関西社会学会若手企画部会 事前研究会のお知らせ

◎関西社会学会若手企画部会 事前研究会第2回

(趣旨)
2015年に立命館大学で開催予定の第66回大会「若手企画部会」に向けて、
事前研究会を開催していきます。
研究会を重ねる中で、若手研究者のネットワークを広げていき、
同時に、当日の企画の内容を固めていくことを目的としています。
ぜひ、ご参加ください。

日時:2014年9月13日(土)15時~17時

場所:京都市下京いきいき市民活動センター別館2階会議室107
(※「本館」の東横にある京都市下京地域体育館と併設されています)

【アクセス】所在地:〒600-8202 京都市下京区川端町13番地
京都駅(北側)塩小路通を東に約15分須原通を南
河原町通り塩小路通交差点より東入る須原通を南
下京いきいき市民活動センター

報告者:原めぐみさん(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)
タイトル:フィリピンルーツの子ども・若者が抱える課題と地域支援―方法としての語り―

連絡先:comingcommunity68@yahoo.co.jp(山本崇記)

(連絡される場合は@を半角に変えてください)

金沢大学人間社会研究域人間科学系、公募情報

金沢大学人間社会研究域人間科学系より、公募情報をお知らせいただきました。
締め切りは、2014年10月15日です。
以下、その一部を転載します。

  • 職種及び募集人員
    • 准教授 1名
  • 専門分野
    • 社会学
  • 採用予定日
    • 2015年4月1日
  • 応募締切
    • 2014年10月15日(必着)

なお、詳細については下記リンク先の公募要項をご確認ください。

金沢大学人間社会研究域人間科学系公募要項
研究者人材データベース(JREC-IN)

日本学術会議主催学術フォーラム「ニュー・ガバナンスの限界と社会的包摂」のご案内

日本学術会議主催学術フォーラム「ニュー・ガバナンスの限界と社会的包摂」のご案内です。

=========================================================================

近年の社会政策の特徴として、中央政府から地方自治体および民間組織への責任と権限の委譲があげられます。
このような官民協働よる新体制を、ここではニュー・ガバナンスと総称します。
その体制の意義と限界、および社会的包摂に関わる政策を推進するにあたっての課題を検討します。

日時:2014年9月27日 午後1時半~5時
開催場所:日本学術会議講堂
入場無料・事前申し込み不要 当日先着順300名
問合せ先:日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 TEL: 03-3403-6295

 

【プログラム】

ニュー・ガバナンスの台頭と社会的包摂:大沢真理(日本学術会議会員/東京大学)

社会的包摂と人権:井上英夫(日本学術会議連携会員/金沢大学名誉教授)

外国人労働政策と社会的包摂能力:久本憲夫(日本学術会議連携会員/京都大学)

ニュー・ガバナンスの再帰的課題:須田木綿子(日本学術会議連携会員/東洋大学)

ニュー・ガバナンスを超えて:阿部彩(日本学術会議連携会員/国立社会保障・人口問題研究所)

まとめ:武川正吾(日本学術会議連携会員/東京大学)

 

 

関西社会学会 研究活動委員会 特別活動 セクシュアリティ/クィア・スタディーズ グループ 第2回セミナーのご案内

研究活動委員会特別活動 セクシュアリティ/クィア・スタディーズグループの第2回セミナーを、以下の日程で開催いたします。

関西社会学会 研究活動委員会 特別活動 セクシュアリティ/クィア・スタディーズ グループ 第2回セミナー

「クィア・スタディーズの現在 ―アメリカと日本の状況から考える―」

日時:2014年7月27日(日) 14:00 – 17:30
会場:同志社大学烏丸キャンパス

関西社会学会の会員の方は自由にご参加いただけます。参加希望の方は下記のアドレスまでご連絡ください。会場につきまして詳細をお知らせいたします。
s.q.kansha@gmail.com
(メールを送信される際は、アットマークを半角に変えてください。)

どうぞふるってご参加ください。

関西社会学会研究活動委員会 特別活動 セクシュアリティ/クィア・スタディーズ グループ 第1回セミナーのご案内

2013年度より開始いたしました、研究活動委員会特別活動 セクシュアリティ/クィア・スタディーズグループでは、6月8日(日)に以下のセミナーを開催いたします。

 

関西社会学会 研究活動委員会 特別活動 セクシュアリティ/クィア・スタディーズ グループ 第1回セミナー

『身体の性』をめぐる科学・医療に対する、現場や事例からの見直し

日時:2014年6月8日(日) 14:00-17:00

会場:同志社大学烏丸キャンパス

 

関西社会学会の会員の方は自由にご参加いただけます。参加希望の方は下記のアドレスまでご連絡ください。会場につきまして詳細をお知らせいたします。
s.q.kansha@gmail.com

(メールを送信される際は、アットマークを半角に変えてください。)

日が迫ってのご案内になりましたが、どうぞふるってご参加ください。

第65回関西社会学会大会プログラム発表

2014年5月24日(土)・25日(日)に富山大学で開催されます、第65回関西社会学会大会のプログラムが完成しました。

大会プログラムには、会場へのアクセスに関する情報も記載されています。

学会員の方、また参加を検討されている方は、下記のリンクより内容をご確認ください。

>> 第65回関西社会学会大会プログラム

2014年度 第65回大会一般研究報告Aの申込について

① 報告要領

報告時間:25分 質疑応答:5分

 

② 報告申し込み

E-mailあるいは郵送によりお申し込みください(詳細については後述)。研究活動委員会では,本ホームページからダウンロードした申込用紙・報告要旨テンプレートを使用した電子メールによる申込みを推奨しています。

(1) 提出書類

a.「一般研究報告A(自由報告)申込用紙」

b.「報告要旨」

(2) 申し込み締め切り 3月20日(木)必着

(3) 申し込み宛先

E-mail:eftuckansya@googlegroups.com

(メールを送る際は「@」を半角にしてください)

郵 送:〒662-8501

兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155

関西学院大学先端社会研究所

川端浩平宛

※申し込みは、なるべく電子メールでお願いします。

(4) その他

報告時に介助者を必要とされる場合には,申込の際にあわせてお知らせください。

 

③申込の実際

(1) 一般研究報告A(自由報告)申込用紙について

「一般研究報告A(自由報告)申込用紙」(MS WORD形式)をダウンロードしてご使用ください。

ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく,必ず「65自由報告申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など,申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。

なお,申し込みの際,希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり,最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。

 

 【一般研究報告A(自由報告)分野リスト】

1 理論・学説                         2 社会調査法・社会学研究法

3 階級・階層・社会移動       4 家族・人口

5 農山漁村・地域社会         6 都市

7 政治                                   8 組織・社会運動・集合行動

9 経済・経営・産業・労働     10 教育

11 文化・知識・科学             12 宗教

13 社会心理・社会意識       14 コミュニケーション・情報

15 社会病理・社会問題       16 社会福祉・医療

17 エスニシティ                    18 ジェンダー

19 社会史・歴史社会学

20 比較社会学・地域研究・国際関係

21 環境                                 22 その他

 

(2) 報告要旨について

申込時に併せてお送りいただく報告要旨は、下記の様式にもとづき作成してください。
「自由報告・要旨テンプレート」(MS WORD形式)をダウンロードしてご使用いただけます。ファイル名は、ダウンロードしたものそのままではなく,必ず「65自由報告・タイトル (の要約)○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルそのままではファイル名として長くなりすぎる場合,適宜内容がわかる程度に短くしてください。

報告要旨の書式は下記のとおりです。

・ パソコン/ワープロによるプリント原稿を推奨

・ B5版横書き1枚,上下左右の余白は各2cm程度

・ 本文字数1200字以内に

・ 原稿の冒頭3cm程度を用い,下記の例のように報告タイトル,所属(大学または機関名のみ),氏名を記入

・ フォントは可能なかぎり次の指示に従うこと


 

報告タイトル・サブタイトル:14ポイントのゴシック体

所属・名前:10.5ポイントのゴシック体

本文:10.5ポイントの明朝体

 

タイトル

──サブタイトル──

△△大学 ○○○○(名前)

……………………………………………(本文)………………………………………………………

…………………………………………………………………………………………………………………

 

 

 

④電子メール送信要領

1通の電子メールに「申込用紙」と「報告要旨」の2点のファイルを添付し,上記報告申込専用アドレス)に送信してお申し込み下さい。郵送・電子メールともに,申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。

申込の際の電子メールの標題は,必ず,「第65回一般研究報告A(自由報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。迷惑メールと区別するために,必ずこのタイトルでお願いいたします。

電子メールにてお申し込みいただいた場合には,申込受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので,ご確認ください。また,後日一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。

研究報告のプログラムは4月開催の理事会にて決定されますので,ご通知は4月10日前後を予定しています。

 

⑤郵送による手続

報告申込用紙のダウンロードが難しい場合,その旨事務局にお伝えください。郵送にてお送りいたします。また,E-mailによる申し込みが難しい場合には,郵送で期日内に届くよう,所定の住所宛に投函してください。

2014年度 第65回大会若手企画部会のご案内

文化労働と労働文化

――その緊張関係を問う――

 「文化」を生み出したり,表象したりする人間の営みを「労働」との関係で捉え,文化と労働の結びつきが,現代社会においていかに表出しているのか,「文化に関わる労働」と「労働が醸成する(しない)文化」という二つの観点から議論する。

前者について言えば,芸術家や文化産業従事者の活動には,自由な創作だけではない労働としての側面が大きいが,アニメ産業に見て取れるように,働く者自らの嗜好や保持する専門知識や技能に結びついているゆえに労働の搾取を受け入れる傾向がある。後者について言えば,石見銀山や軍艦島を想起すればよくわかるように,かつての過酷な労働空間が文化として見直される一方で,非正規雇用や派遣労働が増え,かつてのような労働文化形成の基盤が揺らいでいるという問題がある。

本セッションでは,報告者,討論者,フロアとの垣根をなるべく取り払って,自由な相互討論を行い,「文化と労働」にかかわる新たな知見,より深い洞察を創造したいと考える。

報告者

雪村まゆみ(関西学院大学)

木村至聖(甲南女子大学)

益田仁(長崎国際大学)

吉澤弥生(大阪大学)

 

討論者

前田拓也(神戸学院大学)

渡邊太(大阪国際大学)

小川さやか(立命館大学)

(研究活動委員  早川洋行)

2014年度 第65回大会シンポジウムのご案内

現代日本社会におけるナショナリズムとヘイト/フォビア

 在特会の一連の活動をはじめとしたヘイト・スピーチやヘイト・クライム,また韓流ドラマ放送への抗議デモなどに見られる嫌悪=フォビアを典型的な例として,ここ数年の日本の政治・社会状況は,これまでにないような形でナショナリズムや排外主義に傾いているように見える。このような動きは一部の突出したものばかりが目立つが,その背景や要因として,国際的には経済のグローバル化と結びついている一方,国内的には非正規雇用やそれに伴う経済的格差の広がりに結びついているとも考えられる。

今回の富山大学大会におけるシンポジウムは「現代日本社会におけるナショナリズムとヘイト/フォビア」と題し,世界的にも政治の保守化の波が広がりつつある昨今において,とくに日本の近年の政治状況や社会状況を踏まえ,そのなかでも目立つ傾向としてナショナリズムや排外主義的な動向,そしてヘイト/フォビアがネットや街頭に露出する状況に関して,その背景や成立過程あるいは成立条件を分析し検討する。そしてその検討を通して,社会学がこのような現状に対してどのように取り組むべきかについて議論したい。

登壇予定者

◎報告者

・安田浩一(ジャーナリスト)

『ネットと愛国:在特会の闇を追いかけて』(講談社/第34回講談社ノンフィクション賞受賞作)著者。今回は基調報告をお願いする。

・金明秀(関西学院大学社会学部)

専門はナショナリズム,エスニシティ,階層に関する計量社会学。今回は現代日本における排外主義に関する調査結果について論じていただく。

・宇城輝人(関西大学社会学部)

専門は現代社会論。とくに労働を通して現代社会について論じる。最近の著書に『社会的なもののために』(共編著,ナカニシヤ出版,2013)。今回は,現代における「社会的なもの」と昨今のナショナリズムの動向について論じていただく。

◎コメンテーター

・板垣竜太(同志社大学社会学部)

専門は朝鮮近現代社会史。関連する著作として,『マンガ嫌韓流』を契機に企画した『日韓 新たな始まりのための20章』(共編著,2007)。

◎司会

・川端浩平(関西学院大学先端社会研究所/福島大学(2014年4月予定))

専門は差別・排除の社会学,日本研究,カルチュラル・スタディーズ。

*なお、本シンポジウムは、研究活動委員会と開催校である富山大学との話し合いにより一般公開とする。

(研究活動委員 佐藤哲彦・川端浩平)