2016年度第67回大会 大会プログラムの発表

2016年5月28日(土)・29日(日)開催の第67回大会のプログラムが完成いたしました。
大会プログラムには会場へのアクセスに関する情報も記載されています。
学会員の方、また参加を検討されている方は、下記のリンクより内容をご確認ください。

>> 第67回関西社会学会大会プログラム

東洋大学・社会学部・社会文化システム学科より、教員公募のお知らせ

東洋大学・社会学部・社会文化システム学科より、教員公募のお知らせをいただきました。概要は以下の通りです。

採用職名:教授、准教授

所属学科:社会文化システム学科

専攻分野:文化に関する社会学

採用年月日:平成29年4月1日

応募締切:平成28年 6月4日( 土 )(必着)

詳細につきましては、東洋大学採用情報一覧より、社会学部・社会文化システム学科の欄をご覧ください。

 「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2016年度第3回公募について

NHK 番組アーカイブス学術利用トライアルについて、参加募集のお知らせをいただきました。


NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。

  • 第3回閲覧期間:2016年9月~11月 (1組 20日間まで利用可)
  • 募集対象者:大学または公的研究所に所属する研究者、大学院生
  • 募集期間:2016年4月~6月(6月27日応募締切)
  • 募集研究数:NHK放送博物館 6件、NHK大阪放送局 3件

応募要項等詳しくは、 NHK番組アーカイブス学術利用トライアル をご覧ください。

 

2016年度第67回大会 大会期間中の託児室のご案内

大会期間中、大阪大学内に託児室を設置します。託児業務は一時保育施設「ねっこぼっこのお家」に委託します。一時預かり、保育クラス、月極クラスなどを開いている保育室です。

利用料は、お子さまお一人につき1時間あたり1,000円です。託児室の運営費用の一部は、大阪大学男女協働推進センターによる、大阪大学臨時託児室設置支援事業の補助を受けておりますが、利用料として利用者の方にもご負担頂きます。学会員以外の方もご利用になれます。

利用時間:5月28日(土) 13:00~20:00

5月29日(日) 9:00~17:00

※2日目の昼食は、保護者の方が引き取って一緒にお取り頂くようお願いします。昼食引き取り時間は各自、設定してください(昼食時の利用料金はかかりません)。

利用料金:お子さまお一人につき1時間あたり1,000円

対象年齢:0歳児から小学校低学年まで

※業務委託先の都合により、0歳児のみ保険対象外となります。ご了承頂いたうえでお申し込みください。

 

申し込み方法

託児室の利用を希望される方は、①から⑤までの項目を必ずすべてご記入のうえ、5月9日(月)17:00までに、下記のアドレスまでお申し込みください。

①保護者氏名

②託児室を利用されるお子さまの人数

③お子さまのお名前、年齢・月齢、性別(お2人以上の場合は全てのお子さまについて)

④保育希望の日時(何日の何時から何時まで保育を希望するか)

⑤託児室利用についての連絡先:メールアドレスと電話番号(当日、緊急連絡が可能な番号)

 

※お申し込み後に、大会事務局より「利用申込書」のファイルをお送りしますので、ご記入のうえ、ご返送ください。

※定員になった場合、締め切らせて頂くことがありますので、お早めにお申し込みください。

 

申し込み先

大会実行委員会事務局保育担当メールアドレス ksa67.handai.hoiku@gmail.com

(メールを送る場合は、@を半角にしてください)

メールの標題は、「第67回関西社会学会大会 託児室予約」と記入してください。

 

その他

※お預かり中におやつや飲み物が必要な場合は、保護者さまの方でご用意ください。託児室にはポットと冷蔵庫が備え付けられています。

※お昼寝が必要なお子さまには、バスタオルをご持参ください。

※ご利用料金のお支払いは、学会受付にて現金でお支払いください。託児室の受付は、学会参加費の受付の隣に設置する予定です。

※当日のキャンセルにはキャンセル料(全額)が発生します。

※大会事務局が利用希望を取りまとめたうえで委託先に申し込みを行いますが、関西社会学会ならびに開催校である大阪大学は、託児室内での一切の事故の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

関西学院大学社会学部社会学科より、専任教員公募のお知らせ

関西学院大学社会学部社会学科より、専任教員の公募に関するお知らせをいただきました。概要は下記の通りです。

専任教員公募のお知らせ<「社会学」(数理もしくは計量的な研究)>(5月27日締切)

  • 大学・研究組織:関西学院大学 社会学部社会学科
  • 専攻分野:「社会学」(数理もしくは計量的な研究)
  • 担当講義科目:社会学部開講の入門・専門・演習科目(調査・統計関連科目を含む)
  • 職名:教授、准教授、専任講師または助教
  • 採用人数:1名
  • 就任時期:2017年4月1日
  • 応募期限:2016年5月27日(金)(必着)

応募資格、提出書類などの詳細情報は、関西学院大学ホームページ最下部の「教職員の採用」→「教員等の公募について」→「社会学部」をご覧ください。

 「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2016年度第2回公募について

NHK 番組アーカイブス学術利用トライアルについて、参加募集のお知らせをいただきました。


 

NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。

  • 第2回閲覧期間:2016年6月~8月 (1組 20日間まで利用可)
  • 募集対象者:大学または公的研究所に所属する研究者、大学院生
  • 募集期間:2016年1月~3月 (31日締切)
  • 募集研究数:放送博物館 6件、大阪放送局 3件

応募要項等詳しくは、 NHK番組アーカイブス学術利用トライアル をご覧ください。

※次の第3回 トライアル公募(閲覧9月~11月) の募集期間は、4月~6月の予定です。

2016年度第67回大会の情報をまとめて更新しました

第67回大会の情報をまとめて更新しました。

具体的には以下の通りです。

2016年度第67回大会 一般研究報告Aの申込について

①報告要領

報告時間:25分 質疑応答:5分

 

②報告申し込み

E-mailあるいは郵送によりお申し込みください(詳細については後述)。原則として,下記のリンクからダウンロードした申込用紙・報告要旨テンプレートを使用した電子メールによる申込みをお願いしています。やむを得ず郵送による場合は,下記川端研究室宛てにお送りください。

(1) 提出書類

a.一般研究報告A(自由報告)申込用紙

b.報告要旨

(2) 申し込み締め切り 3月24日(木)必着

(3) 申し込み宛先

E-mail:eftuckansya@googlegroups.com

(メールを送る場合は、@を半角にしてください)

郵 送:

〒960-1296 福島市金谷川1番地

福島大学人文社会学群行政政策学類

川端浩平宛

(4) その他

報告時に介助者を必要とされる場合には,申込の際にあわせてお知らせください。

 

③申込の実際

(1) 一般研究報告A(自由報告)申込用紙について

「一般研究報告A(自由報告)申込用紙」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用ください。

ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく,必ず「67自由報告申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など,申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。

なお,申し込みの際,希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり,最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。

 

【一般研究報告A(自由報告)分野リスト】

1 理論・学説                         2 社会調査法・社会学研究法

3 階級・階層・社会移動       4 家族・人口

5 農山漁村・地域社会         6 都市

7 政治                                   8 組織・社会運動・集合行動

9 経済・経営・産業・労働     10 教育

11 文化・知識・科学             12 宗教

13 社会心理・社会意識       14 コミュニケーション・情報

15 社会病理・社会問題       16 社会福祉・医療

17 エスニシティ                    18 ジェンダー

19 社会史・歴史社会学

20 比較社会学・地域研究・国際関係

21 環境                                 22 その他

 

(2) 報告要旨について

申込時に併せてお送りいただく報告要旨は,下記の様式にもとづき作成してください。

用紙サイズ・書式を設定済みの「自由報告・要旨テンプレート」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用いただけます。ファイル名は,ダウンロードしたものそのままではなく,必ず「67自由報告・タイトル (の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルそのままではファイル名として長くなりすぎる場合,適宜内容がわかる程度に短くしてください。

報告要旨の書式は下記のとおりです。

・ パソコン/ワープロによるプリント原稿を推奨

・ B5版横書き1枚,上下左右の余白は各2cm程度

・ 本文字数1200字以内に

・ 原稿の冒頭3cm程度を用い,報告タイトル,所属(大学または機関名のみ),氏名を記入

・ フォントは可能なかぎり次の指示に従うこと

 

  • 報告タイトル・サブタイトル:14ポイントのゴシック体
  • 所属・名前:10.5ポイントのゴシック体
  • 本文:10.5ポイントの明朝体

 

④電子メール送信要領

1通の電子メールに「申込用紙」と「報告要旨」の2点のファイルを添付し,上記報告申込専用アドレスに送信してお申し込み下さい。郵送・電子メールともに,申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。

申込の際の電子メールの標題は,必ず,「第67回一般研究報告A(自由報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。迷惑メールと区別するために,必ずこのタイトルでお願いいたします。

電子メールにてお申し込みいただいた場合には,申込受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので,ご確認ください。また,後日一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。

研究報告のプログラムは3月末開催の理事会にて決定されますので,ご通知は4月初旬を予定しています。

 

⑤郵送による手続

報告申込用紙のダウンロードが難しい場合,その旨事務局にお伝えください。郵送にてお送りいたします。また,E-mailによる申し込みが難しい場合には,郵送で期日内に届くよう,所定の住所宛に投函してください。

2016年度第67回大会 大会特別活動企画の開催について

社会学とクィア・スタディーズの接点―エイズ・アクティビズムを通して考える― (2日目午後)

趣旨

本特別活動企画では,社会学とクィア・スタディーズという一見,距離のある学問領域が,エイズ・アクティビズムを通して,どのように接続されてきたかを今一度考えてみたい。

HIV/AIDSは社会学にとっても,クィア・スタディーズにとっても,重要な論点となってきた問題であり,とりわけアクティビズムやコミュニティのあり方をめぐって,両学問領域では活発な議論が交わされてきた。本企画では,アメリカ合衆国におけるエイズ・アクティビズムとクィア・スタディーズの関係からスタートし,日本(特に関西)において,こうしたアクティビズムがコミュニティといかなる関係を取り結んできたのか,また近年,どのような変化がアクティビズムに見られるのかを考察する。アメリカ合衆国にあっても,日本にあっても,HIV/ AIDSを語る際にはつねにゲイ男性が前景化されてきたが,これまで十分に触れられてこなかった女性にも焦点を当て,HIV/AIDSと,そのジェンダー化の問題についても議論したい。

HIV/AIDSを取り巻くアクティビズム,コミュニティから,社会学とクィア・スタディーズの接点を検証し,学際的研究の重要性を示すのが,本企画の目指すところである。

報告者

・菅野優香(同志社大学)

・新ヶ江章友(大阪市立大学)

・大北全俊(東北大学)

・青山薫(神戸大学)

 

付記:

研究活動委員会特別活動セクシュアリティ/クィア・スタディーズ グループは2013年度より,セクシュアリティやクィア,ジェンダー,身体,アイデンティティなどのトピックをめぐり,セクシュアリティ研究,クィア・スタディーズ,社会学などの領域を横断的に接続し,多様な分野の研究者同士による対話を重ねながら活動を継続してきた。これまでの活動の成果を統括し公開する場として,2016年度学会大会において本特別活動企画を開催する。

                                                        (研究活動委員 赤枝香奈子)

2016年度第67回大会 若手企画部会の開催について

だれが・なんのために〈調査〉するのか? (1日目午後)

趣旨

近年,世界的にも再評価の著しいオペライズモ研究が明らかにしてきたように,戦後イタリアの社会運動は,調査実践そのものをいわば自己組織化の方法論としてきた。’80年代「鉛の時代」前後の同時代的連帯以降,ネグリ(構成的権力)をはじめ,ヴィルノ(マルチチュードの文法),ベラルディ(プレカリアートの詩),メッザードラ(逃走の権利),ラッツァラート(借金人間製造工場)などの日本語訳が多数刊行されてきたにもかかわらず,その方法論についてよく理解されてきたとはいいがたい。
コンリチェルカ(共同調査)という着想がどこからきたのかを問うなら,戦時下のデトロイトに生まれたジョンソン=フォレスト派のマルクス再発見がフランスの「社会主義か野蛮か」を経由してイタリアに影響を及ぼした,ある数奇な思想的系譜をたどりなおすことになる。ならば,その理論と実践と(あるいは失敗と,それにもかかわらずの大きな思想的インパクト)は,たとえば「社会に資する」調査のあり方を考えるとき,なにを示唆するだろうか。あるいは「プレカリテの時代」ともいわれるように諸条件の不安定化する現代社会において,わたしたちはどのような方法をとりうるだろうか?
ここでは調査の「非対称性」をしばらく忘れて「素人」から学び,「だれが・なんのために〈調査〉するのか」を,根本にたちかえって考えなおす機会としたい。

コーディネーター  櫻田和也 大阪市立大学

報告者

持木良太

「沖縄の近代化論争史にみる方法論上の問題」

原口剛

「釜ヶ崎と山谷:寄せ場における〈労働者調査〉」

板倉善之+佐藤零郎

「映像には夜の暗闇を記録できるか

マニュエル・ヤン

「From The American Worker to Zerowork」

(研究活動委員 森下伸也)