『フォーラム現代社会学』第12号目次

『フォーラム現代社会学』第12号(2013)の目次は、以下の通りです。

なお、本文中に英単語の文字化けが生じた論文がありました。訂正箇所などは、お詫びと訂正にてご確認ください。CiNiiでの電子公開にあたっては、修正済のものが掲載されます(2013年5月22日追記)。

目次

  • 論文
    • 地域メディアとしての地図と社会的実践としての地図づくり―地域社会における〈マップ〉の想像力―(松岡慧祐)
    • グローバルな運動をめぐる連携のあり方―サミット抗議行動におけるレパートリーの伝達をめぐって―(富永京子)
    • 「第2の人口転換論」における「家族形成の脱標準化」の検証―日本・台湾・韓国の出生動向:子どもの性別選好の観点からのアプローチ―(平井太規)
    • 社会的統合が自殺観に与える影響(平野孝典)
    • グローバル企業の人材獲得と育成に関する一考察―トヨタ工業学園高等部の人材育成・教育プログラムをめぐって―(岡村徹也)
    • 問い直される世界遺産―台風12号災害を契機とした熊野古道をめぐる語りの変容―(中井治郎)
    • 失踪をめぐる多元的な生死の線引き―失踪者の家族の語りから―(中森弘樹)
  • 特集 3.11以前の社会学―阪神淡路大震災から東日本大震災へ―
    • はじめに(荻野昌弘)
    • 震災を忘れているのは誰か―被災遺物の保存の社会学―(今井信雄)
    • 災害死を再定位するコミュニティの過剰な意義―ifの未死と彷徨える魂の行方をめぐって―(金菱 清)
    • 東日本大震災をめぐる阪神/東京/福島―広域システム災害という視角から―(山下祐介)
    • リスク社会と“ディアボリックなもの”(三上剛史)
  • Abstracts
  • 学会活動報告
  • 2012年度大会プログラム
  • 諸規定
  • 編集後記(牟田和恵)

 

 

『フォーラム現代社会学』第12号
関西社会学会 編集・発行
B5判/154頁
ISBN978-4-87974-675-7

NHKアーカイブス学術利用・第3期研究募集(2013年7月9日締切)

NHKアーカイブス学術利用トライアル研究事務局より、「NHKアーカイブス学術利用『トライアル研究Ⅱ』『関西トライアルⅡ』・第3期研究募集の案内が届きましたので、お知らせします。
NHKでは、大学等の研究者にNHKアーカイブスの保存コンテンツの研究利用をする試行運用への参加者を募集しています。
公募に採択された方は、「トライアル研究Ⅱ」はNHKアーカイブス(川口)で、「関西トライアルⅡ」はNHK大阪放送局で、番組やニュースコンテンツを研究用に閲覧することになります。

下に、重要事項を転載しますが、応募を検討される方は必ずNHKトライアル研究のホームページをご覧ください。
応募締め切りは2013年7月9日です。

  • 閲覧時期: 平成25年10月~平成26年3月の間
  • 公募対象者: 大学または公的研究所に所属する教員・研究者、大学院生の方
  • 募集期間: 平成25年5月15日~平成25年7月9日
  • 募集研究数: トライアル研究Ⅱ、8件程度/関西トライアルⅡ、4件程度
  • 応募希望の方は、事前の「応募相談」に原則ご参加いただきます。

『フォーラム現代社会学』投稿規定

『フォーラム現代社会学』の投稿規定は、以下の通りです。
投稿を検討されている方は、必ず熟読の上、ご投稿下さい。

【投稿規定】(2025年4月12日改正)
1. 本誌に発表する論文等は、いずれも他に未発表でかつ他誌に投稿中でないものに限る。ただし、学位論文、学会報告要旨集、報告書、プレプリント、ワーキングペーパーなどの原稿、学会等で口頭で発表したものについては、その限りではない。投稿時にその旨を編集事務局に連絡し、必要に応じて投稿時に付記などで明記すること。
2. 論文の投稿資格は、本会会員であって、当該年度までの会費を投稿申し込み時までに完納している者に限る。共同執筆原稿の場合は、すべての著者がこの要件を満たしていなければならない。
3. 前号に投稿原稿が掲載されている会員は連続して投稿することはできない。
4. 投稿料及び掲載料は、これを徴収しない。図表や画像のカラー印刷にかかわる費用については原則、執筆者の自己負担とする。
5. 投稿者は9月30日までに編集委員会事務局に以下の①②を学会ホームページに設置されたリンクから投稿フォーム経由で提出する。それ以外の方法による提出は認めない。また締切日・時刻を過ぎた投稿は受け付けない。
①審査用の原稿一式(和文要約、英文要約、本文)のPDFデータ。
②原稿一式のデータ。ワードまたはリッチテキスト形式で、和文要約・英文要約・本文の順に1つのファイルとしたもの。
6. 論文の掲載を認められた投稿者は、指示に従って、完成原稿①②を指定した期日までに指定されたメールアドレスに提出する。
①審査用の原稿一式(和文要約、英文要約、本文)のPDFデータ。
②原稿一式のデータ。ワードまたはリッチテキスト形式で、和文要約・英文要約・本文の順に1つのファイルとしたもの。
7. 執筆要綱に従っていない場合など、掲載が不適切であると判断した場合、編集委員会の判断により、通常の審査を経ずに受け付け不可となることがある。
8. 本誌に発表された論文等の著作権は関西社会学会に帰属する。本誌に掲載された論文等を他の著作等に転載する場合には、事前に文書等で関西社会学会編集委員会の許可を得なくてはならない。
9. 本誌に掲載された論文等は、関西社会学会により、電子公開される。投稿者は著者最終稿または出版稿、根拠データなどを出典を明記したうえで機関リポジトリ等で公開することができる。

付 則
この規定は2025年4月12日から施行する。ただし、第7条は2026年4月1日から適用する。

(助成案内)日本証券奨学財団平成25年度研究調査助成及び研究出版助成の募集について

日本証券奨学財団より「平成25年度研究調査助成及び研究出版助成の募集の案内」が学会事務局に届きましたのでお知らせします。

なお、案内文中の「添付資料」(申請関係書類)につきましては、日本証券奨学財団のホームページからダウンロードして申請をして下さい。
申請期間は、研究調査助成が4月15日(月)から6月30日(日)まで、研究出版助成が6月1日(土)から9月30日(月)までです(同財団ホームページより)。

第64回関西社会学会大会プログラム発表

2013年5月18日(土)・19日(日)に大谷大学で開催されます、第64回関西社会学会大会のプログラムが完成しました。

関西社会学会では、このプログラム(PDF形式)をホームページ上で公開します。
学会員の方、また参加を検討されている方は、下のリンクより内容をご確認ください。

>> 第64回関西社会学会大会プログラム

なお、関西社会学会ニュースvol.82(2013.01.31)の、大会第2日のタイムスケジュールの記載に誤りがありました。

正しくは、

==========第2日==========
09:30~     受付開始
10:00~12:30  一般研究報告Ⅱ
13:30~16:30  シンポジウム
=========================

となりますので、ご注意ください。
このプログラムでは訂正済みです。

 

社会人公開講座「クール・ジャパンとベンチャービジネス…マンガ・アニメ・Jポップのこれからは?」のお知らせ

社会人公開講座
「クール・ジャパンとベンチャービジネス…マンガ・アニメ・Jポップのこれからは?」

現在、押しすすめられているクール・ジャパン政策は、実際には海外でどのように展開され、本当にその地の人々に受けとめられているのだろうか。
アニメ、マンガ、J・POPからアートまで、日本からの文化発信として、またコンテンツ・ビジネスとしての可能性や解決すべき課題を、フィールド調査を踏まえて解読していく。
そこから日本文化の特徴を生かした今後のビジネスモデルを考えたい。

2013年度第64回大会関連の情報を、まとめて更新しました。

本日、関西社会学会第64回大会に関する情報を、まとめて更新しました。
具体的には、以下の通りです。

特に、大会一般研究報告A(自由報告)の申し込みについて には、報告申し込み要領が記載され、申し込みに必要な「一般研究報告A(自由報告)申込用紙」、および「自由報告・要旨テンプレート」のファイルがアップロードされています。
第64回大会で報告を希望される方は、必ず上記ページを確認の上、ファイルをダウンロードしてください。

なお、現在非会員で次回大会報告申込をされる人は、報告申込締切日の2013年3月22日(金)までに(必着)入会申込書を学会事務支局に送って下さい。
入会手続きについては、「入会方法」のページを参照して下さい。

大会奨励賞選考委員会から

本学会では、各年次大会での若手会員による優れた一般報告に対して奨励賞を授与しておりますが、同じ会員による複数回受賞というケースが出てきたため、理事会にてこの適否を検討したところ、同賞設置の趣旨に照らして同一会員による報告への授賞は2回までを限度とするのが適当との結論に至りました。この旨を「奨励賞選考手続き等にかんする留意事項(申し合わせ)」に規定し、第64回大会より適用することになりましたので、ご報告いたします。若手会員には、同賞への一層積極的な挑戦を期待しております。

(奨励賞選考委員 芦田徹郎)

2013年度第64回大会一般研究報告Aの申込について

報告時間は25分、質疑応答は5分です。報告をご希望の方は (1)一般研究報告A(自由報告)申込用紙 (2)報告要旨 の2点を揃えて2013年3月22日(金)必着で事務局(電子メールの場合は、下記の申込専用アドレス)までお送りください。一般研究報告A(自由報告)申込用紙はお送りいたしておりません。基本的にこのページからダウンロードしていただきますようお願い申し上げます。ダウンロードが難しい場合には、事務局までその旨ご連絡頂きましたら、郵送にてお送りいたします。研究活動委員会では、学会ホームページからダウンロードした申込用紙・報告要旨テンプレートを使用した電子メールによる申込みを推奨します。

ひとつの電子メールに一般研究報告A(自由報告)申込用紙と報告要旨の2点のファイルを添付し、kansyaconference@gmail.com (報告申込専用アドレス。メール送信時は@を半角に直す)に送信してお申し込み下さい。一般研究報告A(自由報告)申込の際の電子メールのタイトルは必ず「第64回一般研究報告A(自由報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」として下さい。迷惑メールとの判別をしやすくするためにも必ず、このタイトルでお願いいたします。電子メールにてお申し込みいただいた場合には、申込受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので、ご確認ください。また一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。

郵送・電子メールともに、申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。

なお報告時に介助者を予定されている場合には、申込の際にあわせてお知らせください。

 

①一般研究報告A(自由報告)申込用紙について

次のリンク先から第64回大会一般研究報告A申込用紙[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用ください。ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく、必ず「64自由報告申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など、申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。

なお、申し込みの際、希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり、最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。研究報告のプログラムは4月開催の理事会にて決定されます。

 

【一般研究報告A(自由報告)分野リスト】

1 理論・学説                                               2 社会調査法・社会学研究法

3 階級・階層・社会移動                               4 家族・人口

5 農山漁村・地域社会                                 6 都市

7 政治                                                        8 組織・社会運動・集合行動

9 経済・経営・産業・労働                            10 教育

11 文化・知識・科学                                     12 宗教

13 社会心理・社会意識                               14 コミュニケーション・情報

15 社会病理・社会問題                               16 社会福祉・医療

17 エスニシティ                                           18 ジェンダー

19 社会史・歴史社会学                               20 比較社会学・地域研究・国際関係

21 環境                                                      22 その他

 

②報告要旨について

下記の様式にもとづき作成してください。用紙サイズ・書式を設定済みの第64回大会一般研究報告A要旨テンプレート[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用いただけます。ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく、必ず「64自由報告・タイトル (の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルは、そのままではファイル名としては長くなりすぎる場合も多いですので、適宜内容がわかる程度に短くしてください。

  • B5版横書き1枚でお願いします。
  • 提出された原稿をそのまま印刷しますので、パソコン/ワープロによる原稿を歓迎します。
  • 本文は1200字以内にしてください。
  • 上下左右の余白を2cm程度あけてください。
  • 原稿の冒頭3cm程度を用い、下記の例のように報告タイトル、所属(大学または機関名のみ)、氏名を記入してください。フォントは可能なかぎり次の通りにしてください。
    • 報告タイトル・サブタイトル:14ポイントのゴシック体
    • 所属・氏名:10.5ポイントのゴシック体
    • 本文:10.5ポイントの明朝体

2013年度第64回大会若手企画部会のご案内

「マイノリティをめぐる共同性の再構築」

従来の「与えられたアイデンティティ」に基づいた共同性が解体されつつあるなか、マイノリティの日常生活や運動の現場では、隣人たるマイノリティ/マジョリティとの関係性の変化に翻弄されながらも、自発的な共同性再構築に向けた試みが進んでいると考えられる。本セッションでは、そうした現場レベルでの取り組み、あるいは生活戦術のあり方に着目しながら、現代社会におけるマイノリティをめぐる共同性の新たな形を模索する。

<報告者> 丸山里美(立命館大学)、山口健一(福山市立大学)、有薗真代(立命館大学)

<司会者> 李洪章(日本学術振興会)

(研究活動委員長 神原文子)