2014年度 第65回大会のご案内

次回第65回大会は、富山大学五福キャンパスで開催されます。

①大会会場

住 所:〒930-8555 富山市五福3190

大会実行委員会委員長:佐藤裕(富山大学人文学部教授)
大会事務局:  高山龍太郎(富山大学経済学部准教授)

大会校へのお問い合わせ: 高山龍太郎
電話:076-445-6438(高山研究室)
E-mail: takayama@eco.u-toyama.ac.jp
(メールを送る際は「@」を半角にしてください)

会場へのアクセス

富山地方鉄道市内電車「大学前」下車徒歩3分
富山地鉄バス「富山大学前」下車徒歩1分

②大会日程

<第1日目 5月24日(土)>

13:30~              受付開始

14:00~16:30     一般研究報告(自由報告)Ⅰ

16:45~17:30     総会

18:00~20:00     懇親会

<第2日目 5月25日(日)>

09:00~              受付開始

09:30~12:00     一般研究報告(自由報告)Ⅱ

13:00~16:30     シンポジウム

③費用

大会参加費:           2,000円

懇親会費:               5,000円(一般),3,000円(学生)

事務局からの5つのお知らせ

関西社会学会事務局より、以下5点、重要なお知らせがあります。会員の皆さまは、必ずご確認ください。

 

① 2013年度までの会費未納の会員への会費納入の督促

今年度も会費納入締め切りが近づいてまいりました。2013年度までの会費をまだお支払いいただいてない会員の方には,事務支局より別便で納入督促状をお送りします。ご入金のほどよろしくお願いいたします。

郵便局での会費納入が事務支局に通知されるまでに2-3日のタイム・ラグがありますので,2013年度までの会費を完納される場合は,できるだけ,今年度末までではなく,3月27日(木)までに振込をお願いいたします。

 

② 2014年度の会費納入方法について

今年度同様,来年度も大会受付で学会費の現金での納入ができません。代わりに,払込額を記入した振替用紙を同封して,4月に会費納入依頼状を事務支局よりお送りしますので,その振替用紙で郵便局にて納入くださいますようお願い申し上げます。

 

③ 一般研究報告を申し込む予定の現在非会員の学会入会について

現在,非会員で第65回大会の一般研究報告に申込をされる方は,入会していただく必要があります。「入会方法」から入会申込書をダウンロードし,必要事項をご記入の上,3月21日(金)までに(必着),事務支局にご郵送ください

 

④ 2013年度予算書の訂正とお詫び

2013年5月18日開催の総会で承認された2013年度予算書(第83号,p.9掲載)に誤りがありました。一般会計の支出欄で「中西印刷機関誌編集業務委託費」230,000円分が計上されていましたが,今年度の支出「小計」に加算されておらず,「次年度繰越金」にも反映されていませんでした。下記のとおり訂正するとともに,お詫び申し上げます。

支出 小計        《誤》 5,282,500 →    《正》 5,512,500

次年度繰越金  《誤》 4,135,867 →    《正》 3,905,867

 

⑤その他

2011年9月の事務支局の設置に伴い,入退会,会費,名簿情報変更の連絡,問合わせは事務支局の方にお願いいたします。なお,事務局および事務支局といたしましては,会員へのお知らせ,依頼,問い合わせなどの連絡は,できるかぎり電子メールで行いたいと考えていますので,ご理解のほどをよろしくお願いいたします。また,学会事務局・事務支局ならびに研究活動委員会への大会報告申し込み等への連絡も,できるかぎり電子メールをご利用いただきますようお願い申し上げます。

(会計・総務担当理事 小林久高)

公開シンポジウムのお知らせ

社会学系コンソーシアムでは、公開シンポジウム「高齢社会の若者論――労働・福祉・コミュニティを考える――」を、2014年1月26日に開催します。
そのポスターが完成しましたので、公開いたします。

「高齢社会の若者論――労働・福祉・コミュニティを考える――」(ポスターPDF形式)

日時:2014年1月26日(日)14:00-17:00
会場:日本学術会議講堂(乃木坂)

嗜好品文化研究会より、研究助成のお知らせいただきました。
締め切りは、2013年12月20日です。
以下、その一部を転載いたします。
なお詳細については、嗜好品文化研究会HPの研究奨励事業欄をご確認下さい。

  •  概要
    • 嗜好品文化研究会は、平成18年度(2006)から、次世代の嗜好品文
      化についての研究振興を目的に、嗜好品のありようや可能性に関心を
      寄せる若手研究者の研究を支援する活動(研究奨励事業)を行ってい
      ます。
  • 助成対象となる研究
    • さまざまの時代、地域での嗜好品のありようをテーマとした文化研
      究を助成の対象とします。
      ここで嗜好品とは、栄養摂取のためではなく、愉しむことを目的に
      摂取するもののことです。酒、たばこ、コーヒー、茶・紅茶などが
      その代表とされます。しかし、通常は嗜好品と思われていないもの
      でも、それに似た役割をはたしているものや行動については、嗜好
      品に準ずるものと考え、研究助成の対象とします。よって、薬学・
      医学・栄養学的見地のみの研究は助成対象としません。
      海外調査をともなう研究も可です。
      あくまで個人研究が対象です。(共同研究、ならびに、助手アルバ
      イトなどを動員した研究は助成の対象外)
  • 応募資格
    • 研究開始時に日本の大学の大学院に在籍する学生が対象です。
      (留学生を含む。休学中、または海外からの出願も可)
  • 研究期間
    • 平成26年4月1日から平成27年8月31日までの17カ月。
  • 研究費
    • 助成する研究費は1件あたり60万円。
  • 研究実施にともなう書類の提出と研究成果の発表
    • 研究期間の中間時(平成27年1月)に「中間報告書」を提出
      ・嗜好品文化フォーラム(平成27年5月開催予定)において口頭発表
      ・最終報告書提出(平成27年8月31日期限)
      ・研究費使用報告書(平成27年8月31日期限)
  • 申請書類送付先・連絡先
    • 〒604-0863
      京都市中京区夷川通室町東入巴町83番地 CDI内
      嗜好品文化研究会事務局「研究奨励事業公募」係
      TEL:075-253-0660 FAX:075-253-0661
      URL:http://www.cdij.org/shikohin/
      E-mail:shikohin@cdij.org

研究活動委員会だより(2013年度)

今期の研究活動委員会は,理事会からの委嘱理事2名を含む8名で活動しています。会員の選挙で選出された理事だけでは年齢や性別に偏りが生じるので,委嘱理事をお願いする際にはこの点に配慮しました。しかし,平均年齢が高いこと,かつ女性研究者が赤枝香奈子氏(大谷大学)のお一人であることは,大きなハンディだと考えています。

前期のこの委員会が立ち上がった時には,神原文子委員長(神戸学院大)が任期中の全体テーマを「社会学に何ができるか」と定めた旨の,格調高い決意をこの学会ニュースで披露されました。今期の委員会では,研活委員会の役割が学会内での研究と交流を活発にすることだという合意から出発しています。この観点から,広く会員の関心に応えるシンポジウムを開催すること,若手企画に十分な支援を行うことを課題と定めました。それによって,会員に積極的に学会に参加していただければと願っています。以下,富山大会での企画について簡単に触れますが,まだ途上の案だとお考えいただければ幸いです。

社会学研究者の多くは,この国の最近の社会的・政治的変動に無関心ではいないでしょう。次回の富山大会では,最近の日本に顕著な排他的なナショナリズムの高揚と政権交代が実現した政治状況に焦点を合わせたシンポジウムを,若手の会員に協力を仰いで企画しています。多くの方に富山大学に足を運んでいただけるような内容にしようと,佐藤哲彦理事(関西学院大)を中心に考えているところです。なお,富山大学でのシンポジウムはこの1件になる予定です。

若手企画は,雪村まゆみ氏(関西学院大)が「文化と労働」という刺激的なタイトルで企画してくださっています。文化を生産する芸術家の活動は,他面では労働という側面があります。日本が世界に発信するアニメが長時間・低賃金の労働によって支えられているのは,周知の通りです。また,かつては労働の場であった炭鉱や鉱山跡が文化的遺産となっています。文化的達成と労働の間にはなにか考察に足りる重要な関係が見いだせるのではないかとの着眼は新鮮です。早川洋行理事(滋賀大)が実務的な支援に携わってくださっています。

大会の分科会構成も研究活動委員会の任務です。来年の3月には,司会や会場の手配に本委員会,とくに事務局的役割をお引き受けいただいた佐藤理事と川端浩平理事(関西学院大)や会場校富山大が悲鳴を挙げるほどの発表申し込みが寄せられることを期待しています。

当然ながら,社会学研究は直接の共同研究でなくても,協働の営みです。研活委員会は,若手会員の研究交流活動を実質的にも支援したいと考えています。雪村氏に続く斬新な企画を,アイデアの段階でもかまいませんから本委員会あるいは個別の委員にお寄せください。

研活委員会の力になるのは,何よりも会員各位の研究の進展と交流への意欲です。大会の分科会やシンポジウムに関するご意見や要望をお待ちしています。

(研究活動委員長 栗岡幹英)

 

編集委員会だより(2013年度)

このたびの理事改選を受けて,『フォーラム現代社会学』編集委員会も新たに5名の委員構成となり,第13号の編集から担当いたします。委員は,蘭由岐子,池田太臣,友枝敏雄,好井裕明の各氏と細辻恵子(委員長)です。また,編集委員会の改編にともない,投稿論文の査読を担当していただく専門委員の先生がたへの委嘱もあらためて行います。委嘱状が届きました先生がたには,ご多忙の折り恐縮ですが,機関誌の質的向上の要としてお骨折りいただきますよう,よろしくお願いいたします。なお,今年は前編集委員会による検討を経て編集事務局が外部に委託され,2年目に入ったところです。編集事務の合理化を進めるため,専門委員各位あての委嘱状をはじめ,編集委員会・編集事務局から会員への諸連絡は,おおむね,郵便ではなくメールでさせていただきますので,どうぞご理解のほどお願い申し上げます。

さて,5月には,前編集委員会の手になる『フォーラム現代社会学』第12号が刊行されました。前年の皇學館大学で開催された第63回大会のシンポジウム「〈3.11以前〉の社会学――阪神淡路大震災から東日本大震災へ――」が特集されています。投稿論文もこれまでより多い7本が掲載され,たいへん充実した号となっています。次号第13号では,大谷大学で開催された第64回大会のシンポジウム特集を組む予定です。また,書評欄を設けることで,機関誌としての充実にさらに一歩前進したいと考えています。

投稿規定については,昨年4月に改訂されました。投稿の宛先は下記のようになっていますが,詳しくは機関誌をご覧ください。では,第13号へのみなさまの投稿をお待ちしております。投稿の締め切りは,9月30日(月)必着です。今年4月の投稿規定の改訂により,持参は認められないことになっていますので,できるだけ余裕を見て,投稿してくださることを願っています。

《投稿論文送付先》

関西社会学会 機関誌編集委員会事務局

〒602-8048

京都市上京区下立売通小川東入西大路町146

中西印刷株式会社内

E-mail: ksa-hen@nacos.com

(編集委員長 細辻恵子)

2014年度大会開催校について

来年度の第65 回大会は富山大学にお願いすることになり,今年度大会総会で佐藤裕先生より,お引き受けする旨のご挨拶をいただき,決定いたしました。なお,日程は2014年5月24日(土),25日(日)の予定です。

(会計・総務担当理事 小林久高)

関西社会学会第64回大会報告

関西社会学会第64回大会は,2013年5月18日(土),19日(日),大谷大学で開催されました。今回は,「グローバルな視点から日本社会のこれからを問う」というシンポジウムと「質的調査のアーカイブ化の問題点と可能性」というシンポジウムの2つを開催しました。

大会への参加者は,会員238名,臨時会員50名,合計288名となりました。一昨年の甲南女子大学が258人,昨年の皇學館大学が226人の参加者でしたので,これに比べると大会参加者数のかなりの増加といえます(が,長期的にみると,まだ大会参加者の減少傾向が続いています)。両日とも,天候にも恵まれ,また大会の運営にあたられた大谷大学の方々のご尽力もあり,活発な大会となりました。

(会計・総務担当理事 小林久高)