大会奨励賞選考委員会から

本学会では、各年次大会での若手会員による優れた一般報告に対して奨励賞を授与しておりますが、同じ会員による複数回受賞というケースが出てきたため、理事会にてこの適否を検討したところ、同賞設置の趣旨に照らして同一会員による報告への授賞は2回までを限度とするのが適当との結論に至りました。この旨を「奨励賞選考手続き等にかんする留意事項(申し合わせ)」に規定し、第64回大会より適用することになりましたので、ご報告いたします。若手会員には、同賞への一層積極的な挑戦を期待しております。

(奨励賞選考委員 芦田徹郎)

2013年度第64回大会一般研究報告Aの申込について

報告時間は25分、質疑応答は5分です。報告をご希望の方は (1)一般研究報告A(自由報告)申込用紙 (2)報告要旨 の2点を揃えて2013年3月22日(金)必着で事務局(電子メールの場合は、下記の申込専用アドレス)までお送りください。一般研究報告A(自由報告)申込用紙はお送りいたしておりません。基本的にこのページからダウンロードしていただきますようお願い申し上げます。ダウンロードが難しい場合には、事務局までその旨ご連絡頂きましたら、郵送にてお送りいたします。研究活動委員会では、学会ホームページからダウンロードした申込用紙・報告要旨テンプレートを使用した電子メールによる申込みを推奨します。

ひとつの電子メールに一般研究報告A(自由報告)申込用紙と報告要旨の2点のファイルを添付し、kansyaconference@gmail.com (報告申込専用アドレス。メール送信時は@を半角に直す)に送信してお申し込み下さい。一般研究報告A(自由報告)申込の際の電子メールのタイトルは必ず「第64回一般研究報告A(自由報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」として下さい。迷惑メールとの判別をしやすくするためにも必ず、このタイトルでお願いいたします。電子メールにてお申し込みいただいた場合には、申込受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので、ご確認ください。また一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。

郵送・電子メールともに、申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。

なお報告時に介助者を予定されている場合には、申込の際にあわせてお知らせください。

 

①一般研究報告A(自由報告)申込用紙について

次のリンク先から第64回大会一般研究報告A申込用紙[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用ください。ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく、必ず「64自由報告申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など、申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。

なお、申し込みの際、希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり、最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。研究報告のプログラムは4月開催の理事会にて決定されます。

 

【一般研究報告A(自由報告)分野リスト】

1 理論・学説                                               2 社会調査法・社会学研究法

3 階級・階層・社会移動                               4 家族・人口

5 農山漁村・地域社会                                 6 都市

7 政治                                                        8 組織・社会運動・集合行動

9 経済・経営・産業・労働                            10 教育

11 文化・知識・科学                                     12 宗教

13 社会心理・社会意識                               14 コミュニケーション・情報

15 社会病理・社会問題                               16 社会福祉・医療

17 エスニシティ                                           18 ジェンダー

19 社会史・歴史社会学                               20 比較社会学・地域研究・国際関係

21 環境                                                      22 その他

 

②報告要旨について

下記の様式にもとづき作成してください。用紙サイズ・書式を設定済みの第64回大会一般研究報告A要旨テンプレート[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用いただけます。ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく、必ず「64自由報告・タイトル (の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルは、そのままではファイル名としては長くなりすぎる場合も多いですので、適宜内容がわかる程度に短くしてください。

  • B5版横書き1枚でお願いします。
  • 提出された原稿をそのまま印刷しますので、パソコン/ワープロによる原稿を歓迎します。
  • 本文は1200字以内にしてください。
  • 上下左右の余白を2cm程度あけてください。
  • 原稿の冒頭3cm程度を用い、下記の例のように報告タイトル、所属(大学または機関名のみ)、氏名を記入してください。フォントは可能なかぎり次の通りにしてください。
    • 報告タイトル・サブタイトル:14ポイントのゴシック体
    • 所属・氏名:10.5ポイントのゴシック体
    • 本文:10.5ポイントの明朝体

2013年度第64回大会若手企画部会のご案内

「マイノリティをめぐる共同性の再構築」

従来の「与えられたアイデンティティ」に基づいた共同性が解体されつつあるなか、マイノリティの日常生活や運動の現場では、隣人たるマイノリティ/マジョリティとの関係性の変化に翻弄されながらも、自発的な共同性再構築に向けた試みが進んでいると考えられる。本セッションでは、そうした現場レベルでの取り組み、あるいは生活戦術のあり方に着目しながら、現代社会におけるマイノリティをめぐる共同性の新たな形を模索する。

<報告者> 丸山里美(立命館大学)、山口健一(福山市立大学)、有薗真代(立命館大学)

<司会者> 李洪章(日本学術振興会)

(研究活動委員長 神原文子)

2013年度第64回大会シンポジウムのご案内

第1シンポジウム
「グローバルな視点から日本社会のこれからを問う:ジェンダー・世代・公私・内外(仮題)」

経済、雇用、財政、社会保障、人口再生産・・・あらゆる面から見て日本が限界的状況にあるのは誰の眼にも明らかである。2013年度のシンポジウムでは、私たちが直面している種々の問題の解決をはかり再生の方途を探るために、グローバルな視点から、すなわち国際比較や諸外国の例を参照しながら、日本への提言をしていただくことを企図している。女性活用は保守政権も課題としているが、先行するEU諸国と比べて何が問題なのか。経済不況化での社会保障改革で日本に先んじた感のある韓国から何が学べるのか。ケアワークの不足はもはや国境を越えた協力により解決法をさぐる問題になっているのではないか。ひきこもり、保守化などばかり指摘される日本の若者に社会的革新を起こす芽は育っているのか。これらのテーマに関するそれぞれ最適の報告者を迎え、アジアとヨーロッパから日本のこれからを考えるシンポジウムとしたい。

<報告者>高橋美恵子(大阪大学)、金香男(フェリス女学院大学)、安里和晃(京都大学)、トゥーッカ・トイボネン(オクスフォード大学)

<司会者>落合恵美子(京都大学)・神原文子(神戸学院大学)

(研究活動委員 落合恵美子・神原文子)

 

第2シンポジウム
「質的調査のアーカイブ化の問題と可能性」

2011年度大会においてシンポジウム「社会調査とデータ・アーカイブ」を開催した。そこでは,アーカイブ化が一定の進展をし,いまや二次分析が可能となる環境が整えられてきている量的調査法に焦点を合わせた。他方,質的調査法はデータ公開においてもさまざまな困難と問題を抱えアーカイブ化そのものが遅れている現状がある。また,さまざまな社会問題の登場もあって質的調査の必要性は高まっているにもかかわらず人権問題や個人情報の保護などで質的調査の困難も増大しており,質的データの二次利用の可能性を探る必要性も出てきている。個別の事例を対象とする質的調査においては,調査倫理が一層問われるだけでなく,調査者と調査協力者の信頼関係を基礎に調査が成立しているとの調査者認識もあって,質的データのアーカイブ化や二次利用そのものの是非も議論の対象となり得る。質的調査におけるこうしたさまざまな課題と困難をあきらかにしたうえで,今後の進展の可能性を探りたい。

第一報告者の小林多寿子氏は,ライフヒストリー/ライフストーリー研究を専門とする立場から,現在行っている質的研究のアーカイブ化状況の調査をもとに,社会学だけではなく隣接領域も含み質的データのアーカイブ化の現状を報告する。第二報告者の森本一彦氏は,京都大学社会学研究室が蓄積してきた村落研究のデータ・アーカイブ化を推進している。実際にアーカイブ化を進めている立場からその過程で直面する課題や二次利用の可能性を報告する。第三報告者の石田佐恵子氏は,テレビ文化アーカイブを研究テーマにしており,今後ますます重要なデータであり公共性も高い映像メディア・アーカイブ化を中心に報告する。本シンポジウムでは討論者を立てていないが,フロアの参加者と率直で活発な意見を交換することで,質的調査のアーカイブ化の課題と可能性を浮かび上がらせることをねらいとしたい。

<報告者>小林多寿子(一橋大学)、森本一彦(京都大学)、石田佐恵子(大阪市立大学)

<司会者>桜井厚(立教大学)・轟 亮(金沢大学)

(研究活動委員 桜井厚・轟 亮)

第64回関西社会学会大会 宿泊のご案内

第64回関西社会学会大会の開催にあたり、参加者の便宜を図るため、名鉄観光サービス株式会社京滋支店に、京都市内でのホテルの手配をお願いしています。

申し込みを検討される方は必ず、こちらの案内用紙兼宿泊申込書をダウンロードし、内容を確認してください。
なお、手続き上の重要事項について、以下転載します。

  • 申込方法
    • 名鉄観光サービス株式会社京滋支店宛に、申込み用紙をFAXにて送付して下さい。
  • 申込締切り
    • 2013年 5月1日(水)までに申込んで下さい。
      • 満室になり次第締切らせていただきます。
  • 申込・問合せ先
    • 名鉄観光サービス株式会社京滋支店、「関西社会学会 宿泊担当係」 担当:北岡さま
      • TEL:(075)255-2211
      • FAX:(075)255-511
        • 営業時間:9:00-18:00 (土・日・祝日は休業)
    • 問い合わせには、FAXもしくはTELにて回答いただけます(携帯電話に連絡可能の方は申込書にご記入下さい)。
  • 支払い方法
    • 申し込み頂いた方には随時、名鉄観光サービス株式会社より請求書を送付いただきます。
    • 2013年5月10日(金)までにお振込み下さい(振込み手数料はご負担下さい)。

2013年度第64回大会のご案内

関西社会学会2013年度第64回大会は、以下の要領で開催されます。

①大会会場

  • 大谷大学
    • 住所:〒603-8143 京都府京都市北区小山上総町
  • 大会実行委員会委員長 飯田剛史
  • 大会事務局 野中亮
  • 大会校へのお問い合わせ 野中亮
    • 電話:075-432-3131(大谷大学代表)
    • E-mail: nonaka@res.otani.ac.jp
      • メールを送信される際は、@を半角に変換して下さい。
  • 会場へのアクセス

 

②大会日程

  • 第1日目 5月18日(土)
    • 13:30~                                      受付開始
    • 14:00~16:30                一般研究報告(自由報告)Ⅰ
    • 16:45~17:30                総会
    • 18:00~20:00                懇親会

 

  • 第2日目 5月19日(日)
    • 09:00~                                      受付開始
    • 09:30~12:00                一般研究報告(自由報告)Ⅱ
    • 13:00~16:30                             シンポジウム

 

③費用

  • 大会参加費:2,000円
  • 懇親会費:5,000円(一般),3,000円(学生)

 

④宿泊

  • 宿泊案内・宿泊申込は、こちらをご覧下さい。

次期役員選挙および名簿作成について

選挙管理委員会より、2点の重要なお知らせがあります。会員の皆さまは、必ずご確認ください。

 

① 役員選挙(郵送投票)についてのお知らせとお願い

役員選挙は郵送投票により実施されております.4月,5月に学会からお送りする郵便物(有権者名簿,投票用紙等)に十分ご留意いただき,お早めに開封して内容をご確認いただきますようお願い申し上げます.なお,日程は以下のように予定しています.

  • 選挙権・被選挙権など確認依頼の発送            2013年4月 2日(予定)
    • 前回と異なり,有権者名簿ではなく,そのうち,本人に関する情報(所属,地区,選挙権の有無,被選挙権の有無)のみを記した確認依頼状をお送りします。
  • 異議申し立て締め切り                                    2013年4月12日(予定)
  • 有権者名簿,投票用紙の発送                         2013年4月15日(予定)
  • 投票締め切り                                                 2013年5月 2日(予定

また,「事務局からの,4点のお知らせ」に記しましたように,本年度大会総会の「関西社会学会役員選挙規則」の改正で,第2条が「選挙権ならびに被選挙権を有する者は,前年度までの会費を前年度末までに完納した会員に限る.」と改正されました.この点にご留意のほどをお願いいたします.

 

② 会員名簿作成のための登録会員情報確認について

今年度は3年に1度の会員名簿作成の年度に当たっておりますが,学会事務の中西印刷への委託に伴い,今回より,名簿作成を役員選挙から切り離して,大会終了後に行うことに致しました.つきましては,大会終了後に,登録会員情報確認のため,郵便で会員各位の登録情報をお送りいたします.内容をご確認の上,変更箇所がありましたら, その指示に従って,変更届をよろしくお願いいたします.

 

(選挙管理委員会委員長 宮本孝二)

事務局からの、4点のお知らせ

関西社会学会事務局より、以下4点、重要なお知らせがあります。会員の皆さまは、必ずご確認ください。

 

① 2012年度までの会費未納の会員への会費納入の督促

今年度も会費納入締め切りが近づいてまいりました。2012年度までの会費をまだお支払いいただいてない会員の方には、事務支局より別便で納入督促状をお送りします。ご入金のほどよろしくお願いいたします。なお、今年度大会総会で「関西社会学会役員選挙規則」が改正され、第2条が「選挙権ならびに被選挙権を有する者は、前年度までの会費を前年度末までに完納した会員に限る。」となり、来年度の役員選挙にはこの規定が適用されます。この点にもご留意のほどをよろしくお願い申し上げます。また、郵便局での会費納入が事務支局に通知されるまでに2、3日のタイム・ラグがありますので、2012年度までの会費を完納される場合は、できるだけ、今年度末までではなく、3月27日(水)までに振込をお願いいたします。

 

② 2013年度の会費納入方法について

今年度同様、来年度も大会受付で学会費の現金での納入ができません。代わりに、払込額を記入した振替用紙を同封して、4月に会費納入依頼状を事務支局よりお送りしますので、その振替用紙で郵便局にて納入くださいますようお願い申し上げます。

 

③ 2013年度第64回大会に一般研究報告を申し込む予定の現在非会員の学会入会について

現在、非会員で第64回大会の一般研究報告に申込をされる方は、それまでに入会手続きを完了してください。「入会方法」から入会申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、3月22日(金)までに(必着)、事務支局にご郵送ください。
なお、入会は、理事会での承認が必要ですので、入会日は2012年4月の理事会開催日となります。それ以降に、入会承認のお知らせと合わせて、学会費の納入依頼状を事務支局よりお送りしますので、それまでに、学会費を納入しないようにしてください。

 

④ その他

2011年9月の事務支局の設置に伴い、入退会、会費、名簿情報変更の連絡、問合わせは事務支局の方にお願いいたします。なお、事務局および事務支局といたしましては、会員へのお知らせ、依頼、問い合わせなどの連絡は、できるかぎりEメールで行いたいと考えていますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。また、学会事務局・事務支局への連絡も、できるかぎりEメールをご利用頂きますようお願い申し上げます。

(事務局担当理事 工藤保則)

2014年度第65回大会若手企画・専門委員の募集

2014年の関西社会学会第65回大会において、「若手企画」部会をコーディネートする専門委員を募集します。

研究活動委員会では、若手研究者が、学会活動に積極的に参加し、発表し、交流の機会を広げることができ、学会の研究活動の活性化につながることを願って、2011年より「若手企画」を立ち上げ、若手研究者や大学院生に「研究活動委員会専門委員」として関わっていただくことにいたしました。

主旨に賛同し、関わっていただける方は、ぜひ応募してください。
また、会員のみなさまには、指導されておられる若手研究者の方々にお声をかけていただければ幸いに存じます。

応募規定は下記のとおりです。

  • 若手研究者(修士課程修了15年未満)を、「研究活動委員会専門委員」として公募する。4-5名程度。
  • 任期:原則1年とする。
  • 交通費を支給する(上限あり)。
  • 応募方法:履歴書、研究業績、「若手企画」で行いたいことを800字程度にまとめた書類を、添付ファイルで送付。締め切り2013年4月末。
  • 申し込み先: 神原宛 kambara@human.kobegakuin.ac.jp
    • メールを送信されるときには、アットマークを半角に変えて下さい。
  • 次回の大会時に顔合わせを行う。

(研究活動委員長 神原文子)

「世界社会学会議 横浜大会ニュース」第4号のお知らせ

世界社会学会議(ISA)横浜大会日本組織委員会より、「世界社会学会議 横浜大会ニュース」第4号を送付いただきましたので、転載します。

国際社会学会(International Sociological Association: ISA)の第18回世界社会学会議横浜大会は、2014 年7 月13 日〜19 日に開催されます。
参加を検討されている方は、ぜひご一読ください。

「世界社会学会議 横浜大会ニュース」第4号(PDF形式)