オンライン大会開催のガイドライン(9月10日暫定版)

1.概要

・本オンライン大会は、2020年10月10日(土曜日)~10月11日(日曜日)に開催します。現在、大会特設ページを準備中です。

・本オンライン大会に参加できるのは大会参加費を納入した会員および非会員です。

・本オンライン大会は、ウェブ会議システムZoomを活用した「リアルタイム方式」と、特設ページ掲示板を活用した「オンデマンド方式」で実施します。

・参加登録された方は、オンライン開催中の画面の録画・録音・スクリーンショット撮影をおこなわないことを承諾したものとみなします。

・「リアルタイム方式」(Zoom)の一般研究報告(Ⅰ・Ⅱ)および「自著を語る~MY FIRST BOOK~」(Ⅰ・Ⅱ)は、部会ごとに設置したオンライン会議室でおこないます。発表者はスライドやレジュメなどの資料を画面共有し、発表をおこないます。その後、聴講者とチャットや音声で質疑応答をおこないます。例年の「一般研究報告A」はこの「リアルタイム方式」で実施します。

・ログイン情報やZoomによる部会のアクセス情報を他の方に伝えることは、拡散によって不正参加や「あらし」などが起きることを防ぐために、決してなさらないでください。

・「オンデマンド方式」の一般研究報告Ⅲでは、発表者は大会特設ページ(およびオンラインストレージ)に発表資料を掲載します。参加者は、所定期間内に特設ページの掲示板にコメントを記入し、発表者と質疑応答をおこないます。例年のポスターセッション(一般研究報告B)はこの「オンデマンド方式」で実施します。また、「一般研究報告A」の申込者のうち、日程等の変更のため「リアルタイム方式」での発表が難しい方も「オンデマンド方式」で報告をおこないます(希望者のみ)。

・オンライン開催にあたり、通信環境や通信機器等に不具合等が生じても十分なサポートができない可能性がありますが、あらかじめご容赦ください。オンライン発表に際して万一トラブル等が生じた場合も、関西社会学会はその責任を負いません。

・発表者・司会者向けに詳しいマニュアルを作成し、後日ご連絡します。

・このガイドライン(暫定版)は2020年9月10日段階のものです。準備状況等により、一部内容が変更されることがあります。変更に関しては学会ホームページおよびメールで周知します。

 

2.参加者(聴講者)のガイドライン

大会参加費は2000円(会員・非会員共通)です。現在、大会参加申込専用サイトを準備中です。10月5日(月曜日)までは銀行振込またはクレジットカードで参加費を納入いただけるようにする予定です。10月6日(火曜日)以降はクレジットカードのみとなります。詳細は後日ご連絡します。

・利用する端末に事前にZoomのアプリをインストールしておいてください。Zoomのアカウント作成は不要です。

【参考サイト】

Zoom公式サイト

ヘルプセンター

ミーティングテストに参加

・「リアルタイム方式」(Zoom)による部会(一般研究報告Ⅰ・Ⅱ/自著を語るⅠ・Ⅱ)、総会、招待講演、シンポジウムは、開始時刻の10分前から参加者の入室を開始します。

・Zoomによる部会に参加される場合、マイクは必ず「ミュート」にしてください。また、名前はフルネーム(所属先)で表記ください。

「名前の変更」をする方法

①画面下のメニューバーの「参加者」をクリック

②自分の名前上にカーソルを動かして「詳細」をクリック

③「名前の変更」を選択

④「フルネーム(所属大学)」などの表記に変更

・「リアルタイム方式」(Zoom)の部会の質疑応答は、手を挙げる機能、チャット、音声でおこないます。具体的方法については司会者の指示に従ってください。

・「オンデマンド方式」の一般研究報告Ⅲの資料は、大会開始から終了時まで閲覧できますが、掲示板にコメントを書き込まれる場合は、以下の日時にお願いします。大会1日目(10月10日)は13時から20時。大会2日目(10月11日)は9時から12時。時間等の制約のため、すべてのコメントに発表者からリプライがなされるわけではありませんので、ご了承ください。また、人権侵害等の問題のあるコメントは研究活動委員会の判断で削除される場合がありますので、ご注意ください。

 

3.「リアルタイム方式」(Zoom)による発表者のガイドライン

・大会当日は、できるかぎり静かでネットワークが安定している環境でご参加ください。当日使用しないアプリは終了しておくことを推奨します。

・Zoomによる一般研究報告(Ⅰ・Ⅱ)および「自著を語る~MY FIRST BOOK~」(Ⅰ・Ⅱ)では、司会者、Zoom操作担当、モニター担当の3名を置きます。司会者は部会の進行を担当します。Zoomの操作は主に操作担当がおこないます。モニター担当は、部会を見守り、トラブルがあったときに対応します。

・発表者はZoomの「画面共有」機能を使って資料を提示し、報告をおこないます。報告時間は25分・質疑応答は5分です。

・発表者が当日配布したい資料がある場合は、所定の期日までに資料を研究活動委員会に送付してください。期日以降に作成された資料をオンラインストレージに各自でアップロードすることも可能です。資料に関するスケジュールおよびマニュアルは後日お伝えします。

・部会開始時刻の30分前(1日目午後は13時、2日目午前は9時)から、司会者・報告者・Zoom操作担当は事前打ち合わせをおこないます。打ち合わせは部会開始の10分前までに終了します。

・大会当日は、万一の場合に連絡が取れるように、携帯電話をお手元にご用意いただくよう、お願いいたします。緊急時の連絡方法は後日お知らせします。

 

4.「オンデマンド方式」による発表者のガイドライン

・発表者は所定の期日までに資料を研究活動委員会に提出してください。資料は大会特設ページに掲載されます。また期日以降に作成された資料(追加・修正)を各自がオンラインストレージにアップロードすることも可能です。資料に関するスケジュールおよびマニュアルは後日お知らせします。

・資料は大会開始日から終了日まで公開される予定です。

・資料は大会の2日間いつでもご覧いただけます。ただし掲示板にコメントを書き込まれる場合は、以下の日時にお願いします。大会1日目(10月10日)は13時から20時。大会2日目(10月11日)は9時から12時。なお、時間的な制約もありますので、コメントに対する発表者からのリプライは任意としています。

・オンデマンド方式の部会にはファシリテーターが配置されます。ファシリテーターは質疑応答が有意義なものになるように関与したり、人権侵害等の問題のあるコメントを見つけた場合に本部に報告する役割を担います。

 

5.オンライン発表における著作権について

・オンラインの発表における報告資料の著作権の扱いには十分ご注意ください。以下のサイトなどに情報がありますので、ご参照ください。

「オンライン授業・オンライン学会における著作物の利用について」(澁川幸加)

「日本文化人類学会 オンライン学会発表におけるコンテンツガイドライン」

 

6.報告要旨集について

・報告要旨集は、大会特設ページおよびホームページからpdfデータをダウンロードしてご覧ください。

・今年度は、紙媒体の要旨集の配布はおこないませんが、冊子を希望される方は9月30日までに研究活動委員会にご連絡いただければ、有料(1冊1000円:送料込)にて作成・郵送します。

・報告要旨集(有料冊子)の郵送を希望される方は、送付先・氏名を明記のうえ、下記研究活動委員会までメールにてお申し込みください。

メールアドレス: 2020kansya〈アットマーク〉gmail.com

(メールを送る場合は、アットマークを@にしてください)

 

7.緊急時の連絡について

・大会の直前に病気や事故等やむを得ない事情で、発表をキャンセルする場合は、以下の大会事務局および研究活動委員会宛のアドレス両方にメールするか、あるいは、発表者・司会者向けに別途お知らせする緊急連絡用電話番号に連絡してください。

大会事務局メールアドレス: ksa71.ru(アットマーク)gmail.com

(メールを送る場合は、アットマークを@にしてください)

研究活動委員会メールアドレス: 2020kansya〈アットマーク〉gmail.com

(メールを送る場合は、アットマークを@にしてください)

 

謝辞

「オンライン大会開催のガイドライン」の作成にさいして、すでに開催された学会大会のウェブサイトや資料などを参考にさせていただきました。記して感謝いたします。

 

「学会全国大会のオンラインでの試行開催の運用メモ」(日本教育工学会2020年度春季大会実行委員会(信州大学))

「オンライン学会向けZoomマニュアルの公開」(澁川幸加)

「日本文化人類学会第54回研究大会オンライン開催ポータル」

「日本社会学理論学会第15回大会参加者マニュアル(8月31日版)」

2020年度第71回大会シンポジウムについて

シンポジウム 「2010年代の政治と権力――何が破壊され,何が生まれたのか?」

趣旨

現代の「政治」はどこに向かおうとしているのか。この社会の「権力」はいかなる変容を経験しつつあるのか。そして,私たちの「民主主義」はどうなるのだろうか。今期研究活動委員会は初年度となる2020年大会で,こうしたアクチュアルな問いに接近するシンポジウム「2010年代の政治と権力――何が破壊され,何が生まれたのか?」を開催します。

2009年の民主党政権誕生以降のこの10年を振り返ると,2011年の東日本大震災,2012年の第2次安倍内閣発足を経て,日本社会の政治と権力のあり方に大きな変質が見られることは間違いありません。それは,トランプ現象やブレクジットのような世界的な情勢,東アジアにおける多国間関係などと相互に関連していますし,私たちが生活する身近な組織や人間関係における「権力」の形態にも深い影響を与えているように思います。2010年代に何がどう破壊され,何が新しく生まれたのか。あるいは,壊されるべきものが死守され,生まれようとしているものが押し殺されているのではないか。

このシンポジウムでは,現代の政治と権力をめぐって多様な観点からの報告をいただき,フロアを交えて自由に議論していきたいと思います。報告者は,『忖度と官僚制の政治学』(青土社,2018年)を上梓された野口雅弘さん(成蹊大学),『歴史修正主義とサブカルチャー――90年代保守言説のメディア文化』(青弓社,2018年)の著者である倉橋耕平さん(立命館大学),「「都心回帰」と都市政治――大阪市政の「維新」ブームをめぐって」(鯵坂学他編『さまよえる大都市・大阪』(東信堂,2019年)所収)を執筆された丸山真央さん(滋賀県立大学),安保関連法案に反対するママの会発起人でデューイの「生き方としての民主主義」を研究されている西郷南海子さん(京都大学大学院),の4名です。

司会は,研究活動委員の奥村隆(関西学院大学),鯵坂学(同志社大学)が担当します。多くのご参加をいただいて,社会学がこの問いにどう向き合うことができるのかを議論できればと考えています。

 報告者および報告タイトル

  • 野口雅弘(成蹊大学)
    「鉄の檻」から「脆弱な殻」へ
    ―リベラルが官僚制を擁護するという状況とそこにおける権力について―
  • 倉橋耕平(立命館大学)
    2010年代の政治をめぐる言説空間
    ―イデオロギーの変容と政治コミュニケーション―
  • 丸山真央(滋賀県立大学)
    大都市の草の根保守は変わったのか
    ―「維新」の都市政治社会学―
  • 西郷南海子(京都大学大学院)
    2010年代の市民運動を振り返って
    ―「実感」から出発する政治参加とデモクラシー―

司会

  • 奥村隆(関西学院大学)
  • 鯵坂学(同志社大学)

(研究活動理事 奥村隆)

 

2020年度第71回大会招待講演&トークセッションについて「コロナ時代の日本を考える」

テーマ「コロナ時代の日本を考える」

趣旨

デュルケームが社会学を新たな学問分野として確立しようとしたとき,隣接分野との対話はきわめて重要な意義を持っていました。みずからが編集長となって,学派のメンバーと刊行した「社会学年報」には夥しい数の書評が掲載されていますが,ここに取り上げられているのは,宗教学,人類学,歴史学,心理学など,社会学以外の著作が圧倒的に多いことは注目に値します。デュルケーム学派は,隣接する学問の最新の成果を取り入れつつ,これらを批判的に読解し,社会学とそれ以外の学問の差異を際立たせることで,社会学のディシプリンの固有性を示そうとしたのでしょう。

翻って,現代の社会学は,他の学知と対話するよりも,社会学の内側で専門的な議論を続けることに熱心であるようにみえます。けれども,社会学とは何か,社会学だからできることは何なのかが改めて問われるいま,隣接分野との対話を再び活性化させる必要があるのではないでしょうか。こうした問題関心から,2020年度大会では「招待講演&トークセッション」を開催することにしました。

今回は,思想家の内田樹さんをゲストに招き,伊藤公雄さん(京都産業大学,常任理事)とのトークセッションを展開します。司会は伊地知紀子さん(大阪市立大学,研活理事)です。

内田樹さんは,100冊を超える著書(共著含む)を発表し,レヴィナスを中心とした現代思想研究,身体論,武道論,日本文化論,メディア論,教育論,天皇論など多岐にわたる主題を独自の視点で考察しています。

講演では,内田さんの眼からコロナ時代の日本社会はどうみえるのかをお聞きしたいと思います。今期の研究活動委員会のコンセプトは〈社会学のルーツと境界を探り,アクチュアリティを問う〉。このテーマをめぐっても議論が展開することと思います。

日時

  • 10月10日(土曜日)17時15分~19時15分
    *今回の講演はZoomウェビナーで開催される予定です。

講演者

  • 内田樹(神戸女学院大学名誉教授,京都精華大学客員教授,凱風館館長)

対話者

  • 伊藤公雄(京都産業大学)

司会

  • 伊地知紀子(大阪市立大学)

(研究活動委員長 岡崎宏樹)

 

2020年度第71回大会一般研究報告の申込について

*第71回大会は,龍谷大学が開催校となりますが、こちらに記載のとおり、オンラインで実施することになりました。

一般研究報告A(部会口頭報告)、一般研究報告B(ポスター報告) ともに、申込締め切りはいずれも、 3月10日(火)です(必着)。ふるってご参加ください。ただし、部会口頭報告とポスター報告を同時に申し込むことはできません。なお、報告申し込みは電子メールにかぎります。

① 報告要領

一般研究報告A(部会口頭報告)

  • 報告:25分 質疑応答:5分

一般研究報告B(ポスター報告)

  • ポスターは指定の時間のあいだ掲示し,終了後,各自持ち帰ってください。
  • 最大でA0サイズ 841mm×1139mmのスペースが利用可能です。報告ごとにポスター位置が指定されます。
  • ポスターの貼りつけ(テープ使用等)については開催校の指示に従ってください。
  • 開始5分前に集合してください。

② 報告申込

次の「③申込の詳細」より、申込用紙・報告要旨テンプレートをダウンロードし、電子メールにてお申し込みください。申し込みに対しては,受付のお知らせを返信メールにてお送りしますので,ご確認ください。

(1) 提出書類

a.一般研究報告A(部会口頭報告)もしくは一般研究報告B(ポスター報告)申込用紙

b.報告要旨

(2) 申込締め切り 2020年3月10日(火)必着

(3) 申込宛先

  • E-mail:2020kansya[アットマーク]gmail.com

(4) その他

  • 報告時に介助者を必要とされる場合には,申込の際にあわせてお知らせください。

③ 申込の詳細

(1) 申込用紙について

下記から,「一般研究報告A(部会口頭報告)申込用紙」もしくは「一般研究報告B(ポスター報告)申込用紙」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてご使用ください。

ファイル名はダウンロードしたものそのままではなく,必ず「71回 一般研究報告A申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」もしくは「71回 一般研究報告B申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。サブタイトル・共同報告者・情報機器など,申し込み後の変更はできませんのでご注意ください。

第71回大会申込用紙
一般研究報告A(部会口頭報一般研究報告B(ポスター報告)

なお,一般研究報告A(部会口頭報告)に関しては,申し込みの際,希望する部会を下記の分野リストから選んで3つまでご記入願います(これらの分野名はあくまで部会編成の作業を効率化するための目安であり,最終的な部会名は報告内容に合わせて適宜工夫させていただきます)。

【一般研究報告A(部会口頭報告)分野リスト】
1 理論・学説2 社会調査法・社会学研究法
3 階級・階層・社会移動4 家族・人口
5 農山漁村・地域社会6 都市
7 政治8 組織・社会運動・集合行動
9 経済・経営・産業・労働10 教育
11 文化・知識・科学12 宗教
13 社会心理・社会意識14 コミュニケーション・情報
15 社会病理・社会問題16 社会福祉・医療
17 エスニシティ18 ジェンダー
19 社会史・歴史社会学20 比較社会学・地域研究・国際関係
21 環境22 その他

 

(2) 報告要旨について

下記から,用紙サイズ・書式を設定済みの「一般研究報告・要旨テンプレート」のファイル[MS WORD形式]をダウンロードしてください。ファイル名は,ダウンロードしたものそのままではなく,必ず「71回 一般研究報告A・タイトル(の要約) ○○○○(○の部分に氏名を記入)」もしくは「71回 一般研究報告B・タイトル(の要約) ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。タイトルそのままではファイル名として長くなりすぎる場合,適宜内容がわかる程度に短くしてください。

第71回大会報告要旨
一般研究報告・要旨テンプレート

上のテンプレートファイルを利用されない場合は、下記の様式にもとづいて作成して下さい。

  •  B5版横書き1枚,上下左右の余白は各2cm程度
  •  本文字数1200字以内
  •  原稿の冒頭3cm程度を用い,テンプレートのように報告タイトル,所属(大学または機関名のみ),氏名を記入
  • フォントは可能なかぎり次の指示に従うこと
    • 報告タイトル・サブタイトル:14ポイントのゴシック体
    • 所属・名前: 10.5ポイントのゴシック体
    • 本文: 10.5ポイントの明朝体

④ 電子メール送信要領

1通の電子メールに「申込用紙」と「報告要旨」の2点のファイルを添付し,上記報告申込専用アドレスに送信してお申し込み下さい。申込用紙・報告要旨のいずれか1点のみのお申し込みは無効になりますのでご注意ください。

申込の際の電子メールの標題は,必ず,「71回 一般研究報告A(部会口頭報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」もしくは「71回 一般研究報告B(ポスター報告)申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。迷惑メールと区別するために,必ずこのタイトルでお願いいたします。

お申し込みいただいた後,申込受付の返信メールをお送りしますので,ご確認ください。また,後日一般研究報告プログラムの速報版を電子メールにてお送りいたします。

*部会は3月10日(火)締めきりの申込をもとに構成します。延期による新規募集はおこないません。

(研究活動理事・研究活動事務局担当 都村聞人)

 

2020年度第71回大会新企画「自著を語る――MY FIRST BOOK」について

*第71回大会は,龍谷大学が開催校となりますが、こちらに記載のとおり、オンラインで実施することになりました。

① 趣旨

関西社会学会は,若手研究者の活動を支援する取り組みに力を入れています。その一つが「若手企画」ですが,残念ながら,2020年度(2019年3月締切)には応募がありませんでした。そこで,今年度の大会は,新たなかたちで若手企画を開催することにしました。それが新企画「自著を語る――MY FIRST BOOK」です。

この企画のねらいは,研究者の最初の著書に光を当て,そのさらなる可能性を引き出すことにあります。著者には,本の内容紹介だけでなく,執筆プロセスや今後の展望などを語っていただきます。その内容は機関誌『フォーラム現代社会学』でも紹介する予定です。

自著の魅力を多くの方に知ってもらう貴重な機会になるかと思いますので,ふるって応募ください。

なお,こちらの応募は一般報告・ポスターセッションと重複してもかまいません。ただし応募多数のときなど,理事会・研究活動委員会にて調整・選定をさせていただく場合があります。どうかご了承ください。

  • 対象書籍:2018年1月1日~2019年12月31日に刊行された学会員の最初の著書(単著に限る)
  • 報告時間:1人25分(予定)
  • 報告内容:内容紹介(自著の魅力・今後の課題など)と執筆プロセス(執筆の動機・苦労・工夫など)
  • 日時は以下のとおりになりました。詳しくはプログラムをご参照ください。
  • 「自著を語る~MY FIRST BOOK」(Ⅰ) 2020年10月10日(土曜日)13時30分~16時
  • 「自著を語る~MY FIRST BOOK」(Ⅱ) 2020年10月11日(日曜日)9時30分~12時

 

②申し込み

下記からダウンロードした申込用紙を使用した電子メールによる申込みをお願いします。

(1) 提出書類

  • 「自著を語る」申込用紙

(2) 申し込み締め切り 2020年3月10日(火)必着

*「自著を語る」の部会は3月10日(火)締めきりの申込をもとに構成します。延期による新規募集はおこないません。

(3) 申し込み宛先

  • 2020kansya[アットマーク]gmail.com
第71回大会申込用紙
「自著を語る――MY FIRST BOOK」

③電子メール送信要領

電子メールに申込用紙のファイルを添付し,上記の申込専用アドレスに送信してください。

申込の際の電子メールの標題は,必ず,「71回 自著を語る申込 ○○○○(○の部分に氏名を記入)」としてください。迷惑メールと区別するために,必ずこのタイトルでお願いいたします。

申込受付のお知らせを返信メールでお送りしますが,登壇の可否については4月5日開催の理事会にて決定します。ご通知は4月中旬を予定しています。

新しい企画ですので,事前に相談・打ち合わせしつつ進めていきます。どうかご協力をお願いいたします。

(研究活動委員長 岡崎宏樹)

 

第16回4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム == 遠隔・対面ハイブリッド講義に向けての取り組み ==

下記案内が届きましたので、転記してお知らせいたします。


第16回 4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム
== 遠隔・対面ハイブリッド講義に向けての取り組み ==

開催日時 令和2年9月11日(金)10:30~

主催 国立情報学研究所 大学の情報環境のあり方検討会

趣旨
3月26日から継続的に日本の高等教育を止めないことを目的とし、本シンポジウムを開催して参りました。遠隔講義の多様な取組みに無我夢中で取り組むことにより、結果として世界的なレベルで見て、我が国は遅れることなくしっかりと教育を実施することが出来てきたのではないかと感じております。これはひとえに、現場でIT支援を行った方々や、それを支えた事務の方々、そして、なによりも、不慣れであったオンラインシステム等を使って新しい講義のスタイルを模索された先生方、更には、講義についていってくれた学生諸君など、多くの方々の努力によるものかと存じます。
各大学では春学期を終え、種々アンケートがとることにより、いくつもの発見を致しました。即ち、とりわけ新入生は友達作りが困難であることが大きな精神的課題になっていることが浮き彫りとなり、対面講義の部分的導入の一つの目的となっております。又、実験・演習など遠隔での取り組みが多々なされたものの、対面必須な科目が明らかになったとも言えます。
このような知見を踏まえ、今回は大きな大学が「ハイブリッド」どのように計画してゆくかについて、シンポジウムを開催したいと考えております。

下記URLよりお申込みをお願い致します。又質問はチャットでお受けし口頭で回答する予定です。
https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/#16

◆◇現在までのシンポジウムの講演資料や映像はウェブサイトにて公開しております◇◆
https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/

<プログラム>
10:30-10:32(2分)
「はじめに」
喜連川 優 国立情報学研究所長

10:32-10:35(3分)
「文部科学省ご挨拶」
TBA

10:35-10:49(14分)
「東京大学の遠隔・対面ハイブリッドの取り組み(仮)」
福田 裕穂 東京大学理事・副学長

10:49-11:03(14分)
「名古屋大学の遠隔・対面ハイブリッドの取り組み (仮)」
藤巻  朗 名古屋大学副総長(教育・留学生担当)

11:03-11:17(14分)
「東北大学の遠隔・対面ハイブリッドの取り組み(仮)」
青木 孝文 東北大学理事・副学長

11:17-11:31(14分)
「大阪大学の新型コロナウイルスに対応した教育の取り組みと今後の方針」
進藤 修一 大阪大学副学長・全学教育推進機構長

11:31-11:45(14分)
「With Corona期の大学教育―九州大学の事例―」
安浦 寛人 九州大学理事・副学長

11:45-11:59(14分)
「インターネットを活用した授業を運用するための支援体制
~後期授業におけるハイフレックス形態の運用を視野に~」
尾崎 拓郎 大阪教育大学情報基盤センター 講師

11:59-12:13(14分)
「ハイフレックス型授業実施のための技術的検討と支援に向けて」
中村 素典 京都大学情報環境機構 教授

12:13-12:27(14分)
「早稲田大学の遠隔・対面ハイブリッドの取り組み (仮)」
深澤 良彰 早稲田大学 図書館長/理工学術院教授

12:27-12:41(14分)
「大学の取り組み(仮)」
TBA

12:41-12:45(4分)
「おわりに」
喜連川 優 国立情報学研究所長

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<本件に関する問い合わせ先>
国立情報学研究所
『4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム』運営担当
dc-sympo(アットマーク)nii.ac.jp
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

地区防災計画学会シンポジウム(第35回研究会)「ウィズコロナ時代のコミュニティ防災」のお知らせ

下記案内が届きましたので、転記してお知らせいたします。


関係各位

平素より大変お世話になっております。
当学会の活動に御理解と御協力をいただきまして、まことにありがとうございます。
標記オンラインシンポジウムの御案内をさせていただきます。
適宜転送・転記いただけます幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

地区防災計画学会シンポジウム(第35回研究会)「ウィズコロナ時代のコミュニティ防災」のお知らせ

2020年に入ってから、新型コロナ感染症、九州豪雨等の従来とは異なったタイプの災害が発生しています。これまでの経験や常識とは異なる災害が続く中で、コミュニティは、どのように災害に立ち向かうべきでしょうか。想定外が続く中での地区防災計画づくりの在り方について、検討を行います。

日時  2020年10月10日(土) 13:00~15:30(予定)
場所  オンライン開催(YouTubeによるライブ配信等)
主催  地区防災計画学会
共催  情報通信学会災害情報法研究会、(一財)関西情報センター
後援  Yahoo!基金、(公財)江頭ホスピタリティ事業振興財団
対象  地域防災力の強化や地区防災計画づくりに興味のある方
※参加費無料
※地区防災計画学会HPで申し込まれた方に視聴方法を御連絡させていただきます。
https://gakkai.chiku-bousai.jp/

シンポジスト
室﨑益輝   兵庫県立大学減災復興政策研究科長・地区防災計画学会会長
矢守克也   京都大学防災研究所教授・地区防災計画学会副会長
加藤孝明   東京大学生産技術研究所教授 / 社会科学研究所特任教授
鍵屋 一   跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授
磯打千雅子 香川大学IECMS地域強靭化研究センター准教授
金 思穎   専修大学人間科学部研究員・福岡大学非常勤講師
モデレーター
西澤雅道   前福岡大学法学部准教授(内閣官房企画調整官)

総合司会
坊農豊彦   大阪市立大学CERD特別研究員(関西情報センター主任研究員)

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■地区防災計画学会事務局
〒540-6305 大阪市中央区城見1-3-7
松下IMPビル5F
一般財団法人関西情報センター 気付
e-mail info(アットマーク)gakkai.chiku-bousai.jp
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鳴門教育大学教員募集について

下記公募情報が届きましたので、転記してお知らせいたします。

元の情報はこちらに掲載されておりますので、ご参照ください。


鳴教大総第127号

                              令和2年9月7日

 

関係大学長殿

関係機関の長

国立大学法人鳴門教育大学長
山下一夫

教員の公募について(依頼)

拝啓 時下ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。

さて,このたび本学では,下記の要領により教員を公募することになりました。

つきましては,貴学(機関)関係者に御周知いただきますようよろしくお願いします。

敬具

 

1 専攻名(コース名)  高度学校教育実践専攻 教科実践高度化系

言語・社会系教科実践高度化コース 社会科教育実践分野

2 職名及び人員    准教授又は講師 1名

3 専 門 分 野  社会学

4 資               格

① 社会学のいずれかの分野における研究業績があり博士の学位を有する者(またはこれに相当する研究業績を有する者)。本学大学院専門職学位課程の教育研究指導が行えるだけでなく、将来、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)の教員として博士課程における研究指導が行えることが望ましい
② 小学校・中学校・高等学校のいずれかの教員免許状を有することが望ましい
③ 小学校,中学校,高等学校のいずれかでの指導経験(常勤の教員経験)を有していることが望ましい
※学校現場における1年以上の指導経験のない応募者については,採用後に,本学附属学校で研修を行っていただく場合があります
④ 学校現場に行き、学校教員と連携して教育研究ができる者
⑤ 大学運営・社会貢献等の業務に積極的に取り組むことができる者
⑥ 教育はじめ学内業務が日本語で行える者

5 担当予定授業科目

学 部 社会学概論、社会学特論,社会学演習,初等中等教育実践基礎演習*,教職実践演習(幼・小・中・高)*,阿波学*,市民社会と公共性*,卒業研究
※学部の*科目は複数教員で担当します

大学院 社会認識教育(公民)の内容構成演習AまたはB,社会認識教育(公民)の教材開発演習AまたはB,社会認識教育(公民)の学習指導と授業デザインAまたはB,ことば・文化・社会を視点とした教科横断型単元の構成とカリキュラム,ことば・文化・社会を視点とした教科横断型単元の学習指導と授業デザイン,学校支援のための教科教育実践演習Ⅰ・Ⅱ,教職基礎力開発演習Ⅰ・Ⅱ,教育実践研究(公民)Ⅰ・Ⅱ,教科教育課題設定フィールドワーク,教科教育課題フィールドワークⅠ・Ⅱ,教科教育実践フィールドワーク
※大学院科目は社会科教育学担当教員などと複数教員で担当します

6 採用予定日   令和3年4月1日

7 任              期  3年(特定年俸制適用)

テニュア審査を経て再任された場合は無期雇用

8 公募締切日    令和2年10月16日(金)午後5時(必着)

9 提 出 書 類

(1)履歴書(本学指定の様式による。写真添付のこと)
(2)業績目録(本学指定の様式による)
(3)主な著書・論文5点(現物、抜刷またはコピーでも可)
(4)(3)の業績の要旨(それぞれ200字程度)
(5)本学着任後の抱負(1600字程度)
(6)(1)・(2)・(4)・(5)の電子ファイル(MS-Wordまたは一太郎形式による。ファイルはCD-ROMに保存してください)。ただし履歴書の写真データは不要です
*本学指定の様式(「履歴書」・「業績目録」)は本学ウェブサイトからダウンロードできます http://www.naruto-u.ac.jp/staff.html

10 書類提出先

〒772-8502 鳴門市鳴門町高島字中島748
国立大学法人 鳴門教育大学長 山下一夫 宛
(郵送する場合は書留とし,封筒の表に「社会学担当教員応募書類在中」と朱書すること)

11  問い合わせ先

〒772-8502 徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
国立大学法人鳴門教育大学
高度学校教育実践専攻 教科実践高度化系
言語・社会系教科実践高度化コース 社会科教育実践分野  立岡裕士
Tel 088-687-6364(研究室) E-mail tatuoka(アットマーク)naruto-u.ac.jp

※給与などについての問い合わせ先

鳴門教育大学総務部総務課人事計画係

Tel 088-687-6036(直通) E-mail jinji(アットマーク)naruto-u.ac.jp

12 そ の 他

① 選考結果は12月中旬に各応募者にお知らせする予定です
② 面接(模擬授業を含む)のために来学いただく場合があります。ただし旅費は支給しません
③ 応募書類は原則として返却しません。返却を希望される場合はその旨を記してください
④ 本公募手続きにより取得した個人情報は,「独立行政法人等の所有する個人情報の保護に関する法律」に基づき管理します
⑤ 本学においては,国籍・性別にとらわれないという理念に基づき,公平な人事を行っています。また,教員選考に際して複数の候補者の業績が同等であった場合には女性を積極的に採用しています
⑥ 本学は、地方公務員から引き続き大学教員に採用される場合でも退職手当の通算はできない扱いになっています

以上

笹川科学研究助成募集のお知らせ

下記案内が届きましたので、転記してお知らせいたします。


2020.9.1 Vol No.131

(公財)日本科学協会です。お世話になっております。

本年度も、笹川科学研究助成の募集を行うこととなりました。
ご多用のところ大変恐縮ですが、ご応募やご周知等に、
ご協力いただければ幸いに存じます。

◆ご応募について
■主な募集条件
【学術研究部門】
・大学院生(修士課程・博士課程)
・35歳以下の任期付き雇用の若手研究者
・ただし、「海に関係する研究」は重点テーマとして支援し、雇用形態は問わない。
・助成額は、1件100万円を限度とする

【実践研究部門】
・学校・NPO職員等に所属している方
・博物館、図書館等の生涯学習施設に所属している学芸員・司書等
・年齢、雇用形態は問わない。
・助成額は、1件50万円を限度とする

■申請期間
・申請期間:2020年 9月15日 から 2020年10月15日 23:59 まで

■申請方法
Webからの申請となります。詳細は本会Webサイトをご確認下さい。
https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/

◇ご周知について
□ポスターについて
下記の募集告知のためのポスターを印刷し、ご周知頂けますと幸いです。
https://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/data/poster.pdf

□リンクについて
本会Webサイトにリンクをしていただける際には、お知らせ願います。

☆Twitterについて
本会の情報等を発信していますので、フォローして頂けると幸いです。
https://twitter.com/jss_info

笹川科学研究助成についてのメールが不要という方は、
下記、お問い合わせ先までご連絡ください。

<問い合わせ先>
公益財団法人日本科学協会 笹川科学研究助成係
TEL:03-6229-5365
URL:https://www.jss.or.jp
E-mail:josei(あっとまーく)jss.or.jp

【開催案内】日本学術会議 東北地区会議主催 公開学術講演会  「人生100年時代の雇用問題」

下記案内が届きましたので、転記してお知らせいたします。


【開催趣旨】
学校を卒業すると同時に正社員として就職し、定年まで同じ会社に勤めあげて、定年後は退職金と安定した年金でゆとりある生活を送るという日本型雇用慣行は弱体化しています。年金の支払開始時期も遅くなっています。
卒業と同時に就職できない人々、正社員になれない人々、キャリアの途中で転職する人々、定年後も再雇用で働く人々が増えています。
この雇用の不安定化のため、非正規雇用者の増大、中高年フリーターの増大、結婚できない人々の増大、老後貧乏の問題など、さまざまな社会問題が生じています。
本講演会では、このような社会の変化と社会問題の発生を背景として、現代日本の雇用問題の実態と解決策について議論を深めていきます。

【主催】 日本学術会議東北地区会議、東北大学
【日時】 2020年9月26日(土)13:00~16:20
【場所】 オンライン開催
【プログラム】 http://www.scj.go.jp/ja/event/2020/293-s-0926.html
【参加申込み】 参加フォームより事前登録の必要あり
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kenkyo/gakujyutsukaigi/R2form.html

○問い合わせ先
東北大学研究推進課
TEL:022-217-4840
E-mail: kenkyo*grp.tohoku.ac.jp(*を@に変更)