)
シンポジウム2 「関西における<社会>の発見と自由な知の創造」
社会もしくは社会的なものという視角は、産業化あるいは資本主義の浸透によって生じるさまざまな問題を社会問題として把握することによって生まれる。したがって、社会に関する知は、社会の現実が創出される場と、それを捉えようとする知的営為の場のあいだの往還運動のなかで形成される。
ひとびとが生活している現実世界を「社会」という視角で捉え、そのための理論と方法を追求する社会学の創成は、日本では、大正期に、賀川豊彦や米田庄太郎によって、関西に生まれている。その理由として、(1)大阪を中心とする資本主義の急速な進展、(2)東京における社会科学は国家中心であることの2点が挙げられる。
一方、今日、関西経済は地盤沈下し、地域の相対的自立性を保持するための想像力は、大阪万博の二番煎じや、IRという名の賭博産業開発といったアイデアしか生み出さない。淡路島では、島外の人材派遣業のような企業が、土地を買い占めまくり、リゾート開発のほかに、一見「文化的」な劇場を建設しようとしたりしている。これは、地域そのものの経済、社会、文化的な生産能力が収縮している状況を示している。
以上のような問題意識に基づき、本シンポジウムでは、「これからの社会」を考えるために、かつての賀川・米田が捉えようとした拡大過程にある社会、そして、今日我々が直面している社会が収縮していく過程を同時に、捉えようとする試みである。
具体的には、「これからの社会」関西における地域経済と自治体の関係や、そこで生じる労働問題、阪神・淡路大震災がもたらした社会・文化の変容、さらには、敗戦後から、今日に至るまで、戦前の社会学的な理論認識はどのように、継承され、かつ新たな展開を遂げているのかなどについて問うていく。
報告者
荻野昌弘(関西学院大学)*主旨説明も兼ねる
稲津秀樹(鳥取大学)
長松奈美江(関西学院大学)
岡崎宏樹(神戸学院大学)
討論者
宇城輝人(関西大学)
阿部真大(甲南大学)
司会
梅村麦生(神戸大学)
(研究活動理事 荻野昌弘・梅村麦生)
大会開催中、民間のシッターサービスに委託して託児を提供する予定です。利用に際しては事前申込が必要です。エントリーの締切は2024年3月8日(金)17:00です。エントリーされた方に、後日、詳細(委託先への予約や利用料の支払の方法等)をご案内します。利用するかどうか検討中の方もエントリーしてください。ご不明点は大会託児担当までお問合せください。
エントリー先: https://forms.gle/z4UJiBXH7VuZVzLN7
(第75回大会ホームページにもエントリー先のリンクを貼っています。)
(1)託児の概要
対象年齢:生後3か月から小学生まで (応募多数の場合は未就学児を優先します)
利用時間:大会初日が午後、二日目は午前・午後
利用料:お子さまお1人につき1時間あたり1,000円(税込)
*学会補助で運営しますが、その一部を利用料としてご負担いただきます。
*二日目の昼食は、保護者の方が引き取って一緒にお取りいただきます。
*委託先への予約は利用者が直接行います。委託先への予約締切は5月10日(金)17:00を予定しています。
(2)問い合わせ先
大会託児担当・加藤
Email: kato.hisako(アットマーク)yamato-u.ac.jp
*お問合せの際、メールの標題は「第75回関西社会学会大会 託児」としてください。
(大会実行委員会委員長 蘭信三・大会実行委員 加藤久子)
2024年5月25日(土)・26日(日)に開催される第75回大会は、参加受付を事前申込のみで行います。当日受付はありませんので、参加者は締め切りまでに参加登録と参加費の振込をお願いいたします。懇親会のみ当日も受付を行いますが、懇親会も可能なかぎり事前申込をお願いいたします。
事前申込は大会ホームページから申し込みいただけます(2月1日より開始予定)。締め切りは5月10日(金)17時を予定しています。詳細は4月に郵送するプログラムに明記するとともに会員メーリングリストにてお知らせします。
①参加申込
(1)参加申込先:第75回大会ホームページ https://kansya2024.award-con.com/
(2)大会参加費
*会員区分は大会開催時点(2024年5月)のものを選択してください。
<大会参加費>
一般(会員・非会員) 2000円
学生・院生(会員・非会員) 500円
常勤職にない会員 500円
<懇親会費>
一般(会員・非会員) 3000円(当日:3000円)
学生・院生(会員・非会員)1500円(当日:2000円)
常勤職にない会員 1500円(当日:2000円)
(3)支払方法:クレジットカードまたは銀行振込
*銀行振込の場合は、事務局が入金を確認した後に正式登録がなされるため、手続き完了まで少し時間がかかります。クレジットカード支払いの場合は、オンライン上の手続きのみで登録が完了します(銀行振込より簡便です)。
(4)参加申込締切:2024年5月10日(金)17:00(予定)
②申込手順
(1)最初に「アカウントを作成」します。アカウント作成後でないとメールアドレスとパスワードによるログインはできません。
*一般研究報告・「自著を語る」申込でアカウント作成済みの場合、すでに登録したメールアドレスとパスワードでログインできます。
(2)アカウントを作成すると、すぐに仮登録のメールが届きます。すぐに届かない場合は、迷惑メール・フォルダに入っている(届いている)可能性がありますので、ご確認ください。
(3)仮登録を経て、アカウント作成が完了すると、アカウントを作成したのと同じ画面からログインします。先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
(4)ログインできたら「参加登録」をクリックして、支払い方法を選択します。大会参加費は会員区分選択後に表示されます。懇親会費をお支払いいただく場合も、該当する区分にご入力をお願いいたします。
(5)大会参加費と懇親会費は、表示された合計金額をまとめてお支払いください。領収書は別々に発行されます(領収書のダウンロード方法は、下記をご覧ください)。
*なお、大会参加費・懇親会費とも、払い戻しには応じられませんので、あらかじめご了承ください。
(6)銀行振込は、下記のゆうちょ銀行の口座にお願いします(支払い方法で「銀行振込」を選択した場合、参加登録受付後に自動返信されるメールにも振込先情報が記載されています)。銀行振込が学会事務局によって確認され次第、「銀行振込確認・参加登録完了のお知らせ」がメールで届きます。
【他行からゆうちょ銀行に振り込む場合】
ゆうちょ銀行 四〇八(読み:ヨンゼロハチ)支店
支店コード:408
普通預金
口座番号:8012280
口座名義:カンサイシャカイガッカイ
【ゆうちょ銀行から振り込む場合】
四〇八(読み:ヨンゼロハチ)店
振込用の記号−番号:14040−80122801
普通預金
口座名義:カンサイシャカイガッカイ
(7) 領収書は大会ホームページからPDF ファイルでダウンロードできます。大会ホームページは当学会がブランドコンセプト社に委託し構築します。クレジットカード支払いの場合、大会参加費はいったんブランドコンセプト社に集約されますが、集計後、当学会に払い戻されます。クレジットカード支払の場合、クレジットカードの支払先欄にブランドコンセプト社の記載が入りますが、大会参加費・懇親会費の支払い先は関西社会学会です。
(8)わかりにくい点やご質問がありましたら、大会参加申込ページの「お問い合わせ」ボタンからご質問ください。研究活動委員会までメールをお送りいただいても結構です。
研究活動委員会:2023kansya 〈アットマーク〉 gmail.com
(メールを送る場合は、アットマークを@にしてください。「2023」の箇所にお間違えのないようにお願いいたします。)
(研究活動委員長 平井晶子)