関西社会学会第75回大会に関する情報を、お伝えします。2024年度第75回大会は、大和大学にて対面で開催いたします。
また、昨年度同様、第75回大会でも、参加申込を大会ホームページからの事前受付のみとさせていただきます。報告についても、大会ホームページからの申込となります。
具体的には、以下リンク先の通りです。
Kansai Sociological Association
関西社会学会第75回大会に関する情報を、お伝えします。2024年度第75回大会は、大和大学にて対面で開催いたします。
また、昨年度同様、第75回大会でも、参加申込を大会ホームページからの事前受付のみとさせていただきます。報告についても、大会ホームページからの申込となります。
具体的には、以下リンク先の通りです。
社会学系コンソーシアム2023年度(第16回)シンポジウム開催のお知らせです。関心のある方は、ふるってご参加ください。
■社会学系コンソーシアム2023年度(第16回)シンポジウム「なぜ、社会的孤立は問題なのか?」
開催趣旨:
近年、社会的孤立の問題に強い関心が集まっている。この問題に関しては、これまでさまざまな議論がなされてきたが、本シンポジウムではそれらの成果もふまえた上で、社会学・社会福祉学の視角から「単に個人の孤立や困難が問題なのではなく、社会構造や組織・制度によって作られていく社会的孤立が問題である」という立場に立ちつつ、社会的孤立はなぜ問題なのかを改めて問い直す。
例えば、福祉制度の枠から外れてしまった「新たな社会的貧困層」の中では、DV・虐待などによって苦しんでいるシングルマザー、あるいは他の支援を受けられないヤングケアラー、既存の集団には属していない外国人などにおいて社会的孤立が生じている。また、つながりを作りさえすれば孤立が解消するわけでもなく、若者のSNS上で見られるような表面的な友人数の増加は、真の意味での友人や支援者の形成につながっていない可能性がある。さらに、今日の社会状況のもとでは、家族の絆によって孤立を防ぐことにも限界がある。
このような現代社会における社会的孤立の問題を、社会学・社会福祉学の視点から検討していくことは極めて重要である。社会学が以前より研究対象としてきた家族、職場、地域社会などの中間集団の弱化が、現代社会におけるつながり(絆)の弱化をもたらし、そのためにこのような状況が生じているとも考えられるためである。本シンポジウムでは、家族、地域、教育、福祉など、以前より個別社会学が対象としてきた領域のみならず、年齢やジェンダー・セクシュアリティ、階層など多様な視点から孤立を問題にする。このために社会関係の複雑な重なり合いやソーシャルキャピタル(社会関係資本)などを含めた多様な領域から登壇者を迎えて、この問題を検討していきたい。
日時:2024年3月9日(土)13:00~16:30
方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
(登録フォームにご記入いただいたアドレスに、後日、ZoomウェビナーのURLを送付します)
総合司会:有末賢(亜細亜大学、日本都市社会学会)
報告者:
1.石田光規(早稲田大学、日本社会学会)
2.斎藤雅茂(日本福祉大学、日本社会福祉学会)
3.阿部彩(東京都立大学、福祉社会学会)
討論者:
・稲葉陽二(元日本大学)
・野沢慎司(明治学院大学、日本家族社会学会)
◇参加申し込み
一般参加可能、参加費無料です。以下のURLにアクセスして必要事項を入力ください。先着1,000名まで参加可能です。こちらの登録フォームに記入いただいたメールアドレスに、後日、参加に必要なZoomウェビナーURLをご案内します。
https://forms.gle/sQ5MrXzwKNsmPTpj8
主催:社会学系コンソーシアム・日本学術会議社会学委員会
共催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム
(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」
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研究活動委員会よりお知らせです。
「第三回関社インカレ博論セミナー(略称:KIDS)」の報告者を募集します。
博士論文を構想、あるいは執筆している博士課程の大学院生が、自分の大学以外の希望する教員を前に報告して一緒に考えを深めることを目的にした「関社インカレ博論セミナー(KIDS)」を今年度も開催します。
このKIDSプログラムは、2021年度、コロナ禍の最中で特に苦労している若手研究者支援と大学間の研究交流を広げることを目指して開始されました。報告者が希望した他大学所属のコメンテーターがコメントして、その後フロアを交えてディスカッションするというスタイルは参加者にも好評で、これまでとは異なる視点や発想を得たという感想が寄せられています。
現在執筆の最終段階にある方に限定せず、博士論文を構想している段階でも構いません。下記の応募情報を確認のうえ、多くの院生の方の積極的な応募をお待ちしています。
KIDS 2023応募について
1. 開催時期:2024年3月30日(土曜)
時間帯は報告希望者の数により変わるので、確定次第、お知らせします。
2. 開催形態:対面(ただし報告とコメント、討論はZOOMによるリアルタイム配信)
3. 応募資格:博士論文を作成中の方。本学会非会員も可。ただし本企画への応募と同時に入会申し込みをすることが推奨される。
4.応募要領:2024年1月9日(火)17時必着。氏名、所属、学年(あるいは研究員などのステイタス)、連絡がつくメールアドレス、コメント希望者2名までの氏名と、現在の博論構想要旨(A4・1枚)、を記したワードファイルをメール添付でKIDS事務局メールアドレス(KSA.kids2023@gmail.com)まで提出すること。
*応募者多数でキャパシティを超えた場合は、研究活動委員会でセレクションを行いますので、ご了承ください。
*コメンテ―ターは報告者の所属大学以外に所属する本学会会員とします。コメントを希望する方が会員か非会員か不明のときはまず希望を記してください。採否決定後、研究活動委員会で調整を行います。
5.開催要領:報告者は開催1週間前までに報告資料を作成し、研究活動委員会に送付する。
当日は1報告者あたり45分~1時間の持ち時間とし、報告者の博士論文構想報告のあと、コメンテーター1名がコメントをし、その後参加者を交えたディスカッションを行う。
プログラムが確定しましたら、開催より1カ月以上前に、会員一斉メール・ホームページにて参加要領とともに告知いたします。
関西社会学会研究活動委員会
(KIDS担当 松田素二)
早稲田大学教育・総合科学学術院/教育学部社会科公共市民学専修では、2025年4月着任のメディア論・コミュニケーション論・社会学担当の教員を公募しています。応募締め切りは2024年2月10日です。詳しくは以下のJREC-IN ポータルの公募情報をご覧ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D123111923&ln_jor=0
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D123111923&ln_jor=0&ln=1
研究活動委員会より、2024年度第75回大会若手企画「状況の社会学」主催のシンポジウム開催のお知らせです。関心のある方は、ふるってご参加ください。
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12月23日(土)シンポジウム「アーヴィング・ゴフマンと状況の社会学」開催のお知らせ
シンポジウム「アーヴィング・ゴフマンと状況の社会学」を以下の通り開催いたします。ご参加のほど何卒よろしくお願いいたします。
開催趣旨
2022年にアーヴィング・ゴフマンは生誕100周年を迎え、ゴフマンの社会学に対する注目はさらに集めています。本シンポジウムでは、米国の社会学者、アン・ロールズが提唱する「状況の社会学」というキーワードを手がかりにしながら、ゴフマンの知的遺産の捉え直しを試み、多角的な観点から議論を行います。
日時
2023年12月23日(土)13時00分-16時30分
場所
大阪大学大学院人間科学研究科 東館207教室
申し込み(12月21日まで)
https://forms.gle/hydUnDwUQfoZkpzj9
プログラム
Ⅰ.企画趣旨説明(13時00分-13時10分)
若狹 優(神戸大学)
Ⅱ.研究報告(13時10分-15時10分)
司会 藤川 信夫(大阪大学)
1.感情管理と性格帰属――相互行為秩序から見た「感情」と「個人」の位置
木村 雅史(作新学院大学)
2.状況とは何かーーヒューズとゴフマンから考える「状況の社会学」の始め方
若狹 優(神戸大学)
3.人はスティグマを抱えて生きる術をいかに学ぶのか
奥村 晴奈(大阪大学)
Ⅲ.指定討論(15時10分-16時00分)
討論者 小島 奈名子(明治国際医療大学)
Ⅳ.全体討論(16時00分-16時30分)
主催
状況の社会学研究会、大阪大学大学院人間科学研究科臨床教育学講座人間変容論研究分野
共催
科研費課題(若手研究)「デジタルメディア研究への応用を志向したゴフマン理論の再構築:「共在」に注目して」(23K12618)、関西社会学会、大阪大学大学院人間科学研究科
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研究活動委員会より、2024年度第75回大会若手企画部会について、お知らせいたします。大会までに関連シンポジウムを複数回開催する予定です。何卒よろしくお願いいたします。
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2024年度(第75回)大会若手企画
テーマ
「状況の社会学」の可能性を探求する――ゴフマン社会学とエスノメソドロジーの結節点に注目して
概要
社会学において「相互行為」という研究領域は、ゲオルグ・ジンメルによって開拓され、アーヴィング・ゴフマンによって確立されたといえるだろう。ゴフマン以降、相互行為の研究は、エスノメソドロジーや会話分析などの領域で精緻な経験的研究として発展したが、両者のつながりに関しては、どちらも相互行為を探究の対象としている以外には、あまり目を向けられてこなかった。しかしながら、近年の研究では、ゴフマンとハロルド・ガーフィンケルやハーヴェイ・サックスといったエスノメソドロジーの大家たちとの知的交流の軌跡がアーカイブの分析から明らかにされ、ゴフマン社会学とエスノメソドロジーの関係性に注目が集まっている。同時代、同じ米国で生まれたゴフマン社会学とエスノメソドロジーは互いに影響を与え合いながら、相互行為という研究領域を形作っていった。こうした点を踏まえて、アン・ロールズはゴフマン社会学とエスノメソドロジーそれぞれ独立して捉えるのではなく、包括的に「状況の社会学(sociology of situations)」として捉え直し、位置づけ直さなければならないと言う(Anne Warfield Rawls, 2003, “Orders of Interaction and Intelligibility: Intersections between Goffman and Garfinkel by Way of Durkheim,” A. Javier Trevino ed., Goffman’s Legacy, Lanham: Rowman & Littlefield Publishers, 216-53.)。
本部会では、この「状況の社会学」をキーワードとして、ゴフマン社会学とエスノメソドロジーの関係性を改めて問い直し、相互行為を研究対象とする社会学の方法論的意義や課題について、理論・学説・経験研究への応用など、様々な視点から考察することを目的としている。相互行為の社会学的研究には、しばしばミクロな現象を取り扱うことに終始し、社会構造を考察することができていないという「誤解」がつきまとう。こうした困難を乗り越えて、相互行為から社会を考察するための視点として、「状況の社会学」はどれほど有益なものなのか。また、「状況の社会学」をするためには、どのような方法論的課題を克服せねばならないのか。これらの点について、ゴフマン社会学の研究者、エスノメソドロジーの研究者の両面から報告を行い、検討を行う。
企画者・報告者:若狹優(神戸大学)
報告者:木村雅史(作新学院大学)、粕谷圭佑(奈良教育大学)、成田まお(神戸大学大学院)
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2024年度第75回大会は、下記の会場と日程で開催予定です。
大会会場:大和大学社会学部(対面形式)
大会日程:2024年5月25日(土)・26日(日)
関係各位
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より公益財団法人たばこ総合研究センター(TASC)の事業に対しまして、
ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて当センターでは、たばこを始めとする嗜好品に関する人文・社会科学分野の研究を促進し、学術の振興に寄与することを目的として、研究助成を行っております。
この度「2024年度分助成研究」の募集を開始いたしました。
下記の通り募集をしておりますので、ご応募頂ければ幸甚に存じます。
皆様のご応募をお待ち申し上げております。
記
■件名:2024年度TASC助成研究
■募集期間:2023年10月2日(月)~2023年12月1日(金)
■募集要項、申請書の入手方法
当センターのホームページからダウンロードいただけます。
申請の詳細については、ホームページの「研究助成」のコーナーに掲載してありますのでご覧ください。
ご不明な点等ございましたら、TASC研究助成担当(info@tasc.or.jp)までお問い合わせください。
以上、よろしくお願い申し上げます。
長崎県立大学地域創造学部公共政策学科では、
(1) 専門分野:社会学(計量分析ができることが望ましい)
(2) 担当科目:社会学概論、社会調査法、社会調査演習、基礎演習、
(3) 職位:教授、准教授
(4) 応募締切:2023年11月10日(必着)
詳細は下記の大学WebページおよびJREC-
長崎県立大学公募情報
https://sun.ac.jp/files/libs/
Jrec-inのサイト
https://jrecin.jst.go.jp/seek/