<第8回震災問題研究交流会> 開催のご案内(2022年3月19日~20日開催) (主催:震災問題研究ネットワーク)

震災問題研究交流会を、今年度も、下記のとおり開催いたします。この交流会は、日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた震災問題情報連絡会から発展したものです。現在は、日本社会学会のもとに防災学術連携体担当(連携委員)を置いておりますので、そちらと、震災問題研究ネットワークとの連携というかたちで開催いたします。今年度も、幅広い分野からの参加を歓迎いたします。
コロナ禍が進行し、幾度かの感染拡大の波が襲って先行きが未だ不透明な状況が続いております。また、近年は毎年のように台風や集中豪雨などによる風水害、土石流災害も頻発しています。本研究交流会では、東日本大震災に限らず、昨今の甚大な風水害、コロナ禍のなかで顕在化してきた社会課題など、災害と社会との関わりや影響を含め幅広い研究交流が出来ればと思っております。
本交流会の初日3 月19 日(土)は、「災害被害の実相解明と防災/減災にむけた活動」「災害復興過程での課題と生活支援」「大規模災害の記憶と継承」の3 つのセッションを設け、二日目の3 月20 日(日)は、「災害研究プロジェクトでの質問紙調査の可能性」のセッションを設けます。二日目は、一般報告に加えて、現在私たちが進めている科研費プロジェクト「大規模災害からの復興の地域的最適解に関する総合的研究」に関わる企画報告及び討議というかたちを取りたいと思います。
形式は、昨今の状況を鑑み、Zoom を用いた遠隔リアルタイム研究会として実施します。発表者のみならず、参加して一緒に討論していただける方、社会学者と一緒に議論してみたい他分野の研究者、行政担当者、マスコミ関係者、災害研究に関心をお持ちの方にも、ぜひ参加していただければ幸いです。下記の開催概要に参加申込方法をご案内いたしましたので、ぜひ皆さま奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
プログラムの詳細(報告者・報告タイトル等)は、順次、下記リンク先の震災問題研究ネットワークのウェブサイトに掲載いたしますので、ご参照いただきますようお願い申し上げます。なお、昨年度までの研究交流会のプログラム等の情報、及び昨年度までの研究交流会報告書も、
下記からご覧いただけます。
https://greatearthquakeresearchnet.jimdo.com/

日本社会学会 防災学術連携体担当(連携委員)
震災問題研究ネットワーク代表 浦野正樹

■開催概要

1. 開催日時  2022年3月19日(土)9:30~18:00 / 3月20日(土)9:30~16:30
2.開催形式  Zoomによる遠隔リアルタイム研究会
3.参加申込方法

以下の参加申し込みフォームに、ご氏名・ご所属・ご連絡先(Emailアドレス)などの情報を記入のうえ、お申込みください。

https://forms.gle/7fxjAjzyZYFSHkwr8

*人数制限がありますので、先着順とさせていただきます。
*参加申込をいただいた方に、後日、Zoomへのアクセス情報をご案内いたします。

4. 申込〆切 2022年3月17日(木)
5. お問い合わせ先
震災問題研究ネットワーク・震災問題研究交流会事務局(office150315dcworkshopあっとまーくgmail.com)

6. プログラム
※報告の詳細はイベント紹介のページの一番下に添付のPDFをご覧ください。
https://greatearthquakeresearchnet.jimdofree.com/

[3月19日(土)]
9:10~        Zoomのミーティングルーム開室
9:30~12:30 セッション1 【災害被害の実相解明と防災/減災にむけた活動】
13:30~15:30    セッション2 【災害復興過程での課題と生活支援】
16:00~18:00    セッション3 【大規模災害の記憶と継承】
18:00~  懇談会 (今後の震災研究に向けて)

[3月20日(日)]
9:30~12:00 セッション4 【災害研究プロジェクトでの質問紙調査の可能性】
13:00~14:30    プロジェクト企画セッション 第1部 災害の社会学的研究の蓄積から
15:00~16:30    プロジェクト企画セッション 第2部 災害復興をめぐる議論の蓄積から

(以上)

※「震災問題研究ネットワーク」とは?

日本社会学会の研究活動委員会を中心に設けられた「震災問題情報連絡会」を発展的に継承する形で2017年度に発足いたしました。本会では,研究交流会を本年度も開催いたします。
近年は、東日本大震災に限らず、昨今の甚大な風水害などの災害の発生を念頭におきながら、災害と社会との関わりや影響を含めて幅広い研究交流が出来ればという思いから、災害事象全般に関する報告を受け付けて、研究交流会を開催しております。