社会学系コンソーシアム第9回シンポジウム「現代社会における分断と新たな連帯の可能性――階層・世代・地域・民族・情報の視点から」のご案内

社会学系コンソーシアムより、以下のシンポジウムの案内が届きました。2017年1月28日(土)開催予定です。しかし、会場は現段階で未定となっています。参加を希望される方は、社会学系コンソーシアムの公式サイトを通じ、新しい情報を確認して下さい。
現段階での詳細を、以下に転記します。

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社会学系コンソーシアム第9回シンポジウム
「現代社会における分断と新たな連帯の可能性――階層・世代・地域・民族・情報の視点から」

  • 主催:社会学系コンソーシアム、日本学術会議社会学委員会フューチャー・ソシオロジー分科会
  • 日時:平成29年1月28日(土)13:00~17:00
  • 場所:未定(日本学術会議講堂ないし駒澤大学)
  • 開催趣旨:

 1980年代以降、情報化とグローバル化の進展に伴って社会的相互依存が深まる一方で、現代社会にはさまざまな亀裂が生じています。第二次世界大戦後、いったん縮小するかに見えた格差は再び増大する傾向を見せており、格差は階層間にとどまらず、世代間・地域間にも及んでいます。EU離脱をめぐるイギリスの国民投票、日本の参議院議員選挙、そして米国の大統領選挙から見えてくるのは、これらの格差が社会的分断にまで発展する可能性です。シンポジウムでは、階層・地域・世代・民族・情報という多角的な視点から、現代社会で進行している格差や分断のメカニズムを検証するとともに新たな連帯の可能性を探ります。

  • 開会挨拶 13:00-13:05   遠藤薫(社会学系コンソーシアム理事長、日本学術会議社会学委員会委員長、学習院大学教授)
  • 司会・オーガナイザー 13:05-13:15    正村俊之(社会学系コンソーシアム理事、日本学術会議連携会員、大妻女子大学教授)、未定(社会学系コンソーシアム理事)
  • 報告1. 階層 13:15-13:40 竹ノ下弘久 (数理社会学会会員 上智大学教授)
  • 報告2. 世代 13:40-14:05 岩田正美 (日本社会福祉学会会員 日本女子大学名誉教授)
  • 報告3. 地域 14:05-14:30 丸山真央 (地域社会学会会員 滋賀県立大学准教授)
  • 報告4. 民族 14:30-14:55 宮島喬 (日本社会学会会員 お茶の水女子大学名誉教授)
  • 報告5. 情報 14:55-15:20 前嶋和弘 (日本マス・コミュニケーション学会会員 上智大学教授)
  • コメンテータによる討論 15:30-16:00 1. 矢澤修次郎(日本学術会議連携会員 日本社会学会会員 一橋大学名誉教授)、2. 安達智史(関西社会学会会員 近畿大学専任講師)
  • 全体討論 16:00-16:55
  • 閉会挨拶 16:55-17:00 野宮大志郎(日本学術会議フューチャー・ソシオロジー分科会委員長、中央大学教授)

以上。