2012年度第63回大会若手企画部会案内

①若手企画第1部会(「<支援>のフィールドワーク: 調査と実践のはざまで」)

<支援>という実践とフィールドワークという学問的営為とのあいだにある困難・矛盾・葛藤,そして「おもしろさ」を,さまざまなフィールドの研究者/実践者からの報告をもとに議論します。

福祉や医療――あるいは被災地での復興支援活動――を含めた<支援>の現場についての調査は,その調査対象者へのアプローチについても,その調査方法についても,そして,結果の分析や解釈についても,発表についても,それぞれの段階で様々な「困難」と「おもしろさ」がともないます。

本企画は,フィールドワーク/参与観察の技法の実際と困難を,実際に調査をおこなっている若手研究者とともに議論することを主眼とします。
なかでもとくに「支援の現場」にかかわる人びとを念頭に置きながら,福祉,医療など,広く<支援>の現場を調査したり,その調査結果を発表したりすることについて独自の努力と成果を出されてきた研究者とともに,そうした現場の調査ゆえの発見や達成などについて議論することを目指します。

<報告者>井口高志 (奈良女子大学),間宮郁子 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所),仁平典宏 (法政大学),山北輝裕 (日本大学)

<司会者> 前田拓也(神戸学院大学)

 

②若手企画第2部会(「国際学会発表の体験とノウハウの共有:武勇伝も失敗談も」)

若手研究者にとっての登竜門である国際学会発表での体験談や,体験を通して得たノウハウを共有することで,学の国際化時代に向けての基礎体力づくりの一助とします。

国際学会などで外国語を用いて効果的にプレゼンテーションを行う能力は,あらゆるレベルでますます重要になっています。
しかし,日本そして関西の社会学は,世界に向けて発信すべきその成果に見合うだけの情報発信のノウハウを十分に蓄積しているとはいえません。

このような現状を踏まえ,本シンポジウムでは,国際学会で発表した経験のある研究者が,自分の経験を語ることのできる場を設けることで,これから国際学会で発表しようという若手研究者と,よりよい国際学会発表を目指すすべての研究者に資することを目指します。

話題としては,当日の事前準備としては何が必要か,発表後の質疑応答の注意点,などが考えられます。
さらに,国際学会での発表内容を投稿論文としてまとめ,国際的な研究動向とリンクさせるための実践的方法を議論したいと考えています。

< 報告者>石田淳 (関西学院大学),朝田佳尚 (京都大学),筒井淳也 (立命館大学),倉島哲 (関西学院大学)

<司会者> 倉島哲(関西学院大学)

(研究活動委員長 神原文子)

2012年度第63回大会シンポジウム「〈3.11以前〉の社会学――阪神淡路大震災から東日本大震災へ――」

2012年度第63回大会シンポジウムについて

〈3.11以前〉の社会学――阪神淡路大震災から東日本大震災へ――

東日本大震災は,被害の規模,被災地の範囲の広さに加え,原発事故まで引き起こし,半年以上経ったいまも,復興はおろか,復旧のめどさえ立たない。こうした状況において,社会学に何ができるのかが問われている。

1995年に起った阪神淡路大震災も,すでに同様の問いを社会学者に投げかけていた。それは,震災後の復旧・復興の現状を通じて,戦後の日本社会そのものに対する根本的な反省を促すものだった。その結果,この時期に社会学に新たな視点が生まれ,また,それに基づいて研究対象が構築されていった。

まず「ボランティア」という新たな営みが注目され,現代社会における新たな社会的連帯のありかたが模索されるようになり,「多文化共生」ということばが,新たな連帯を方向付けるキーワードとして用いられるようになった。また,災害は空間と環境の破壊であることから,公共空間をいかに再生させるのかについても議論が生じた。そこで,いかにして,震災を記憶するかという問題に照明が当てられた。

一方で,「リスク」という用語が,社会学において定着する契機となったのも,阪神淡路大震災からである。リスクへの恐怖が生む連帯は,根本的な根源的な格差を隠蔽している。戦後に日本で進めてられてきた開発そのものが,そもそも地域間,階層間の差別を再編成する過程であり,福島第一原発の事故は,その帰結点であると考えることもできる。それは,現代社会において「連帯」そのものが困難であることを示している。そして,災害復興が国家主導による地域間格差の新たな「追認」の過程となる危険性を暗示している。

本シンポジウムでは,以上のような観点から,阪神淡路大震災を中心に,「3.11以後」ではなく,「3.11以前」の社会学研究のなかに「3.11以後」を読み解く知を見出そうとする試みであり,この試みを通して,これから長期間にわたって続くであろう復興への困難な道のりを社会学者としていかに捉えていくべきかを問うものでもある。

<報告者>今井信雄(関西学院大学),三上剛史(神戸大学),金菱清(東北学院大学),山下祐介(首都大学東京)

<司会者>蘭信三(上智大学)・荻野昌弘(関西学院大学)

(研究活動委員 蘭信三・荻野昌弘)

第63回関西社会学会大会 宿泊案内

ご参加者各位                              平成24年(2012年)年2月吉日

三交旅行株式会社伊勢支店

支店長:服部 克史

担 当:脇田 智行

第63回関西社会学会大会 ご宿泊のご案内

 

時下ますますのご清栄のこととお喜び申し上げます。

この度、三重県において、表記「第63回関西社会学会大会」の開催にあたり、弊社がご参加の皆様の伊勢市内での宿泊のお世話をさせていただくことになりました。

つきましては、当案内をご参考いただき、お申込下さいますよう、宜しくお願い致します。

 

1、期日         平成24年(2012年)5月26日(土)・27日(日) 《ご宿泊日、5月26日》

 

2、宿泊ホテル

ホテル名部屋タイプ食事条件

 宿泊代金(税込み)

確保数

伊勢シティホテルアネックスシングルルーム1泊朝食付き8,000円

30部屋

伊勢シティホテルシングルルーム1泊朝食付き7,500円

30部屋

ホテルキャッスルイン伊勢シングルルーム1泊朝食付き7,500円

30部屋

  1. 喫煙・禁煙のご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。
  2. 上記のホテルが満室になった場合は別のホテルを手配させていただきます。
    • その場合、上記の料金と異なります。予めご了承ください。
  3. 各ホテルへのアクセスについてはこちらの地図をご覧下さい。

 

3、お申込方法      弊社宛に申込用紙ご記入の上、FAXにてお申込下さい。

 

4、締め切り       5月11日(金曜日)

 

5、お申込先       三交旅行㈱伊勢支店「関西社会学会 宿泊担当係」担当 脇田

TEL:0596-24-3101/FAX:0596-24-3157

 

6、回答         FAXおよびTELにてご回答させていただきます。

《携帯電話に連絡可能の方は申込書にご記入下さい》

 

7、お支払い       お申し込み頂いた方から随時弊社より請求書を送付させていただきます。

5月25日(金)までにお振込み下さい(振込み手数料はご負担下さい)。

2012年度第63回大会のご案内

①大会会場

  • 皇學館大学 〒516-8555 三重県伊勢市神田久志本町1704
  • 大会実行委員会委員長 上久保達夫
  • 大会事務局 筒井琢磨
  • 大会校へのお問い合わせ
    • 筒井琢磨 電話0596-22-6380(現代日本社会学科研究室)
      • 大会当日は0596-22-6340(大会事務局)へ
    • E-mail: tsutsui@kogakkan-u.ac.jp
      • スパムメール防止のため、記事本文中の@は全角に変換してあります。メールを送信される際は、半角に変換して下さい。
  • 会場へのアクセス
    • 近鉄宇治山田駅から徒歩15分
    • 近鉄宇治山田駅前「⑤(CANばす)のりば」からシャトルバス運行
      • 交通案内図・シャトルバス時刻表・会場案内図は,5月上旬送付予定の大会プログラムに添付します。

②大会日程

  • 第1日目 5月26日(土)
    • 13:30~                                     受付開始
    • 14:00~16:30                            一般研究報告(自由報告)Ⅰ
    • 16:45~17:30                            総会
    • 18:00~20:00                            懇親会

 

  • 第2日目 5月27日(日)
    • 09:00~                                     受付開始
    • 09:30~12:00                            一般研究報告(自由報告)Ⅱ
    • 13:00~16:30                           シンポジウム

③費用

  • 大会参加費       :2,000円
  • 懇親会費           :5,000円(一般),3,000円(学生)

④宿泊

  •  宿泊案内・宿泊申し込みはこちらをご覧下さい。

⑤お弁当販売のご案内(5/27)

  • 会場周辺には食事処やコンビニ・お弁当屋がございませんので,大会二日目(5/27)の昼食につきましては,予約制にてお弁当の販売をいたします。料金は一食700円(お茶込み)になります。
  • ご予約は下記の連絡先までメールにてご連絡ください。
    • 申込先: ksa2012lunch@gmail.com
      • スパムメール防止のため、記事本文中の@は全角に変換してあります。メールを送信される際は、半角に変換して下さい。
    • 件名:「5/27弁当予約」
    • 本文記載事項:所属,氏名,個数(省略された場合は1となります)
  • 締切: 5月17日(木)
  • 代金: 700円(お茶込み,当日お支払いください)
    •  ご予約が完了いたしましたら確認のメールを返信いたします。

『フォーラム現代社会学』電子公開に関する告知

このたび関西社会学会は,現代のインターネットの普及に鑑みて,会員の研究成果をより広く伝え,社会学の発展に寄与するために,本学会誌『フォーラム現代社会学』の電子公開を行うことになりました。学術情報を積極的に提供し,開かれた学会となることをめざしています。

具体的には,国立情報学研究所電子図書館に学術雑誌として登録し,CiNiiサイトにおいて,本学会誌創刊号からの論文情報の提供と論文の電子公開を行う予定です。

そこで,本来であれば会員ならびに著者の皆様お一人ずつに電子公開のために必要な著作権の許諾手続きを行うべきではございますが,この告知をもって本学会への著作権の移譲をお願い申し上げる次第です。なお,会員の著書等への転載は,従来通り,事前に本学会へ転載の願いをご提出ください。

万一,この件に関しましてご了承いただけない場合,あるいはご不審の点がある場合は,
2012年5月31日まで本学会事務局に文書または電子メール(KanshaOffice@gmail.com)でお申し出下さい。
(スパムメール防止のため、本文中のアットマークを全角にしております。メールを送信されるときには、アットマークを半角に変えて下さい。)

なお,お申し出のない場合には,ご了承いただけたものとし,電子公開する時期が参りました段階で,論文を掲載させていただきたいと存じますが,公開後の会員ならびに著者の皆様からの記事取り下げ要求に際しても柔軟に対応させていただきます。

(編集委員長 牟田和恵)

静岡大学人文学部社会学科、公募情報(12月26日〆切り)

静岡大学人文学部社会学科より、公募情報をお知らせいただきました。
締め切りは、2011年12月16日です。
以下、その一部を転載します。
なお、詳細については必ず右リンク先の募集要項を確認して下さい。

  • 任用予定職
    • 静岡大学人文学部社会学科・准教授又は講師 1名
  • 任用予定年月日
    • 平成24年4月1日
  • 応募資格
    • 専攻分野:計量社会学
  • 担当授業科目
    • 学部:計量社会学、社会学方法論演習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、社会学応用演習Ⅰ、卒業演習Ⅰ・Ⅱ、その他共通科目など
    • 大学院:共生社会学演習Ⅰ・Ⅱ、計量分析演習など
  • 学 歴
    • 以下の(1)又は(2)に該当する方
      • (1) 博士の学位を有する方
      • (2) 大学院博士課程修了者(平成24年3月修了見込みの者を含む)又はこれと同等以上の学力を有する方

追手門学院大学、公募情報(11月19日〆切り)

学会員の皆さま

追手門学院大学社会学部さまより、2件(3名)の公募情報をお知らせいただきました。
締め切りはどちらも、2011年11月19日です。

下に簡単な応募情報を転記しますが、詳しくは必ず、リンク先のホームページを確認して下さい。

【追手門学院大学さま、公募情報1.】

  • 研究分野:日本国憲法学または法社会学
  • 職種:教授
  • 勤務形態:専任;定年は65歳
    • なお65歳以降、任用期限付き教員(70歳定年)の制度もあります。
  • 人員:1名
  • 応募資格
    • 日本国憲法や基本的人権に関連する分野あるいは法社会学分野において、すぐれた研究実績と教育経験を有する者。
    • 博士の学位を有する者、あるいはそれに準ずる業績を有する者
    • 以下の科目の担当が可能な者 ;「現代社会と人権」「日本国憲法」「市民生活と法」および「人権教育論」など
  • 応募締め切り:2011年11月19日(土);必着
  • 選考方法等、詳細はこちらの公募採用条件を確認して下さい。
【追手門学院大学さま、公募情報2.】
  • 研究分野:社会学
  • 職種:教授
  • 勤務形態:専任;定年は65歳
    • なお65歳以降、任用期限付き教員(70歳定年)の制度もあります。
  • 人員:2名;下記担当科目群1. 2.、それぞれ1名ずつの採用とは限らない
  • 応募資格
    • 博士の学位を有していることが望ましい。
    • 以下の科目が担当できること。
      1. 「サブカルチャー論」「コミュニケーションの社会学」「アート環境論」「都市文化論」「消費文化論」 「ライフスタイル論」「文化記号論」「映像文化論」のうち複数科目が担当できること。
      2. 「社会問題論」「人間関係論」「人間形成論」「人間学」が担当できること。
    • その他、「新入生演習」「基礎演習」「専門演習」「卒業演習」などのゼミを担当できること。
  • 応募締め切り:2011年11月19日(土);必着
  • 選考方法等、詳細はこちらの公募採用条件を確認して下さい。

関西社会学会第62回大会報告

関西社会学会第62回大会は、2011年5月28日(土)・29日(日)、甲南女子大学で開催されました。
今回は、「社会学が捉える現代資本主義――新しい『経済と社会』の可能性――」「社会調査とデータ・アーカイブ」の2つのシンポジウムを開催しました。
会員220名、臨時会員38名の参加者がありました。
東日本大震災の影響と思われますが、報告者が例年に比べると若干少なかったことと、例年に比べて早い梅雨入りと台風接近による雨風の影響で、例年に比べて少ない参加者数でした。
大会の運営にあたられた甲南女子大学の方々のご尽力に心より感謝いたします。
(事務局担当理事 工藤保則)

1. 大会会場

甲南女子大学

〒658-0001神戸市東灘区森北町6-2-23

  • 大会実行委員会委員長 芦田徹郎先生
  • 大会事務局 原田隆司先生

2. 大会日程

第1日目 5月28日(土)

  • 13:30~    受付開始
  • 14:00~16:30 一般研究報告A(自由報告)Ⅰ
  • 16:45~17:30 総会
  • 18:00~20:00 懇親会

第2日目 5月29日(日)

  • 9:30~    受付開始
  • 10:00~12:30 一般研究報告A(自由報告)Ⅱ
  • 13:30~16:30 シンポジウム

奨励賞

3. シンポジウム概要(当日プログラムより)

シンポジウム第1部会  社会学が捉える現代資本主義―新しい『経済と社会』の可能性―

社会学における資本主義のモデルは、マルクスやウェーバーの産業資本主義像に基づいている。
しかし、リーマンショックに端的に示されるように、現代の資本主義においては、金融が重要な意味を持っており、オックスフォード版『社会学辞典』の「資本主義」の項では、このような新たな状況に旧来の産業資本主義モデルだけでは対応できないのではないかという指摘がされている。
そこで、現代の世界的規模の変動を「資本主義の新たな展開」という切り口から捉えることを本シンポジウムの目的とする。
第一報告者の正村俊之氏は、「ポスト産業資本主義の論理」を金融資本主義と市場原理主義というふたつの特徴から捉え、また、そのなかで貨幣が持つ意味について報告する。
第二報告者の宇城輝人氏は、あらゆる仕事を賃労働に仕立てる「賃労働社会」がはらんでいる問題を剔出し、現代社会における労働と生活の関係について報告する。
第三報告者の間々田孝夫氏は、現代の消費のありかたを「第三の消費文化」として捉えながら、消費文化と現代資本主義との関わりについて報告する。
いずれの報告も、既存の社会学にはなかった資本主義の新たな展開に関する深い洞察と理論的可能性を感じさせるものになるであろう。
討論者の吉田純氏は情報社会論の観点から、また、足立重和氏はコミュニティ論の観点から、各報告のあいだの共通点と相違点、あるいは報告では取り上げられなかった側面についてコメントを行う。
フロアも含めた討論のなかで、本シンポジウムが、新たな『経済と社会』の可能性を追求していく契機となれば幸いである。

<報告者>正村俊之(東北大学)・宇城輝人(福井県立大学)・間々田孝夫(立教大学)
<討論者>吉田純(京都大学)・足立重和(愛知教育大学)
<司会者>蘭信三(上智大学)・荻野昌弘(関西学院大学)
(研究活動委員 荻野昌弘・蘭信三)

シンポジウム第2部会  社会調査とデータ・アーカイブ

社会学的研究において社会調査データのもつ重要性はますます高まっている。
近年、公開された社会調査データ・アーカイブにアクセスして、誰もが統計分析を行うことができるという環境整備が進められてきた。
このシンポジウムでは、社会調査データ・アーカイブのあり方をテーマとして、その現状と課題を明らかにし、さまざまな専門領域の社会学者による議論を通じて、今後の発展の可能性を考えたいと思う。
第一報告者は佐藤博樹氏で、東京大学社会科学研究所の社会調査・データアーカイブ研究センターが運営する、国内有数の大規模データアーカイブSSJDAの現状と課題についてお話しいただく。
第二報告者は川端亮氏で、大阪大学大学院人間科学研究科の経験社会学研究室が運営する、社会調査データベースSRDQについてお話いただく。
SRDQはWeb上で直接分析できる機能を特徴としている。
第三報告者は岩井紀子氏で、大阪商業大学JGSS研究センターによる日本版総合的社会調査(JGSS)等、大規模社会調査の実施者の立場から、データの寄託や公開に関わる問題についてお話しいただく。
いずれのプロジェクトも、日本における計量社会学や社会調査法、そしてそれにとどまらず、さまざまな社会学、社会科学の領域で、重要な研究基盤を提供しているものである。
3つの報告に対して、真鍋一史氏、中野康人氏に、国際的な動向の観点や、アーカイブ利用者側の観点からコメントをいただき、フロアとともに議論を深めたいと思う。

データ・アーカイブの管理運営、データの寄託、データの利用、国際比較など、さまざまな立場・視点から、データ・アーカイブのあり方、社会調査データの公開の仕方、2次データ分析の意義等について議論となるだろう。
計量分析を主たる研究手法としていない社会学者にとっても、データ・アーカイブの利用についてコンパクトにまとまった情報が得られるので、研究・教育に大いに役立つシンポジウムになると思う。
たくさんのご参加をお待ちしています。

<報告者>佐藤博樹(東京大学)・川端 亮(大阪大学)・岩井紀子(大阪商業大学)
<討論者>真鍋一史(青山学院大学)・中野康人(関西学院大学)
<司 会>轟 亮(金沢大学)・桜井 厚(立教大学)
(研究活動委員 轟 亮・桜井 厚)

4. 大会プログラム

大会当日のプログラムは、こちらのリンクからダウンロードして下さい。

会費納入のお願い、及び東日本大震災被災者への会費免除のお知らせ

今年度は、大会受付での学会費徴収を取りやめたこと、そして、前記事「事務支局の設置、及び事務局の電話・ファックス・メールアドレス変更について」に記したような事情のため、9月中旬にすでに2011年度会費を納入頂いている方を除く全会員に、学会事務支局より(ニュースとは別便で)会費納入依頼状をお送りいたします。それに従って会費納入のほど、よろしくお願い申し上げます。2012年度以降は、5月に請求、2月に未納者に督促、となります。

会費を年度末(3月31日)の時点で3年分滞納していると会員資格を喪失します。学会事務委託後は、この手続きが機械的にならざるをえませんので、ご注意下さい。

なお、2011年度大会総会で、「東日本震災被災者の2011年度会費を免除すること」が決定されました。被災され、会費免除を希望される方は、学会事務局(事務支局ではなく)までその旨をご一報のほどお願いいたします。

 

工藤保則事務局担当理事

事務支局の設置、及び事務局の電話・ファックス・メールアドレス変更について

関西社会学会は、これまで会長所属大学に大きな負担をかけながら学会事務局機能を維持してまいりましたが、900名を超える規模になってからは、この方式が限界に来ており、その根本的な解決をはかることがここ数期の理事会の喫緊の課題となっておりました。今期理事会は、この問題を事務局機能の一部を外部委託することで解決するということを共有認識としてスタートいたしました。

1年かけて慎重に検討を重ね、京都に本社のある中西印刷株式会社に、2011年9月1日から、会員管理業務、会計業務、事務支局業務(電話・文書の受付等)を委託することを提案し、2011年度大会総会で承認されました。また、外部事務委託費用を捻出するために、2012年度から一般会員の会費を4500円から6000円に、学生会員の会費を3500円から4500円に値上げすることも合わせて提案し、同様に2011年度大会総会で承認されました。

なお、今後は、入退会、会費、名簿情報変更などの連絡、問い合わせは、下記に示す「関西社会学会事務支局」までお願いいたします。

  • 関西社会学会事務支局
    • 〒602-8048 京都市上京区下立売通小川東入西大路町146番地 中西印刷(株)内
    • TEL:075-415-3661 FAX:075-415-3662
    • Email:ksa@nacos.com
      • スパムメール防止のため、アットマークを全角にしております。メールを送信されるときには、アットマークを半角に変えて下さい。

また、事務支局の設置に伴い、事務局の電話番号、ファックス番号、メールアドレスが以下のように変更になります。

  • 関西社会学会事務局
    • TEL/FAX:077-543-7601
    • Email:KanshaOffice@gmail.com
      • スパムメール防止のため、アットマークを全角にしております。メールを送信されるときには、アットマークを半角に変えて下さい。

片桐新自財務委員長