2024年度第75回大会は、下記の会場と日程で開催予定です。
大会会場:大和大学社会学部(対面形式)
大会日程:2024年5月25日(土)・26日(日)
Kansai Sociological Association
2024年度第75回大会は、下記の会場と日程で開催予定です。
大会会場:大和大学社会学部(対面形式)
大会日程:2024年5月25日(土)・26日(日)
関係各位
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、
ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。
この度「2024年度分助成研究」の募集を開始いたしました。
下記の通り募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。
皆様のご応募をお待ち申し上げております。
記
■件名:2024年度TASC助成研究
■募集期間:2023年10月2日(月)~2023年12月1日(金)
■募集要項、申請書の入手方法
当センターのホームページからダウンロードいただけます。
申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載してありますのでご覧ください。
ご不明な点等ございましたら、TASC研究助成担当(info@tasc.or.jp)までお問い合わせください。
以上、よろしくお願い申し上げます。
長崎県立大学地域創造学部公共政策学科では、
(1) 専門分野:社会学(計量分析ができることが望ましい)
(2) 担当科目:社会学概論、社会調査法、社会調査演習、基礎演習、
(3) 職位:教授、准教授
(4) 応募締切:2023年11月10日(必着)
詳細は下記の大学WebページおよびJREC-
長崎県立大学公募情報
https://sun.ac.jp/files/libs/
Jrec-inのサイト
https://jrecin.jst.go.jp/seek/
2023年5月13日(土)〜14日(日),関西社会学会第74回大会は,京都先端科学大学にて対面で開催されました。4年ぶりの対面開催ということで,一般研究報告は15部会59報告。参加者も多く,いずれの部会でも活発な議論が展開されました。またオンライン開催で蓄積した大会運営の方法(特設サイトでの参加申込,参加費の事前振込など)を一部継承しつつ,報告要旨集はPDF化し,一括ダウンロード形式を導入するなど,新たな試みも進めました。
2020年に始まった「自著を語る〜MY FIRST BOOK〜」も継続して開催しました。今年度は対象者を広げたこともあり,2部会での開催となり8名が,著書に込めた思いを語ってくれました。またFIRT BOOK刊行までの著者や編集者の思いを聞こうと,部会には溢れんばかりの参加があり,熱い議論が展開されました。
開催校シンポジウム「京都を複眼的に解き明かす」は,開催校である京都先端科学大学の先生方による学際的なシンポジウムとなりました。京都先端科学大学の人文学部に昨年発足した京都を対象としつつ普遍的な知の体系の構築を目指す「国際キョートロジー・センター」を中心に,文化社会学,日本史,コミュニティ論・フィールドワークの視点から京都に迫るシンポジウムとなりました。参加者は約30人。司会は竹内有子さん,報告者は,演劇を中心に文化の社会学を専門とする川田耕さん,日本近世史を専門とする鍛冶宏介さん,コミュニケーションの社会学を軸にコミュニティ研究を手がける岡本裕介さん。討論者は大会実行委員長でもある佐藤嘉倫さんでした。
大会シンポジウム「社会学と在日朝鮮人研究」では,在日コリアンの集住地区が点在し,研究のひとつの拠点として多くの知見が蓄積されてきた関西において,社会学のなかでの在日朝鮮人研究の意義を検討することをめざし,関西社会学会を代表する中堅の研究者に登壇していただいた。参加者は約50人。司会は高谷幸さん(東京大学)と蘭信三さん(大和大学)。報告者は李洪章さん(神戸学院大学),徐阿貴さん(福岡女子大学),川端浩平さん(津田塾大学)で,コメンテーターは板垣竜太さん(同志社大学)と片田孫晶さん(立命館大学)。ジェンダーの観点やラッパーという活動から読み解くことで在日朝鮮人研究の「現在地」をおおいに知る契機となりました。
なお,自著を語る,開催校シンポジウム,大会シンポジウムについては次号『フォーラム現代社会学』で詳しくご紹介させていただく予定です。
久しぶりの対面開催となり,慣れない中で大会を運営いただきました京都先端科学大学実行委員会,司会担当の先生方をはじめたくさんの方々のご支援により,無事に大会を終えることができました。
皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。
(研究活動委員長 平井晶子)
—以下は大会関連の告知内容のリンク先です。—
このたび、大阪公立大学現代システム科学研究科では、「社会学」の「准教授または講師」の公募を行うこととなりました。
募集人員
准教授又は講師 1名
所属
現代システム科学研究科・現代システム科学専攻・人間科学分野
現代システム科学域・環境社会システム学類
研究分野の内容
社会学。実証的調査研究が含まれていることが望ましい。
担当授業科目(予定)
・基幹教育
「初年次ゼミナール」、社会学系の総合教養科目
・学域
「文化の社会学」、「PBL演習(社会調査)」、「環境社会システム学演習」、「環境社会システム学卒業研究」、社会調査士系科目
・研究科
演習科目、研究科目、特論科目(「文化社会学特論」等)
※大阪府立大学の学生が在学中は、対応する教育についても担当していただきます。
着任予定時期
2024年4月1日
勤務場所
大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス
応募締切
2023年10月2日(月)消印有効
詳しくは下記のホームページをご参照ください。
大阪公立大学現代システム科学研究科 公募詳細:
https://www.omu.ac.jp/research/recruit/faculty/entry-00334.html
札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門法学・社会学では、
次のとおり教員を募集しております。
適任者がおられましたら、自薦・他薦は問いませんので、
ご推薦・ご応募いただきますようお願いいたします。
職 位:准教授 又は 講師
募集人員:いずれか1名
所 属:医療人育成センター教養教育研究部門法学・社会学
担当科目:社会学等人文・社会科学系科目及び関連分野
採用予定:2023年12月1日以降
募集締切:2023年8月28日(月)【必着】
業務内容、応募資格及び提出資料などの詳細については、下記ホームページをご覧ください。
https://web.sapmed.ac.jp/jp/public/job/03bqho0000000fle.html
大正大学心理社会学部人間科学科では、
あいにく十分な応募期間を設定できませんでしたが、
(1) 専門分野:社会学(都市、文化、移動、
(2) 担当科目:採用者の専門とする分野に関する専門科目(
(3) 職位:教授、准教授、専任講師
(4) 募集期間:2023年 5月25日~2023年 6月22日(JREC-IN Portal Web応募)
詳細、必要書類などは、下記サイトページに公表されています。
・求人公募情報検索 : 研究者人材データベース JREC-IN Portal https://jrecin.jst.go.jp/seek/
※JREC-IN Portalの「Web応募」機能を使用し、
※詳細は注意事項をご参照ください。
・教員採用情報|大正大学[公式サイト] https://www.tais.ac.jp/
東京大学社会科学研究所附属社会調査・
また、若手研究者が相互の交流を行う場として「
・投稿募集サイト:https://csrda.iss.u-
・セミナー報告者募集サイト:https://csrda.
奨励賞選考委員会は、下記の5名の方々に奨励賞を授与することを決定しましたので、ご報告いたします。
委員会では、司会者による評価と、候補者それぞれの報告資料を確認し、下記の5名の方々に奨励賞を授与することが妥当であると判断いたしました。受賞者の皆様、おめでとうございます。
第74回大会奨励賞受賞者(5名)
・稲葉渉太(京都大学)「「有責な人格」としての「自己」と「十分な自由」の概念分析-我々はいかにして「自己責任」を運用するのか-」
・陳暁嘉(京都大学)「台湾の「同性婚」問題をめぐる言説の編成-合法化におけるフレーム調整過程を中心に-」
・塚原真梨佳(立命館大学)「文化ナショナリズムの構築におけるローカル/ナショナルの力学-「戦艦大和のふるさと・呉」を事例に-」
・徳宮俊貴(神戸大学)「見田宗介の他者・関係論-概念図式の整理」
・山下泰幸(同志社大学)「イスラモフォビアを背景とした国外脱出の研究-フランスのムスリムによるドイツへの移住を事例に-」
2023.5.21
奨励賞選考委員長 蘭信三
『フォーラム現代社会学』第22号(2023)の目次は、以下の通りです。
目次
○巻頭言(鵜飼孝造)
○論 文
贈与論と負債論―モースの『贈与論』を手掛かりに―(金瑛)
1970~90年代における養護施設の職員論の変遷―保母・児童指導員自身による語りから―(野崎祐人)
〈固有の私らしさ〉の構成過程―死、あるいは身体の有限性という観点から―(津田翔太郎)
家族・地域成員の不在がつくりだした変容―1950年代後半から1990年代における酒屋出稼ぎ送出地・丹波篠山市の調査から―(片平深雪)
高校生の価値志向が性別専攻分離に与える影響に関する分析―職業志向・家族志向と性差に着目して―(増井恵理子)
○特集 ケアから社会を構想する―ポストコロナの社会理論
シンポジウム「ケアから社会を構想する―ポストコロナの社会理論」の趣旨(落合恵美子,岡崎宏樹)
Caring Society―生を包摂する社会と社会科学―(落合恵美子)
「死にたさ」とともに生きる(山田陽子)
ニュージーランドにおけるアーダーン首相と労働党政権の対コロナ禍福祉政策(2020–2021)―コロニアリズムの弊害への対応策も含めて―(千種キムラ・スティーブン)
Care as an Intersectional Point to Analyze Socio-Economy(Ito PENG)
社会-経済を分析するための交点としてのケア(イト・ペング,翻訳:岡崎宏樹)
○社会学を高校生にも2―実践編
関西社会学会第73回大会共催校企画「社会学を高校生にも2―実践編」報告(山本晃輔)
○自著を語る
自著を語る~MY FIRST BOOK~(工藤保則)
『東アジアの紹介型国際結婚―グローバルな家族と越境する親密性』(郝洪芳)
『「女工哀史」を再考する―失われた女性の声を求めて』(サンドラ シャール)
『建築家として生きる―職業としての建築家の社会学』(松村淳)
○書評
帯谷 博明 著『水環境ガバナンスの社会学―開発・災害・市民参加―』(野田浩資)
奥村 隆 著『慈悲のポリティクス―モーツァルトのオペラにおいて,誰が誰を赦すのか―』(寺前典子)
濵 貴子 著『職業婦人の歴史社会学』(宝月理恵)
伊藤 康貴 著『「ひきこもり当事者」の社会学―当事者研究×生きづらさ×当事者活動―』(川北稔)
仲尾友貴恵 著『不揃いな身体でアフリカを生きる―障害と物乞いの都市エスノグラフィ―』(吉田舞)
山本かほり 著『在日朝鮮人を生きる―〈祖国〉〈民族〉そして日本社会の眼差しの中で―』(李洪章)
松谷 満 著『ポピュリズムの政治社会学―有権者の支持と投票行動―』(木田勇輔)
○学会活動報告
○諸規定
○編集後記(村上あかね)