第67回大会の情報をまとめて更新しました。
具体的には以下の通りです。
Kansai Sociological Association
①報告要領
報告時間:25分 質疑応答:5分
②報告申し込み
E-mailあるいは郵送によりお申し込みください(詳細については後述)。原則として,下記のリンクからダウンロードした申込用紙・報告要旨テンプレートを使用した電子メールによる申込みをお願いしています。やむを得ず郵送による場合は,下記川端研究室宛てにお送りください。
(1) 提出書類
a.一般研究報告A(自由報告)申込用紙
b.報告要旨
(2) 申し込み締め切り 3月24日(木)必着
(3) 申し込み宛先
E-mail:eftuckansya@googlegroups.com
(メールを送る場合は、@を半角にしてください)
郵 送:
〒960-1296 福島市金谷川1番地
福島大学人文社会学群行政政策学類
川端浩平宛
(4) その他
報告時に介助者を必要とされる場合には,申込の際にあわせてお知らせください。
③申込の実際
(1) 一般研究報告A(自由報告)申込用紙について
「一般研究報告A(自由報告)申込用紙」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用ください。
ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく,必ず「67自由報告申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など,申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。
なお,申し込みの際,希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり,最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。
【一般研究報告A(自由報告)分野リスト】
1 理論・学説 2 社会調査法・社会学研究法
3 階級・階層・社会移動 4 家族・人口
5 農山漁村・地域社会 6 都市
7 政治 8 組織・社会運動・集合行動
9 経済・経営・産業・労働 10 教育
11 文化・知識・科学 12 宗教
13 社会心理・社会意識 14 コミュニケーション・情報
15 社会病理・社会問題 16 社会福祉・医療
17 エスニシティ 18 ジェンダー
19 社会史・歴史社会学
20 比較社会学・地域研究・国際関係
21 環境 22 その他
(2) 報告要旨について
申込時に併せてお送りいただく報告要旨は,下記の様式にもとづき作成してください。
用紙サイズ・書式を設定済みの「自由報告・要旨テンプレート」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用いただけます。ファイル名は,ダウンロードしたものそのままではなく,必ず「67自由報告・タイトル (の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルそのままではファイル名として長くなりすぎる場合,適宜内容がわかる程度に短くしてください。
報告要旨の書式は下記のとおりです。
・ パソコン/ワープロによるプリント原稿を推奨
・ B5版横書き1枚,上下左右の余白は各2cm程度
・ 本文字数1200字以内に
・ 原稿の冒頭3cm程度を用い,報告タイトル,所属(大学または機関名のみ),氏名を記入
・ フォントは可能なかぎり次の指示に従うこと
④電子メール送信要領
1通の電子メールに「申込用紙」と「報告要旨」の2点のファイルを添付し,上記報告申込専用アドレスに送信してお申し込み下さい。郵送・電子メールともに,申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。
申込の際の電子メールの標題は,必ず,「第67回一般研究報告A(自由報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。迷惑メールと区別するために,必ずこのタイトルでお願いいたします。
電子メールにてお申し込みいただいた場合には,申込受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので,ご確認ください。また,後日一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。
研究報告のプログラムは3月末開催の理事会にて決定されますので,ご通知は4月初旬を予定しています。
⑤郵送による手続
報告申込用紙のダウンロードが難しい場合,その旨事務局にお伝えください。郵送にてお送りいたします。また,E-mailによる申し込みが難しい場合には,郵送で期日内に届くよう,所定の住所宛に投函してください。
社会学とクィア・スタディーズの接点―エイズ・アクティビズムを通して考える― (2日目午後)
趣旨
本特別活動企画では,社会学とクィア・スタディーズという一見,距離のある学問領域が,エイズ・アクティビズムを通して,どのように接続されてきたかを今一度考えてみたい。
HIV/AIDSは社会学にとっても,クィア・スタディーズにとっても,重要な論点となってきた問題であり,とりわけアクティビズムやコミュニティのあり方をめぐって,両学問領域では活発な議論が交わされてきた。本企画では,アメリカ合衆国におけるエイズ・アクティビズムとクィア・スタディーズの関係からスタートし,日本(特に関西)において,こうしたアクティビズムがコミュニティといかなる関係を取り結んできたのか,また近年,どのような変化がアクティビズムに見られるのかを考察する。アメリカ合衆国にあっても,日本にあっても,HIV/ AIDSを語る際にはつねにゲイ男性が前景化されてきたが,これまで十分に触れられてこなかった女性にも焦点を当て,HIV/AIDSと,そのジェンダー化の問題についても議論したい。
HIV/AIDSを取り巻くアクティビズム,コミュニティから,社会学とクィア・スタディーズの接点を検証し,学際的研究の重要性を示すのが,本企画の目指すところである。
報告者
・菅野優香(同志社大学)
・新ヶ江章友(大阪市立大学)
・大北全俊(東北大学)
・青山薫(神戸大学)
付記:
研究活動委員会特別活動セクシュアリティ/クィア・スタディーズ グループは2013年度より,セクシュアリティやクィア,ジェンダー,身体,アイデンティティなどのトピックをめぐり,セクシュアリティ研究,クィア・スタディーズ,社会学などの領域を横断的に接続し,多様な分野の研究者同士による対話を重ねながら活動を継続してきた。これまでの活動の成果を統括し公開する場として,2016年度学会大会において本特別活動企画を開催する。
(研究活動委員 赤枝香奈子)
だれが・なんのために〈調査〉するのか? (1日目午後)
趣旨
近年,世界的にも再評価の著しいオペライズモ研究が明らかにしてきたように,戦後イタリアの社会運動は,調査実践そのものをいわば自己組織化の方法論としてきた。’80年代「鉛の時代」前後の同時代的連帯以降,ネグリ(構成的権力)をはじめ,ヴィルノ(マルチチュードの文法),ベラルディ(プレカリアートの詩),メッザードラ(逃走の権利),ラッツァラート(借金人間製造工場)などの日本語訳が多数刊行されてきたにもかかわらず,その方法論についてよく理解されてきたとはいいがたい。
コンリチェルカ(共同調査)という着想がどこからきたのかを問うなら,戦時下のデトロイトに生まれたジョンソン=フォレスト派のマルクス再発見がフランスの「社会主義か野蛮か」を経由してイタリアに影響を及ぼした,ある数奇な思想的系譜をたどりなおすことになる。ならば,その理論と実践と(あるいは失敗と,それにもかかわらずの大きな思想的インパクト)は,たとえば「社会に資する」調査のあり方を考えるとき,なにを示唆するだろうか。あるいは「プレカリテの時代」ともいわれるように諸条件の不安定化する現代社会において,わたしたちはどのような方法をとりうるだろうか?
ここでは調査の「非対称性」をしばらく忘れて「素人」から学び,「だれが・なんのために〈調査〉するのか」を,根本にたちかえって考えなおす機会としたい。
コーディネーター 櫻田和也 大阪市立大学
報告者
持木良太
「沖縄の近代化論争史にみる方法論上の問題」
原口剛
「釜ヶ崎と山谷:寄せ場における〈労働者調査〉」
板倉善之+佐藤零郎
「映像には夜の暗闇を記録できるか
マニュエル・ヤン
「From The American Worker to Zerowork」
(研究活動委員 森下伸也)
シンポジウム:戦争と軍事文化の社会学 (2日目午後)
趣旨
このシンポジウムでは,戦争と軍事文化が現代の社会・文化の中で,いかなる位置付け・意味をもちうるのかというテーマを,社会学と隣接領域との対話を図りながら追求したい。
集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法の成立は,戦後日本の平和主義の大きな転換点をなすとともに,メディアや街頭での広範な反対世論の盛り上がりは,きわめて注目すべき社会現象となった。それは,戦後日本の安全保障問題をめぐる言説空間において,しばしば隠蔽ないしは忌避されてきた,戦争・軍事のリアリティにどのように向き合い,それに対する態度決定を行うべきかという課題に国民を直面させたという点に,その社会的衝撃の本質があったとも考えられる。そこで問われていたのは,国民の戦争観・軍事組織観を基礎とする軍事文化そのもののありようであったとも言えるのである。
一方,現代の軍事文化は,その具体的な表象として,
(a)映画・漫画・アニメなどのポピュラーカルチャーの中に表現される戦争や軍事組織
(b)自衛隊という現実の軍事組織の内外に形成される文化
という2つの領域において,顕著な展開を見せている。この2つの領域における軍事文化の構造と変容を明らかにすることを手掛かりとして,現代日本の軍事文化の全体像に迫り,ひいては平和・安全保障問題をめぐる言説空間に一石を投じることを図りたい。
コーディネーター 吉田 純 京都大学
報告者
福間良明 立命館大学
福浦厚子 滋賀大学
吉田 純 京都大学
討論者
高橋三郎 京都大学名誉教授
石原 俊 明治学院大学
司会者(予定)
伊藤公雄 京都大学 他
(研究活動委員 栗岡幹英)
次回第67回大会は,5月28日(土)および29日(日)の両日,大阪大学・吹田キャンパスで開催されます。
①大会会場
大阪大学・人間科学研究科(吹田キャンパス)
大会実行委員長 友枝敏雄
大会事務局長 吉川 徹
大会事務局E-mail:ksa67.handai@gmail.com
(メールを送る場合は、@を半角にしてください)
会場へのアクセス
大阪大学ホームページ「吹田キャンパス周辺図/キャンパスマップ」をご覧下さい。
会場となります「人間科学研究科」は大阪モノレール阪大病院前駅から入構して左手にあります(徒歩約5分)。
②大会日程
<第1日目 5月28日(土)>
13:30~ 受付開始
14:00~16:30 一般研究報告(自由報告)Ⅰおよび若手企画部会
16:45~17:30 総会
18:00~20:00 懇親会
<第2日目 5月29日(日)>
09:00~ 受付開始
09:30~12:00 一般研究報告(自由報告)Ⅱ
13:30~16:30 シンポジウム・特別活動企画部会
③費用
大会参加費: 2,000円
懇親会費: 5,000円(一般),3,000円(学生)
④宿泊
宿泊の斡旋はいたしませんので,それぞれお早めにお取り下さい。とくに,観光客等の増加のため,大阪・京都・神戸などでホテルの確保が難しくなっていることにご留意ください。
(研究活動委員 栗岡幹英)
研究活動委員会では,毎大会時に若手研究者がコーディネートするセッションの開催を支援しています。この企画は,修士課程終了後概ね10年以内の方が,プログラムの一般報告の時間を用い,当該セッション全体の企画・開催を提案してくださる場合, 10万円の経費補助を行うというものです。この経費は,事前の打ち合わせや資料代,当日に学会員以外の方に登壇していただく際の交通費等に当てることができます。
開催要領その他詳細についてのお問い合わせ,および開催の申し込みは,下記アドレス宛にEmailでお願いいたします。
研究活動委員会宛 rackss@googlegroups.com
(メールを送る場合は、@を半角に変えてください)
(研究活動委員 栗岡幹英)
①役員選挙(郵送投票)についてのお知らせとお願い
役員選挙は郵送投票により実施されております。③に記したとおり,4月中に学会から選挙に関連して郵便物が2度届くことになります。お送りする郵便物に十分ご留意いただき,お早めに開封して内容をご確認いただきますようお願い申し上げます。
②会員データの更新について
今回,選挙権・被選挙権などの確認と合わせて,会員データの更新をおこなうことにいたしました。以下に述べる趣旨から,今回はただ記載内容を確認するだけではなく,全ての会員に記入,返送していただく必要がございますのでご注意ください。
関西社会学会理事会では,今後の学会活動を良好に進めるために,次のような課題の検討が必要だと考えております。
(1)大学等を定年退職された会員の会費の減額の検討
(2)大学等の常勤職にない会員の会費の減額の検討
しかし,現事務局の把握している会員データには年齢情報や常勤職かどうかといった情報がないため,十分な検討を進めることが困難です。そこで,今回,選挙関連の確認と合わせて,会員のみなさまからこういった情報も教えていただこうということになりました。理事会では集められた情報をもとに,上記の検討を進めたいと考えております。
なお,今回新規に収集する予定の会員データの項目(年齢,勤務形態等)は名簿作成とは関係がありません。今期理事会では既に名簿を1度発行しているため,総会までに再度発行する予定はありません。会員情報の更新はおこないますが,名簿を発行するかどうかも含め,名簿作成に関連した判断は次期理事会に委ねたいと考えています。
③スケジュール
上記①・②を同時に進めます。日程は以下のように予定しています。
・選挙権・被選挙権などの確認依頼および会員データ更新依頼の発送
2016年4月1日(予定)
・選挙関係異議申立ておよび会員データ回答締め切り
2016年4月12日(予定)
・有権者名簿および投票用紙の発送
2016年4月15日(予定)
・投票締め切り
2016年5月6日(予定)
(関西社会学会会長 谷富夫)
(選挙管理委員会委員長 田中滋)
①会費納入について
会費納入の締め切りが近づいてまいりました。4月に,払込額を記入した振替用紙を同封して,会費納入依頼状を事務支局よりお送りしますので,その振替用紙で郵便局にて納入くださいますようお願い申し上げます。
前年度までの会費をまだお支払いいただいてない会員の方には,事務支局より別便で納入督促状をお送りしますので,ご入金をよろしくお願いいたします。
郵便局での会費納入が事務支局に通知されるまでにタイム・ラグがありますので,未払い分の会費を完納される場合は,3月末までではなく,3月24日(木)までに振込をお願いいたします。
本年度は次期役員選挙が開催されます。上記の点は選挙権・被選挙権に関わりますので,特にご注意ください。
②一般研究報告を申し込む予定の非会員の入会について
現在,非会員で第67回大会の一般研究報告に申込をされる方は,入会していただく必要があります。学会ホームページから入会申込書をダウンロードし,必要事項をご記入の上,3月21日(月)までに(必着),事務支局にご郵送ください。
③次期役員選挙および会員データの更新
本年(2016年)の4~5月に,次期役員選挙を実施します。また,これに合わせて,会員データの更新をおこないます。従来と異なるやり方で進めますので,4月上旬に送られてくる郵便物は必ず開封し,全員が回答してくださいますようお願い申し上げます。
④その他
入退会,会費,名簿情報変更の連絡,問合わせは事務支局の方にお願いいたします。なお,会員へのお知らせ,依頼,問い合わせなどの連絡は,できるかぎり電子メールで行いたいと考えていますので,ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
(会計・総務担当理事 小林久高)
社会学系コンソーシアムニュースレター(No.9)が発行されました。
また、社会学系コンソーシアム第8回シンポジウム「日本社会のグランドデザイン――将来像と制度改革」が2016年1月30日(土)に開催されます。
詳細については、下記のリンクをご確認ください。