「第5回関社インカレ博論セミナー(略称:KIDS)」報告者募集

研究活動委員会からのお知らせです。2026年1月12日を締め切りに、「第5回関社インカレ博論セミナー(略称:KIDS)」の報告者を募集します。
「KIDS」は、博士論文を構想、あるいは執筆している博士課程の大学院生が、自分の大学以外の希望する教員を前に報告して一緒に考えを深めることを目的にするものです。このプログラムは、2021年度、コロナ禍のなかでとくに苦労している若手研究者への支援と大学間の研究交流を広げることを目指して開始されました。報告者が希望する、他大学の教員がコメンテーターとして助言や質問を行い、その後フロアを交えてディスカッションするというスタイルは参加者にも好評で、これまでとは異なる視点や発想を得たという感想が寄せられています。前期研究活動委員会が2~4回を運営してくださったのを引き継いで、今期も第5回を開催することにいたしました。
現在執筆の最終段階にある方に限定せず、博士論文を構想している段階でも構いません。下記の応募情報を確認のうえ、多くの院生の方の積極的な応募をお待ちしています。

 

<KIDS 2025応募について>

1. 開催日時と会場:2026年3月28日(土)10:30~、関西学院大学梅田キャンパス(予定、阪急梅田駅そば)

*時間帯は報告希望者の数により変わるので、確定次第、お知らせします。

2.開催形態:対面(ただし報告とコメント、討論のZOOMによるリアルタイム配信も行います)

3.応募資格:博士論文を作成中の方。本学会非会員も歓迎です。ただし本企画への応募と同時に入会申し込みをすることが推奨されています(条件ではありません)。

4.応募要領:2026年1月12日(月)17時必着。氏名、所属、学年(あるいは研究員などのステイタス)、連絡がつくメールアドレス、コメント希望者2名までの氏名と、現在の博論構想要旨(A4・1枚)、を記したワードファイルをメール添付で研究活動委員会メールアドレス(ksa.kenkatsu2025@gmail.com)まで提出すること。

*応募者多数でキャパシティを超えた場合は、研究活動委員会でセレクションを行うことがありますので、ご了承ください。

*コメンテ―ターは報告者の所属大学以外に所属する本学会会員とします。コメントを希望する方が会員か非会員か不明のときはそのまま希望を記してください。採否決定後、研究活動委員会で調整を行います。

*メール送付時は、件名に「KIDS2026応募」とご記載ください。

5.開催要領:報告者は開催1週間前までに報告資料を作成し、研究活動委員会に送付してください。

当日は、1報告者あたり報告、コメントと質疑を合わせて60分を持ち時間とし、報告者の博士論文構想報告のあと、コメンテーター1名がコメントをし、その後参加者を交えたディスカッションを行います。

プログラムが確定しましたら、開催より1カ月以上前に、会員一斉メール・ホームページにて参加要領とともに告知いたします。

関西社会学会研究活動委員会 (KIDS担当 奥村 隆)

 

2026年大会「若手企画――世代間の対話をひらく(仮)」企画募集

 研究活動委員会からのお知らせです。
 2026年大会での「若手企画」は2025年3月7日が応募締切でしたが、残念ながら応募ゼロで不成立となりました。これを受けて、研究活動委員会から以下の代替的な企画を同大会で試行することを提案し、理事会で承認されました。
 若手会員のみなさまからの、企画応募をお待ちします。

1. 企画の主旨

 関西社会学会の若手会員が、「この社会学者に会って話を聞きたい」と希望するベテラン社会学者を指名し、研究活動委員会がコーディネートして、大会時に対話するセッション「若手企画――世代間の対話をひらく」(仮称)を開催します。
 これは、日本社会学会が2013~2015年大会において、倉沢進先生、井上俊先生(2013年)、栗原彬先生(2014年)、佐藤慶幸先生、見田宗介先生(2015年)を招いて開催した「若手フォーラム――若手社会学者とベテラン社会学者の対話を開く」を参考にして、関西社会学会における世代間の対話と社会学研究の発展的継承をめざすものです。なお、記録動画を作成し、アーカイブ化や外部への配信を行うことを検討する可能性もあります。

2.企画の進め方

 企画は、おおよそ以下のような流れで進めることを考えています。
①若手会員から対話を希望するベテラン社会学者候補と簡単な企画案を応募してもらう。
②これを研究活動委員会がセレクションして、ベテラン社会学者への依頼を行う。
③ベテラン社会学者からの受諾が得られれば、応募した若手会員と担当研究活動委員(コーディネータ)が話し合い、若手側を3名ほどのチームとして組織する。
④若手チームとコーディネータが打ち合わせをし、以下の2つのいずれかの方法を選んで(他の方法もありうる)、大会まで企画準備を進める。
・若手チームでどのようなねらいで対話を行うか、どんな質問をするか、などを検討し、案が定まったらコーディネータがベテラン社会学者と会って、説明を行う。若手チームとベテラン社会学者は大会当日の打ち合わせで、はじめて顔合わせする。
・若手チームが企画の原案を検討したあと、ベテラン社会学者と打ち合わせを行い、協働して企画を練る。コーディネータはこれに参加してもしなくてもよい。
⑤大会当日に簡単な事前打ち合わせをしたのち、セッションを実施する。

3.企画の募集

 若手会員(202641日に40歳以下。単独でも3名以内の連名でも可)で、企画を希望される方は、以下の内容を記載したEメールを2026112日(月)までに末尾記載のアドレス宛にお送りください。

■氏名・所属先(連名での申し込みの場合は全員分)

■申し込み責任者メイルアドレス

■対話を希望するベテラン社会学者の氏名

■その社会学者との対話を希望する理由(400字以内)

■とくに議論したいテーマ

 対話希望のベテラン社会学者は原則として65歳以上で、関西社会学会会員としますが、それ以外の対話希望も応募可能とします(研究活動委員会でのセレクション時に、応募状況を見て扱いを判断いたします)。

 

4.申し込みメール送付先

ksa.kenkatsu2025@gmail.com(研究活動委員会)

※1 メ-ルタイトルに「2026若手企画応募」とご記載ください。

※2 本企画についてご質問がある場合も、上記アドレスまでご連絡ください。

「研究者・教員等の雇用状況に関する調査」 への協力依頼

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課より、「研究者・教員等の雇用状況に関する調査」への協力依頼がまいりました。
本調査は、有期労働契約を締結した研究者・教員等について無期転換申込権発生までの期間を 10 年とする労働契約法の特例に関する法律の施行状況等及び研究者等の雇用・育成に関する状況を把握し、今後の政策検討に活用することを目的として、実施されるものです。

先般、各大学等を通してご案内申し上げておりますが、アンケートの回答期限が近づいております。
つきましては、まだご回答がお済みでない方は、11月7日(金)までにご対応くださいますようお願い申し上げます。
なお、既にご回答いただいた方につきましては、改めてのご対応は不要です。
ご多忙のところご協力を賜り、誠にありがとうございます。

調査結果は、後日文部科学省ホームページにて公表され、研究者・教員等の雇用・育成に関わる今後の政策検討に活用される予定です。

【アンケートURL(個人宛調査)】
https://mext2025.navit-research.jp/kojin/?id=21012

【調査対象】
以下(1)(2)(3)のいずれかを満たし、労働契約法の無期転換ルールについて、無期転換申込権の発生までの期間を 10 年とする特例が適用されている方
ご自身が回答対象となるか否か分からない場合は所属機関に確認してください。
(1)研究者等であって研究開発法人又は大学等を設置する者との間で期間の定めのある労働契約を締結した方
(2)研究開発等に係る企画立案、資金の確保並びに知的財産権の取得及び活用その他の研究開発等に係る運営及び管理に係る業務(専門的な知識及び能力を必要とするものに限る。)に従事する者であって研究開発法人又は大学等を設置する者との間で有期労働契約を締結した方
(3)大学の教員等の任期に関する法律(任期法)に基づく任期の定めがある労働契約を締結した教員等の方

【回答締切】
11月7日(金)

【参考】
「研究者・教員等の雇用状況に関する調査」に関する事務連絡
https://mext.box.com/s/b6ehkd2xfgszdlis3gvijj7gj27348rs

【問い合わせ先】
(アンケート内容やシステム面について)
株式会社ナビット(調査業務委託)
担当 :松崎、井川、関口
電話 :0120-964-602
問い合わせフォーム: https://mext2025.navit-research.jp/kikan/inquiry/

(本アンケート調査実施機関)
文部科学省 科学技術・学術政策局人材政策課 人材政策推進室
担当 :高橋、柴田、山本、森澤
電話 :03-6734-4051
E-mail:kiban(a)mext.go.jp ※(a)を@にしてお送りください

「第12回震災問題研究交流会」開催と⾃由報告募集のお知らせ

『災害と社会』研究ネットワーク代表 大矢根淳

日本社会学会 防災学術連携体担当(連携委員)

 浦野正樹・浅川達人

 

1.代表からのご挨拶

震災問題研究交流会は、東⽇本⼤震災(2011年)をきっかけにして企画・創設されたものです。震災の発⽣直後から⽇本社会学会の研究活動委員会を中⼼にして研究者同⼠の被災現場の調査研究状況などを共有するために震災情報連絡会が設けられ、それを基盤にして第1 回の研究交流会が開催されました。その研究交流会はその後の災害発⽣状況を鑑みてテーマを拡⼤しながら、毎年続けられてきました。現在では、⽇本社会学会内に置かれている防災学術連携体担当(連携委員)と、社会学的視点をベースにおいた災害研究をめざす研究集団<『災害と社会』研究ネットワーク>(旧来の「震災問題研究ネットワーク」から名称変更)との連携というかたちで開催しております。

近年では、世界中で猛威をふるったコロナ禍から、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのパレスチナ侵攻など、世界的に不安定で先⾏きが不透明な国際状況が継続しています。日本では一昨年元旦に発生した能登半島地震(そして豪雨災害の多重被災)や夏場を挟んで全国各地で台⾵や集中豪⾬などの⾵⽔害や⼟⽯流災害が頻発しています。

本研究交流会では、これまで、東⽇本⼤震災に限らず、こうした昨今の甚⼤な災害・惨禍を対象として、幅広く研究交流を⾏ってきました。今年度も、災害・惨禍事象全般に関する報告を受け付けますので、是⾮下記の要領に従って、⼀般報告の申し込みをお願いいたします。この交流会では、発表者だけでなく、参加して⼀緒に討論していただける⽅、社会学者と⼀緒に議論してみたい他分野の研究者、⾏政担当者、マスコミ関係者、災害研究に関⼼をお持ちの⽅にも参加していただいております。

 

2.交流会の開催日程と形式

今年度は、2026年3月20日(金)、21日(土)両日で、会場(早稲田大学の予定)での対⾯開催を主とし、⼀部Zoomによる遠隔リアルタイム⽅式も⽤いたハイブリッド形式の研究会として開催する予定です。

本交流会では、研究発表を募集して最新の研究動向を共有する時間を確保するとともに、若手研究者の提案に基づく企画をプログラムに盛り込むなどして、今後の災害研究の展開に関連する討論の時間もなるべく確保するため2⽇間の⽇程としております。

 

3.交流会への参加申し込み方法と締め切り

参加の申し込みおよび報告の申し込みについては、下記のリンク先のフォームに、必要な情報をご入力のうえお申し込みください。

(1)参加して、報告を希望する方

「報告申込用フォーム」と「参加申込フォーム」の両方にご記入ください。

(2)参加のみで、報告は希望されない方

「参加申込フォーム」のみご記入ください。

 

報告申込用フォーム:https://forms.gle/rWUM3nziBYWztr4x7

参加申込用フォーム:https://forms.gle/qVSQfWENKBL7dH3L6

 

締め切りは以下の通りです。

報告申し込み 締め切り:2026年1月30日(金)

参加申し込み 締め切り:2026年3月13日(金)

 

お申込みされた方にはオンライン参加の際に必要なZoom情報等をお知らせいたします。

お問い合わせ先:震災問題研究交流会事務局 (office150315dcworkshopあっとあーくgmail.com)

 

4.昨年までの研究交流会プログラムなどの情報や交流会報告書

昨年までの研究交流会プログラムなどの情報や交流会報告書については、次のリンク先からご覧いただけます。

https://greatearthquakeresearchnet.jimdo.com/

京都光華大学社会学部社会共創学科(2026年4月開設予定)専任教員の公募について

京都光華大学(現京都光華女子大学)社会学部社会共創学科では、下記の要項にて専任教員1名を募集しております。会員の皆様からのご応募をお待ちいたします。また適任の方をご存じでしたら、その方にお伝えください。どうぞよろしくお願いいたします。

・募集:専任教員1名(教授または准教授)
・所属:京都光華大学社会学部社会共創学科
・専門分野:文化社会学

・採用日 2026年4月1日
・応募締切日:2025年11月14日(必着)

 

詳細は本学ウェブサイトの採用情報またはJREC-IN求人公募をご確認ください。

https://gakuen.koka.ac.jp/recruit-info

https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125101405

【開催案内】公開シンポジウム「社会学のアウトリーチ」

【開催案内】公開シンポジウム「社会学のアウトリーチ」
【主催】日本学術会議社会学委員会課題解決のための社会理論分科会、一般社
団法人日本社会学会
【日時】令和7(2025)年11月16日(日)14:00 ~ 17:00
【場所】一橋大学国立キャンパス西キャンパス第1講義棟401(東京都国立市中2-1)
【参加費】無料
【定員】150人
【事前申込み】不要

【開催趣旨】
近年、学術のアウトリーチ(研究成果の社会的還元・普及活動)や社会実装
への関心が高まっている。社会学に関してもこれは例外ではなく、社会学の分
析視角、理論、研究手法等を活かした研究成果が、現実社会のさまざまな課題
・問題の理解や解決にどのように貢献し得るのかに、多くの関心が持たれるよ
うになっている。こうした状況を踏まえ、本シンポジウムでは、社会学がどの
ように現実社会と関わり、社会的な還元を果たし得るのかを、社会学とその視
角に基づく貴重な実践を行っている方々の報告とディスカッションを通じて考
えていくことを試みる。本シンポジウムを通じて、社会学のアウトリーチとそ
の展開可能性について新たな理解が得られることを期待したい。

【プログラム】https://www.scj.go.jp/ja/event/2025/392-s-1116.html
【問い合わせ先】
日本学術会議社会学委員会課題解決のための社会理論分科会幹事
メールアドレス: sarita(a)iss.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください

公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC) 2026年度研究助成募集のご案内

関係各位

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、

ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の研究を促進し、

学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。

この度「2026年度分研究助成」の募集を開始いたしました。

下記のとおり募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。

皆様のご応募をお待ち申し上げております。

                  記

■件名:2026年度TASC研究助成

■募集期間:2025年10月1日(水)~2025年12月1日(月)

■募集要項、申請書の入手方法

当センターのホームページからダウンロードいただけます。

申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載しておりますのでご覧ください。

https://www.tasc.or.jp/assist/index.html

ご不明な点等ございましたら、公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)

研究助成担当までお問い合わせください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

…………………………………………………………

公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)

〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3

TEL 03-6284-1515(代表)

FAX 03-6284-1516

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日本保健医療社会学会・第1回 関西定例研究会「研究支援のユニバーサルデザイン化を考える」

関西社会学会会員の皆様へ

下記のとおり,「研究支援のユニバーサルデザイン化を考える」をテーマとした公開研究会を,日本保健医療社会学会の関西定例研究会
(第1回)として開催します.無料・予約不要です.どなたさまも奮ってご参加下さい.

〈日本保健医療社会学会・第1回 関西定例研究会〉
日時 :2025年9月28日(日)13:30-17:00
参加条件:無料・予約不要・非会員歓迎
場所 :国労大阪会館3階大会議室(120人収容)
アクセス:JR大阪環状線 天満駅 歩3分または 地下鉄扇町駅 歩10分
テーマ :研究支援のユニバーサルデザイン化を考える
講演者1 巽真理子(大阪公立大)
「大学での研究支援の『多様化』の現在
-ダイバーシティといいながらの女性活躍支援-」
講演者2 樫田美雄(摂南大学)
「研究支援のユニバーサルデザイン化
‐ライフスタイル中立的な研究支援の未来像」
コメント(研究者枠)(1) 松繁卓哉(追手門学院大学)
コメント(事務職枠)(2) 吉田雄一朗(摂南大学)

※17:00ごろより情報交換会の予定もあります(当日予約の予定)

★より詳しくは下記に掲載(研究会:日本保健医療社会学会
https://square.umin.ac.jp/medsocio/seminar.html
(文責:樫田美雄=会員=)