2019年3月27日付で、日本社会学会理事会と社会学コンソーシアム理事会は共同して、「統計不正問題」に対する声明を発表しました。
社会学コンソーシアムの公式ホームページより、PDF形式で内容が確認できます。
Kansai Sociological Association
2019年3月27日付で、日本社会学会理事会と社会学コンソーシアム理事会は共同して、「統計不正問題」に対する声明を発表しました。
社会学コンソーシアムの公式ホームページより、PDF形式で内容が確認できます。
同志社大学より、2018年11月に逝去されたロナルド・ドーア氏を偲ぶシンポジウムについて、案内が届きました。2019年3月20日に、同志社大学今出川校地にて開催されます。
以下、概要を転載します。故人とご縁のあった方はもちろん、一般の方の参加も広く受け付けているそうです。関心のある方は、必ず同志社大学の公式WEBサイトより詳細を確認して下さい。
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シンポジウム
ロナルド・ドーア教授と日本――振り返りと今後の展望
2018年11月93歳で亡くなられた、日英の労働社会学、労働経済学の巨星、ロナルド・ドーア教授(ロンドン大学名誉教授・同志社大学名誉文化博士)を偲ぶシンポジウムを実施します。
本シンポジウムではオックスフォード大学よりヒュー・ウィタッカー教授、酒向真理教授をお招きして、ドーア教授の業績を振り返り、今後の日本の働き方について考えます。
開催日:2019年03月26日(火)15:00~17:00
開催場所:今出川校地(室町キャンパス)寒梅館KMB208
費用:無料
対象者:在学生、受験生、卒業生、一般の方
参加申込:申込不要
主催:同志社大学 働き方と科学技術研究センター
18時から開催される懇親会については、事前申込が必要です。公式WEBサイトより、詳細を確認して下さい。
以上。
京都大学より、「京都大学春秋講義 平成31年度春季講座」の案内が届きました。テーマは、「平成を振り返って――日本を取り巻く世界の変化」です。
以下、概要を転記します。関心のある方は、記事中にあるリンクより詳細を確認して下さい。
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<平成31年度春季講座 概要>
京都大学では、学術研究活動の中で培われてきた知的資源について、広く学内外と共有を図るため、年に2回、春と秋に公開講座を開催しております。今回は「平成を振り返って-日本を取り巻く世界の変化」をテーマに、下記の内容で行います。
以上。
地区防災計画学会より、第5回大会「都市の防災教育研究と地区防災計画における女性の視点」の案内が届きました。2019年3月2日(土)に開催されます。
概要を転載します。関心のある方は、リンク先より詳細を確認し、参加申し込みをして下さい。
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第5回地区防災計画学会大会
都市の防災教育研究と地区防災計画における女性の視点
NHK番組アーカイブス学術利用トライアル事務局より、2019年度第2回募集の案内が届きました。このプロジェクトは2010年からスタートし、2016年度から2019年度第1回公募まで合計141件の応募があったとのことです。
以下、概要を転記します。なお、応募を検討される方は、必ずプロジェクトの公式ホームページを確認して下さい。
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「NHK番組アーカイブス学術利用トライアル」2019年度第2回募集
NHKでは、NHKアーカイブスの保存番組を研究用に利用していただくトライアルへの参加研究者を募集しています。
公募で採択された研究者は、東京ではNHK放送博物館・川口 NHKアーカイブス、大阪ではNHK大阪放送局の専用閲覧室で、ご希望の番組を研究用に閲覧することが出来ます。
応募要項等詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/
関西社会学会第70回大会に関する情報を、まとめて更新しました。
具体的には、以下の通りです。
*2019.3.30追記:「2019年度第70回大会期間中の託児室のご案内」を追加しました。
*2019.5.25追記:「2019年度第70回大会プログラム発表」を追加しました。
*学会大会終了までトップ記事として固定しています。新着記事は画面をスクロールして確認して下さい。
一般研究報告A(部会口頭報告)、一般研究報告B(ポスター報告) ともに、申込締め切りはいずれも、 3月10日(日)です(必着)。ふるってご参加ください。ただし、部会口頭報告とポスター報告を同時に申し込むことはできません。なお、報告申し込みは電子メールにかぎります。
一般研究報告A(部会口頭報告)
一般研究報告B(ポスター報告)
次の「③申込の実際」より、申込用紙・報告要旨テンプレートをダウンロードし、それを利用した電子メールによる申込みをお願いします。
(1) 提出書類
(2) 申込締め切り 2019年3月10日(日)必着
(3) 申込宛先
(4) その他
(1) 申込用紙について
次の表から「一般研究報告A(部会口頭報告)申込用紙」もしくは「一般研究報告B(ポスター報告)申込用紙」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用ください。
ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく、必ず「70一般研究報告A申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」もしくは「70一般研究報告B申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など、申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。
第70回大会申込用紙 | |
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一般研究報告A(部会口頭報告) | 一般研究報告B(ポスター報告) |
なお、一般研究報告A(部会口頭報告)に関しては、申し込みの際、希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり、最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。
【一般研究報告A(部会口頭報告)分野リスト】 | |
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1 理論・学説 | 2 社会調査法・社会学研究法 |
3 階級・階層・社会移動 | 4 家族・人口 |
5 農山漁村・地域社会 | 6 都市 |
7 政治 | 8 組織・社会運動・集合行動 |
9 経済・経営・産業・労働 | 10 教育 |
11 文化・知識・科学 | 12 宗教 |
13 社会心理・社会意識 | 14 コミュニケーション・情報 |
15 社会病理・社会問題 | 16 社会福祉・医療 |
17 エスニシティ | 18 ジェンダー |
19 社会史・歴史社会学 | 20 比較社会学・地域研究・国際関係 |
21 環境 | 22 その他 |
(2) 報告要旨について
次の表から、用紙サイズ・書式を設定済みの「一般研究報告・要旨テンプレート」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用下さい。ファイル名は、ダウンロードしたものそのままではなく、必ず「70一般研究報告A・タイトル(の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」もしくは「70一般研究報告B・タイトル(の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルそのままではファイル名として長くなりすぎる場合、適宜内容がわかる程度に短くしてください。
第70回大会報告要旨 | |
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一般研究報告・要旨テンプレート |
上のテンプレートファイルを利用されない場合は、下記の様式にもとづいて作成して下さい。
1通の電子メールに「申込用紙」と「報告要旨」の2点のファイルを添付し、上記報告申込専用アドレスに送信してお申し込み下さい。申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。
申込の際の電子メールの標題は、必ず、「第70回一般研究報告A(部会口頭報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」もしくは「第70回一般研究報告B(ポスター報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。迷惑メールと区別するために、必ずこのタイトルでお願いいたします。
電子メールにてお申し込み後、1週間以内に申込受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので、ご確認ください。また、後日一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。
研究報告のプログラムは4月14日開催の理事会にて決定されますので、ご通知は4月下旬を予定しています。
(研究活動委員長 荻野昌弘)
テーマ「21世紀の社会学理論の課題を考える――複雑性理論を経由して」
趣旨
理論社会学における古典的なテーマは、個人と社会の関係をどのように理論化するかという点にあったと言ってよいだろう。この問題については、古くは方法論的個人主義(ウェーバー)と方法論的集合主義(デュルケーム)の対比によって様々な議論が行われてきた。そして現在に至るまで、現象学的社会学や社会システム論といった議論の蓄積がなされてきたが、ルーマンの社会システム論以降、社会を包括的に捉える社会理論の目立った展開が見られないことも指摘されている。では、こうした理論社会学の閉塞状況において、いかなる社会学理論が求められ、いかなる理論的基盤に立つことが求められているのだろうか。本部会では、自然科学における複雑性理論を取り入れた社会学理論(ex. アーリ『グローバルな複雑性』)を中心に、社会の動的なダイナミズムを理論化しようとする潮流が近年高まりを見せていることに着目する(Cf. 桜井 2017)。そして、各々の登壇者の学説史・理論研究をこうした理論的潮流を経由して検討し直すことによって、従来の社会学理論をいかなる形で刷新することができるのかについて一定の道筋を示すことを目的とする。(参考文献:桜井洋、 2017、『社会秩序の起源――「なる」ことの論理』新曜社.)
企画者 金瑛(関西大学非常勤講師)
登壇者
(研究活動担当理事 石田淳)
今回は関西社会学会第70回にあたるため、これにちなんで記念シンポジウムを開催いたします。
テーマ「社会学は死んだのか?−社会に関する知の行方」
趣旨
一般的には、sociologieという単語の考案者は、オーギュスト・コントだといわれているが、最新の研究では、それは18世紀の司祭にしてフランス革命の「仕掛人」シエイエスに帰することがわかっている。その後フランス革命後の社会秩序の混乱をいかに改善するかという課題を答えるため、「科学」のひとつとして社会学が確立されていったが、はたして、西ヨーロッパの「社会」を素材として抽出された理論は、どこまで普遍性を持ちうるのか。
社会学の外部に眼を向けると、「西欧中心史観」ではない新たな「世界史」概念を提示する歴史学者が現れている。また、鳥越皓之は、日本の社会学者は、欧米の社会学理論を摂取していても、そこから外れる部分を認識せざるをえず、国学とそれをある意味受け継いだ民俗学の方法に回帰する傾向があったと指摘している(『生活環境主義のコミュニティ分析』)。
ただ、西欧発社会学の社会モデルが西欧という特定の地域に準拠していることを批判し、より普遍的な知を求めるなら、今日生起している かつてないような状況についても捉える必要がある。東アジアは、世界資本主義経済で重要な位置を占めると同時に、かつてない急速な少子化に直面している。また、科学は、既成の人間観を覆すような「先端的」研究を進めている。たとえば、脳の記憶のデータ化に関する研究が進んでおり、これによって記憶を他者の身体に移し替えることや、記憶を売買することが可能になれば、個人の記憶そのものがあいまいになる。そのとき、知識の創造と習得はどのようなかたちになるのか。未来の知のあり方を捉えるような研究が必要となっている。それができなければ、社会学は死んでいるといえよう。
以上のような問題意識に基づき、社会に関する知がどのように向かうのか/向かうべきなのかについて、広く討議することを本シンポジウムの目的とする。
報告者
討論者
司会 荻野昌弘(関西学院大学)
(研究活動委員長 荻野昌弘)
次回第70回大会は、関西学院大学上ケ原キャンパスで開催されます。
①大会会場
②大会日程
例年と異なり、第一日にシンポジウムが開催され、自由報告は第二日になります。
<第1日目 6月1日(土)>
会場:関学会館
<第2日目 6月2日(日)>
会場:E号館
③費用
④宿泊
大会実行委員会から宿泊斡旋はいたしませんので、会員各自で予約してください。
⑤大会開催期間の昼食
関学会館内レストラン「ポプラ」は両日営業しています。ただし、
また、大会開催第一日は、
⑥一時保育のお知らせ
大会開催中、一時保育を提供する予定です。利用には事前申込みが必要です。詳細については決定次第、この学会ホームページと、大会開催前に郵送される大会プログラムで案内されます。
(大会実行委員会委員長 荻野昌弘)
*2019.4.6追記:「⑤大会開催期間の昼食」について更新しました。